和歌山市内の少年野球チームの卒部式にお招きをいただきました。卒部式とは小学校6年生が野球部を卒業する式典で、このチームでは長い伝統を持っている送り出すセレモニーとして定着しています。保護者と選手である子どもが一緒に小学校のグラウンドで野球を楽しめる最後の機会となりますから、嬉しさと寂しさが入り混じった式典になります。
保護者と選手の混合リレーや保護者チームと生徒チームの試合などが繰り広げられ、親子で冬の一日を楽しんだことと思います。
午前9時30分から始まった式典と競技に参加させてもらいました。式典に際して、僕からの挨拶は次の通りです。
おはようございます。小学校6年生の皆さんは今日で卒部していくことになり、新チームを結成する皆さんは6年生がいなくなった後のチームを守っていくことになります。大きな節目となるのが卒部式です。
そこでスポーツを楽しんでいる皆さんに、特別に野球がうまくなる秘密を教えます。みんなは今年、日本中がラグビーで盛り上がったことを覚えていると思います。大学のラグビーチームで帝京大学が六連覇を成し遂げています。このラグビーチームの監督が和歌山県出身で、この監督の話を伝えたいと思います。
ラグビーがうまくなる秘密ですが、野球も同じチームスポーツなので、うまくなるためには同じ秘密だと思って聞いて下さいね。
一つ目は大きな声で挨拶をすること。皆さんも今日は大きな声で挨拶をしていましたから出来ていると思いますが、忘れないでこれからも大きな声で挨拶をして下さいね。
二つ目はグラウンドの石やゴミを拾うなど、自分の周囲を掃除してきれいにすること。
このグラウンドを見たところ、とてもきれいに整備されています。きれいなグラウンドは練習がしやすい環境になりますし怪我もしません。練習の前にグラウンドの掃除をして下さいね。
三つ目は感謝の気持を持つことです。お父さんとお母さん、監督さんやコーチに対して、感謝の気持を持って下さいね。野球ができているのは多くの人が支えてくれているからですよ。小さな子どもさんは分からないと思いますが、6年生には感謝することの大切さが分かると思います。中学生になっても感謝の気持を忘れないでいて下さいね。大人になった時には、もっと大事なことになりますから覚えておいて下さいね。
さて保護者の皆さんにも一言申し上げます。卒部する子どもを持った皆さん、おめでとうございます。これまでのご苦労に心から「ありがとう」と述べさせていただきます。子どもの成長を見守り、支えていた結果、子どもさん達は随分成長したことと思います。スポーツを通じて、そして勉強を通じて子ども達はこれから更に成長していくことになります。
子どもの成長はとても早いので、子どもと一緒にいる時間を大切にして下さいね。これからの3年間、6年間子どもは成長していきますが、本当にあっと言う間に過ぎ去る時間です。子どもが小学校や中学校の時代はとても楽しい時期ですから、できるだけ一緒の時間を過ごしてあげて下さい。それが幸せな時を刻んでくれると思います。
それでは今日の卒部式を思い切り楽しんで下さい。監督さんから皆さん一人ひとり対して最後の言葉を贈ってくれると思いますから、いつまでも覚えておいて下さい。いつまでも宝物になると思います。卒部される皆さん、おめでとうございます。中学生になっても野球も勉強も頑張って下さい。そして新チームの皆さん、新しいチームを創っていくことになりますから、先輩を見習って楽しい野球部にして下さいね。本日の卒部式、おめでとうございます。
和歌山フラメンコ協会のクリスマスパーティに参加しました。毎年恒例のパーティで、今年も参加させてもらいました。一年が過ぎる速さを感じられるのが、このクリスマスイベントです。今回はフラメンコ音楽に乗って踊りながらの椅子取りゲームやスペイン関連グッズが当たる抽選会、スペイン語講座、英語講座、フラメンコの歴史を学ぶ時間など、盛りだくさんの内容でした。
和歌山市にフラメンコ文化を伝えてくれて、今もアンダルシアと交流をしてくれている森久美子先生は、和歌山市との文化交流の機会を持つことを提案してくれています。和歌山県とスペインのガリシア州では熊野古道とサンティアゴの道という世界で唯一の道同士の姉妹提携をしていますから、大きな枠で捉えると関係があります。
この関係に続いて和歌山市とアンダルシア市が文化交流することになれば、経済交流や人的交流に発展することも考えられます。世界の都市と交流をすることは、都市として成長するために必要なことであり提案していきたいと考えています。和歌山県はインドのマハラシュトラ州との経済交流やフロリダ州とのオレンジパートナー協定を締結するなど、姉妹都市の枠を超えた交流を行っているので、このことが分かります。スペインとの交流機会についても調査してみます。
クリスマスパーティの最後は、参加者全員でセビジャーナスを踊り楽しみました。セビジャーナスのステップは明るい明日を感じさせてくれます。新しい年も健康で発展していくことを話し合い、クリスマスパーティを終えました。楽しい時を与えてくれた皆さんに感謝しています。
森佳彦さんを偲ぶ会に参加しました。平成27年11月3日に62歳の若さで突然お亡くなりになった森佳彦さん。早いもので命日から40日が経過しました。親しい方々が集まり、森さんとの想い出話などを交わしました。
森さんは片桐章浩を支援する会を立ち上げてくれ、これまで40回の議会報告会と竈山神社の清掃活動、ペットボトルのキャップ収集活動などを企画してくれました。真面目で明るい森さんの人柄がこの活動を継続させる力になっていました。森さんがいなくなりましたが、この会を続けることを望んでいると思いますし、会の活動をなくすことは森さんの意思に反することだと思いますので、皆さんと一緒に続けていきたいと思っています。
森さんの奥さんの「この会は楽しいものにしたい」という希望により、楽しい話題、嬉しい話題によってみんなで盛り上がる時間にしました。魂のレベルを高めることで、いつか会える時がやってきますから、しばらくのお別れとなります。
僕からの挨拶の主旨は以下の通りです。
皆さん、こんばんは。早いもので森佳彦さんが旅立たれてから今日で40日が過ぎました。
こうして親しい皆さんが集まって森さんのことを想う会が開催されたことを嬉しく思います。森さんとの出会いはもう10年近く前になりますが、片桐章浩を支援する会を発足させてくれて、そして39回の議会報告会を開催してくれました。先の11月には40回目の議会報告会を実施しましたが、森さんが40回目の記念企画を考えてくれていただけに主役がいなかったことを残念に思っています。しかし40回目の議会報告会を開催することを望んでくれていると思いますし、続けて実施することを期待してくれていると思いますので、今月は41回目の議会報告会を開催する予定ですし、42回目も、50回目も続けていきたいと思っています。そのことを応援してくれていると思うからです。
そして議会報告会の33回目からだったと思いますが、森さんが最近の時事問題を分析し報告してくれていました。森さんの報告が第一部、僕の報告が第二部という構成で、最近の議会報告会を続けてきました。森さんはこの中で米中の関係や憲法改正問題などにも触れて解説してくれましたから私達にとっても勉強になりました。
そして竈山神社の清掃は、地元として神武天皇の兄が祭られている地をきれいにしようとする思いで実施しているものですが、この活動も既に6回は実施していると思います。
ペットボトルのキャップを集める活動も大変な労力を伴うものですが、笑顔で作業をしてくれていたこと覚えています。キャップに汚れがあったり、景品応募シールなどが張り付いた状態では受け取ってくれないので、キャップを一つずつ洗うのです。こんな地道な作業も笑顔で取り組んでくれたのが森さんです。
このように森さんは、真面目、熱心、真面目という性格の人で、ともすれば、議会報告会は退屈なものになりますが、森さんが企画としてくれたことから楽しくて待ち遠しい議会報告会になったと参加してくれている方は感じてくれていると思います。
楽しくて為になる議会報告会はこれからも続けていきたいと思っていますから、皆さんも参加していただき、一緒にこの会を盛り上げて欲しいと思います。ここに来ると森さんが応援してくれているように感じます。森さんはこれからも私達の会の議会報告会は一緒に聞いてくれていると思いますから、継続させることを皆さんにお話をして代表しての挨拶とさせていただきます。森さんとのお別れの会にお招きをいただき、ありがとうございます。