一般質問の登壇日時が決まりました。平成27年12月9日、水曜日の午前10時から登壇する予定です。そのため本日は一般質問の質疑に関する打ち合わせを行っています。当局の皆さんと議論をしているところですが、まだ質疑が固まっていません。明日と月曜日にも打ち合わせを行い、内容を高めたいと考えています。
とても凛々しい経営者のMさんを含めて数人の方と喫茶店で打ち合わせをしていました。お店の人がコーヒーを運んでくれて伝票をテーブルに置きました。通常は打ち合わせを終えてお店から出る時に支払いを行います。ところがMさんは咄嗟に伝票を受け取り、その場で支払いを済ませてくれたのです。その姿がとても格好が良かったのです。
それは自然な行為で、普段から誰に対しても同じような行為をしていることが伺える姿でした。人は普段やっていないことは様になりません。慣れない行為や服を着ると不似合に映ることがあります。普段の行動が様になる行動だと思います。Mさんの取った行動は自然な格好良さであり、人間としての余裕を感じました。この余裕の行為と自然な格好良さが人間力というものです。
格好の良い人はこんなところで分かるものだと思いました。行動に余裕とゆとりがあること、それが自然であることは、とても格好の良いことです。もし人数が多くて支払いを躊躇するようであれば、格好良い姿には映りません。普段から割り勘や人に支払いを任せている人が、同じ行為を取ったとしても、それは格好の良い姿には映らないと思います。普段の行為がその人の人間力を形成していくのです。普段は支払いに細かい人が、みんなの前で格好良いフリをしても様になりません。伝票をサッと取れない人も格好が良いとは言えません。行為には自然な流れというものがあるのです。自然な流れが最も格好が良いのです。
それにしても、支払いの姿を格好良いと思ったのは初めてです。伝票が来たのを受け取って店員さんにお札を手渡すという一連の行為が格好良いのです。きっと仕事の姿も遊びの姿も、オフの姿も、人と接する姿も、とても格好が良いと思います。
格好の良い大人。今日のように接していても、人から噂を聞いても本当に格好の良いものです。格好の良い経営者とご一緒できたことは嬉しいことであり、こんな人になりたいと思いました。確かに人間力というものは存在しています。
紀の国わかやま国体と紀の国わかやま大会の成功を祝って、感謝の集いが開催されました。和歌山県にとって嬉しい出来事なので出席してお祝いさせていただきました。会場であるアバローム紀の国に集まったのは約800人で、選手、監督、関係者、ボランティア参加者などが集まり懇親を高めました。
9月から10月に掛けての国体と大会でしたが、まだ12月ですが、随分遠い記憶になったように感じます。それだけ時間の流れが速いと感じるのは日々充実しているからだと思います。ただしっかりと歴史のページに実績を残しているので、忘れられない記憶としてこれから先も語り継がれることになると思います。
平成19年に和歌山県議会の臨時議会で和歌山県での二順目国体を開催する決議をしてから8年が経過しています。決議した時は、国体開催時期は「遠い未来に待っている楽しみな出来事」だと思っていましたが、もう歴史になってしまいました。
県政で目標があると言うことは楽しいことであり、和歌山県にとって幸せな時期だったと思います。確かな足跡を残して、和歌山県にとって大きな目標の年だった平成27年は過ぎようとしています。
平成28年は紀の国わかやま国体に代わる新しい目標を持つべき年となります。希望を感じられるような年の到来を期待しています。