九度山から柿を届けてくれました。九度山は柿の産地の一つで、中国にも和歌山県の柿のPRを行い、評価を得ているように、とてもおいしいのです。そんな柿が簡単に食べられる和歌山県は素敵だと思います。生産者は「自分のところで採れた柿ですからお礼には及びません」と話してくれましたが、果実になるまでの手入れは大変だと思います。労力を要している分だけおいしくなると思います。
そして九度山町は平成28年の大河ドラマ「真田丸」の後半の舞台になる地域です。大河ドラマで盛り上がりを見せている九度山町ですから、九度山の柿も真田丸と同様に全国に売り出したいものです。
今週末に鹿児島県を訪問することにしていますが、その行程の打ち合わせを行いました。総勢10名での視察のため新幹線で移動することになります。日本のエネルギー問題と平和の尊さについて考えてきます。平和は先人達が生きた時代から現在にかけて築いてきたもので、私達の世代はそれを守り、それ以上に意識も文化も発展させる役割を担っています。現状に甘えるのではなくて、社会は現状以上を目指してようやく上向きになる程度です。
先人達の残した生きることの価値と、生きている私達が考えるべき現代科学について学びたいと考えています。
COP21が開催されていますが、やはり再生可能エネルギーが注目されています。我が国でも推進しているところですが、太陽光発電が先行しているためバイオマス発電や洋上風力発電、それに続く波力発電や海流発電などの開発が遅れる傾向にあります。太陽光に続こうと開発計画がありますが、地点の選定や地元同意などで時間を要しているようです。
再生可能エネルギーの事業者の方と、これらの進め方について話し合いました。海洋エネルギーなど海域を利用する場合の難しさもあり、急ぎながらも時間を掛ける必要があるようです。しかしこのような課題を克服しながら、前向きに進めることを話し合いました。
和歌山県民歌が配信カラオケの大手「ジョイサウンド」で配信されることになりました。配信時期は平成27年12月中になりますが、和歌山県民歌を県内の子ども達にも歌ってもらうことを考えていますし、カラオケ文化の中に和歌山県民歌が取り入れられることは嬉しいことです。平成28年度は県民歌を、公立学校の音楽の授業で教えることも検討している中、それに先立ってカラオケで配信されることは、和歌山県として誇れる取り組みだと考えています。
参考までに、和歌山県民歌は、和歌山県出身の故・西川好次郎さんの作詞で山田耕筰さんの作曲です。昭和23年に誕生したもので、多くの方に覚えてもらえるように和歌山県庁の電話の保留音になっています。
和歌山県の方が他府県に出張した時などでカラオケに行く機会があれば、和歌山県民歌を歌って欲しいと思います。「ジョイサウンド」や「エクシング」を始めとする関係者の皆さんのご苦労で、ようやく配信するまでに辿り着きました。配信日が今から楽しみです。
和歌山文化協会の今年の活動を締めくくる懇親会に出席しました。今年は紀の国わかやま国体や紀の国わかやま大会など秋のイベントが多く、文化的活動まで行き届かなかったことがありましたが、来年はしっかりと活動することを話し合いました。会員の共通の話題は日本文化の継承についてのことでした。若い人達が文化活動に関心を示してくれないことや参加してくれないことから、普及するための取り組みについて話し合いました。
来年の新春にはイオンモール和歌山で文化体験を計画しているように、まず体験してもらうことから始めたいと考えています。
新しい年が私達の活動によって光り輝く年であることを話し合いました。