活動報告・レポート
2015年11月20日(金)
大川小学校のひまわり
大川小学校のひまわり

大川小学校のひまわりを和歌山市内の市役所連絡所で育ててくれました。目的は紀の国わかやま国体で和歌山市に来てくれる選手やお客さんを、元気に咲いたひまわりの笑顔でお迎えするためです。大川小学校のひまわりに関しては今さら解説するまでもありませんが、和歌山県が命を大切にする県であることを全国に発信できたと思います。

全ての命を大切にする和歌山県の姿勢を伝えるために市役所の連絡所の皆さんが協力してくれました。紀の国わかやま国体開催までの土曜日や日曜日も水を与えるために連絡所に立ち寄るなど、一所懸命に育ててくれたことを知りました。大川小学校のひまわりに関係した皆さんの思いが、大きな花を咲かせ、地元の国体成功の支えになったと思います。

花を咲かせ終えたひまわりから収穫した種を20粒いただきました。大川小学校の保護者が生みの親なら、和歌山県の皆さんが新たな命を吹き込んだ育ての親だと思います。二つの地域を結ぶひまわりは平成28年の夏に元気な花を咲かせてくれると思います。

水処理

水質維持と環境保全のために水処理が必要です。既に多くの会社は工場から排出する水は汚染物質を除去し排出しているところですが、問題は水処理に要するコストです。企業は製品の市場競争力を高めるために価格を抑えようとします。そのために経費の削減を行っていますが、水や電気などは削減に限りがあります。企業において使用量の大幅な削減は難しいことから、光熱費を削減する手段を検討しているところです。その一つに水処理技術があります。

関係者から話を伺ったところ、主な課題は把握できたと思いますが課題解決に向かうのはこれからだと感じました。既存の社会システムを変えていくことは簡単ではありません。社会が必要として組み立てていった社会システムを必要としている人がいますから、一度組み立てたものを変えるには時間が必要です。

人や社会は安定を求めますから急激な変化を好みません。焦らずに緩やかに変化を促すことが、やがて社会システムを変えていくことになります。水処理の話を聞いて、どの分野でも「社会を変えることは大変だ」と実感しました。

人生の目的

「人生の目的は何かを達成するかにあるのではなくて、幸せに生きることが目的だと思います」と話してくれました。山に登る目的を「そこに山があるからだ」と表現した言葉は有名ですが、人生の目的も「ここに人生があるからだ」と言えると伝えてくれたのです。 人は幸せに生きることによって社会を幸せに染めることができます。幸せな人生を過ごすことが人生の目的だとしたら、登れる山だと思うのでそれを目指したいものです。

そのためにはお金も必要だということです。必要以上のお金は不要ですが、必要とされるお金よりも少し多くのお金を持っていることで余裕と安心が生まれます。少しの余裕と安心が幸せに必要な要素であり、余裕と安心を持っている人は社会に役立つことをしようと思うのです。

生きることに余裕と安心がなければ、決して社会に役立とうと思わないものです。自分の生活が安定していることが社会参画の条件ですから、お金を得て貯めることも生きる上で大事なことなのです。

お金を得ることがなぜ大事かというと、お金を得るためには働くことが必要ですし、働くことが社会貢献をしていることになっているからです。お金を得ようと思わなければ人は働きません。働かない人は社会に頼ることになりますから、頼っている限り人のお世話になっていることなので社会に貢献できません。お金を求めることも大事な日常の活動だと言えるのです。

生きることが人生の目的であり、その手段としてお金を得ることも大事なことだと教えてもらいました。

背骨

「背骨はきれいなS字に真っ直ぐに伸びていて足の長さも揃っています」と伝えてくれました。横にS字になっていれば背骨が曲がっているのですが、縦にS字だと腰への負担が少ないので腰痛もないそうです。「体幹がしっかりとしているので体形がとても良いと思います。真っ直ぐに背骨が伸びているのを見たのは、高校の野球部でコーチをしている人に次いで二人ですね」ということで安心しました。