ライオンズクラブ335B地区のキャビネット会議が開催されました。335B地区は大阪と和歌山市のライオンズクラブで構成されている組織で、キャビネット会議は通常、クラブと会員の多い大阪市内で開催されるのですが、中村ガバナーが和歌山市で開催してくれました。「和歌山市のクラブもあるので和歌山市で開催したい」という意向から、和歌山市での会議が実現したものです。地元の一員として、キャビネット会議への参加を歓迎しています。
中村ガバナーの挨拶には、和歌山市を大切に思う気持ちが伝わってきました。
「キャビネット会議を始め各委員会はいつも難波の地で開催しているのですが、今回は紀州の地で開催することになりました。ここにいると紀州の空気を感じ、いつもと違う感じがしますから、雰囲気が変わり活発な意見交換ができると思います。今日は難波と紀州が混ざり合うような関係を期待しています」と挨拶の中で話してくれました。
難波と紀州と言うと、距離が近くなったように感じるから不思議です。そう呼ばれていた時代を生きているメンバーはいませんが、難波も紀州も近接する都市であり、当時もきっと交流機会があったと思います。私達は現代という歴史の中で活動していますが、やがてクラブの歴史の中で話される時が来ると思います。今、生きて活動していることが語られる時が来る。伝説になるような本年度の活動にしたいと改めて思いました。このメンバーで役員を担い、活動できるのはこの1年間だけです。もう半年が経過しようとしていますから、残りの活動期間は半年となっています。後半戦に向けてしっかりと活動していきたいと考えています。
同じような主旨のことを、キャビネット会議の中で亀井国際理事から挨拶がありました。「中村ガバナーになっての前半戦は小さな波がありましたが、幸い大きな波になることなくそれを乗り越えてきました。もう六か月が経過しようとしています。後半戦も無事に航海を続けてくれると思います。私達は自分たちの活動に誇りを持ちたいと思います。世界に誇れる活動をしていることに自信と誇りを持って、これからの六か月を乗り切って欲しいと思います」という内容です。
役員の皆さんからの挨拶を聞いていると、誇りを持つことで自信が生まれるような気持になります。2年後に100年を迎える組織の一員として活動機会が与えられていることに感謝しています。
さて会議では上半期の報告があり、その中でライフジャケット推進事業についての報告がありました。和歌山県知事との協定と津波防災の日の贈呈式などの報告と共に、この推進事業が山谷えり子防災担当大臣(当時)が知ることになり、中村ガバナーが335B地区を代表して感謝状をいただきました。このことは私達にとって、そしてライフジャケット推進事業を実行していることに関して大きな誇りであり、これからの活動継続の意義を見つけることになりました。それは国から認められている事業を実行しようとしていることが誇りになることです。
第一弾として、11月5日に湯浅幼稚園に対して100着寄贈の目録を贈呈していますが、11月21日には第二弾として田辺市立正幼稚園に対して230着寄贈の目録を贈呈することにしています。
また今回、各地区ゾーンチェアパーソンが同じテーブルになり懇親を深めることができました。本年度のゾーン内のクラブ運営を担当している仲間として意見交換が図れ、大いに親睦を深めることができました。つながりができたことから、後半戦の活動での情報交換や意見交換ができるので心強く感じています。会議に引き続いて開催された懇親会では、大阪から来てくれた皆さんが和歌山市を盛り上げてくれました。皆さんの仲間意識に感謝しています。