Tさんが呼び掛けてくれて議会報告会を開催しました。第一回は平成27年5月に開催していますから半年ぶりの開催となりました。Tさんとは当初から「半年に一度、議会報告会をやりましょう」と話していたので、予定通り第二回目を行いました。
約20人の方々が参加してくれて約1時間30分の議会報告をさせていただきました。皆さんの表情と質問内容から、説明内容に満足してくれたと感じました。
説明項目は以下の通りです。
- 紀の国わかやま国体の実施結果について
- 大川小学校のひまわりを咲かす取り組みについて
- 郊外でも便利で暮らしやすい東部地区のまちづくりについて
- 貴志川線の存続に向けた取り組みについて
- 和歌山市中心市街地の再生のための主な計画について
以上の内容について説明を行いました。
皆さんからたくさんの意見をいただきました。議会報告会で出してくれる意見は生の声で貴重なものですから、今後の活動に反映させたいと考えています。皆さんからに頂戴した質問は次の通りです。
貴志川線の存続は理解できますが、東部では高齢化が進んでいるので貴志川線の駅まで行くことができない人が増えています。電車に乗れたら和歌山駅まで買い物に行きたいのですが、近くの貴志川線の駅に行く手段がないのです。コミュニティバスを運行させてもらえると地域の方が貴志川線に乗りますし、中心市街地まで買い物で出て行くと思います。貴志川線の存続と併せて地域社会と貴志川線の駅を結ぶコミュニティバスの運行をお願いします。
→和歌山市ではコミュニティバスの運行はありませんが、近郊の市では郊外から駅などに運行しているケースがあります。高齢社会では車の利用ができなくなる人が増えますから、公共交通手段の利便性の向上が重要になります。高齢社会とコミュニティバスのあり方は行政課題として検討します。
この地域ではスーパーが少ないので買い物に行くことができません。車で買い物に行くにも不便をしています。和歌山南インターチェンジが完成すればスーパーも来てくれると思いますが、今のままでは買い物も不便なので、特に高齢者にとって住みにくくなっています。
買い物ができるようにスーパーの誘致と地域と近郊のスーパーを結ぶ買い物バスを運行してくれることをお願いします。合せて移動スーパーも運行してくれると有り難いので検討をお願いいたします。
→東部地域でスーパーが少ないことが問題になっていることは認識しています。更に高齢社会が進展すれば、ますます買い物で不便を感じる人が出てきます。地元スーパーでは、地域限定ですが試験的に買い物バスを運行していますし、インターネットで買い物ができるシステムを作っているスーパーもあります。インターネットが使えない高齢者がいるのでネットでの買い物はどうかなと思いますから、和歌山南インターチェンジ周辺へのスーパーの誘致について考えます。
サイクルステーションの設置をお願いします。海南市では新しい道沿いにサイクルステーションが設けられています。若い人だけではなくて高齢者にとってもサイクリングがやってみたいスポーツとして憧れであり、そのためにもサイクリングロードとサイクルステーションの設置を希望します。また自転車道や歩道が凸凹になっている箇所が多くあり危険だと思います。
→紀ノ川沿いでサイクリングロードの設置を進めていますが、和歌山市内では安心してサイクリングができる道はありません。同じようにサイクルステーションもありませんから、サイクリングを楽しむことや健康的な生活のためにも課題として取り上げていきます。
安原小学校付近に防災無線が設置されていますが、ほとんど聞こえません。防災訓練の時も防災無線は全く聞こえませんでした。災害発生時の初期行動の遅れにつながるので、数を増やすか、ボリュームを上げるかなど、対応して欲しいと思います。
→防災無線が聞こえないという話は和歌山市内各地から意見があります。晴天時でも聞こえにないのだから雨天が風の強い日は尚更、聞こえません。防災対策上の課題だと認識しています。防災無線を有効活用が図れるように和歌山市に意見具申します。
以上のような質問があり回答しました。今後は当局と協議を行いながら対応していきます。
今回のような皆さんからの意見や質問は、地域社会を良くするために役立つものです。
これ以外にも感想を聞かせてもらいました。
「片桐さんの説明は分かりやすくて理解できました。参加して良かったと思います」。「良い報告会だったので次回も参加します。とても楽しい時間となりました」。
「片桐さんが来てくれることを楽しみに待っていました。楽しい会だったので元気をいただけました」。
「片桐さんと話をしたかったので、とても嬉しく思います。隣に座ってもらって嬉しく思います。長生きできます」。
参加していただき長時間おつきあいしてくれた皆さんに、心から感謝申し上げます。ありがとうございます。
連合和歌山大会にお招きをいただき出席させていただきました。二年に一度開催されている大会で知事や和歌山市長も出席した大会となりました。
知事からは、経済対策は地方都市に波及していない状況であり、大企業は利益を出しているが地方都市の中小企業の経営は厳しいことを伝えてくれました。人口と産業構造には相関があるため、産業振興対策に取り組んでいくことを話してくれました。
働く人たちにとって励みとなる挨拶だったと思います。
- 毛筆で名前を書く練習を行いました。毛筆で書くのはとても久し振りのことでしたが、新鮮さがあり書いている時間を楽しめました。新しいことへの挑戦は楽しいものです。
- ペットとの共生社会について話し合いました。和歌山県は命を大切にする県なので、ペットとの共生社会を実現する県に相応しいと考えて取り組んでいます。
- 夕方からは二か月に一度開催している懇親会に参加しました。地域活性化の話を交わし盛り上がりました。私達の地域のことは私達が主体となって行動することが大切だと話し合いました。課題を確かめ合えたので次回の会合が今から楽しみです。