活動報告・レポート
2015年11月8日(日)
わかやま商工まつり
一万人大清掃

毎年開催している和歌山市主催の一万人清掃に参加しました。今年も雨となり、濡れた道路に張り付いた落ち葉を剥がすのが大変でしたが、道路に捨てられたゴミを拾いながら、清掃担当箇所の宮街道を歩きました。

道路に捨てられたゴミで多かったのは、たばこの吸い殻、空き缶、弁当の容器の順番です。雨に濡れて汚さが増したゴミの状態になっていました。しかしたばこはマナーを携帯していれば道路を汚さなくて済むものですし、空き缶は回収すれば資源になります。弁当の空き箱にしても回収すればリサイクル対象になりますから資源です。捨てたらゴミですが、回収してリサイクルすれば資源となります。

ゴミにするか資源にするのかは人次第です。人の心が地域を汚すのかきれいに保つのかを決定づけます。それが地球環境にも影響を与えていますから、資源がゴミにならないように心掛けと意識を大切にしたいものです。

それにしても未だに道路にたばこや空き缶を捨てる人がいることに驚きます。環境問題が取り上げられて久しくなっていますし、子ども達には環境教育を始めてから長い年月が経過しています。大人は実社会から、そして子ども達から何を学んでいるのか疑問に思います。大人が環境美化を実践することが、子ども達に好影響を与えることになります。

地域がごみで汚されているのは地域力が乏しいからだと思います。以前、地域内の自治会長に聞いた話です。自治会内の道路の一角に、どれだけ清掃してもごみが捨てられる場所がありました。清掃しても、「ゴミを捨てるな」の看板を立てても、やはりゴミが捨てられる場所でした。そこで自治会長はその場所にプランターを置いて花を咲かせました。そうしたところ、ごみが捨てられなくなりました。人は、きれいなものを汚せないという心を持っているのです。きれいな花は見えるからゴミを捨てられなくなりましたが、道路はきれいにしてもきれいさが見えません。だからゴミを捨てるのだと思います。

見えなくても道路をきれいに保つように、地域力を高められるように取り組みたいと思います。一万人大清掃に参加した皆さん、雨の中、お疲れ様でした。

お見舞い

雨天の一万人大清掃を終えた後、Mさんの自宅を訪ねました。手術を受けて入院中ですが、経過が順調であることから一時帰宅できたからです。「元気だろうか、痩せていないだろうか」など心配していたのですが、笑顔で迎えてくれたので心から安心しました。心の中で「もう大丈夫だ。本当に良かった」と叫んでいました。どんな人にも笑顔が似合います。そして言葉を交わすことができることが、これだけ嬉しいことなのかと思いました。

「今日の日を大切に」と思わざるを得ません。今日を迎えていることは奇跡の瞬間であり、私達は奇跡の時間を生かされているのです。

退院は今月中旬になるようなので、その時を楽しみにしています。

わかやま商工まつり

和歌山市最大の動員力を誇る「わかやま商工まつり」が開催されました。雨天の中、会場の和歌山ビッグホエールに向かいました。会場はたくさんの人で賑わっていましたが、女性部のコーナーに行くと会員の皆さんが心から歓迎してくれました。笑顔と優しい言葉が歓迎してくれることを感じさせてくれるものでした。笑顔と優しい言葉は接する人を幸せにする力を持っています。会員の皆さんの心が伝わり、「この力が地域社会を支えているんだなぁ」と思いました。

わかやま商工まつり

コーナーの席に座って皆さんと会話をしていると、大勢の皆さんがこの場所を訪れていることが分かります。笑顔のある場所、優しい話声が聞こえる場所は居心地の良い空間となるので、会場内の人達を引き寄せるのです。人は居心地の良い空間に近寄りたくなり、居心地の悪い空間からは遠ざかろうとします。人に来てもらうためには居心地の良い空間を創ることであり、それを創るのはお客さんに対応する人なのです。自然な笑顔で優しい会話ができる人が居心地の良い空間を創れる人なのです。

人を集められる力を持っている女性部の皆さんがいるのですから、このコーナーが賑わうのは当然のことだと思います。

わかやま商工まつりが今日の和歌山市を元気にしてくれました。今日の波動が和歌山市内に広がっていくことを期待しています。おもてなしをしていただいて皆さんに感謝しています。