昨日は福井県に滞在しました。皆さんと議論を交わす機会を得たことを嬉しく思っています。傾向として、男性の方からは「現場に来て施設内を見られたことは良かった。今後につながります」という意見が多かったのに対して、女性の方は「難しすぎてよく分かりません。しかし施設を見学できたことは良かったと思っています」などの本音を聞かせてもらえました。
多くの方が「報道されていることと実際の取り組みは違う」ということを話してくれました。どんなことでもそうですが、自分で確かめなければ分からないことが多いのです。確かめるためには現場に行くか、その問題に携わっている人の話を聞くことです。インターネットでも知識を得ることはできますが、それはある程度の知識があり現場の状況も知っている場合に有効な手段です。知識がなく現場の雰囲気も分からない場合、インターネットに頼るよりも現場に行くことです。現場の空気、専門家の話を聞くことで全体像を把握できますから、そこから自分で学ぶことは有効となります。
スポーツの場合、初心者がインターネットを見てプロの真似をしても上達しないように、専門的な問題をインターネットで検索しても本質を理解することはできません。スポーツの場合、最初はコーチに習うことで基礎を知ることから始まりますし、専門的な問題は専門家の話を聞くことが入門編となります。
一緒に行った人に「知らないことを知ることは楽しいことです」と話しましたが、知らない分野の知識を得ることは楽しいことだと思います。未知の世界を開拓していく冒険のような感覚と、知識が広がっていく快感を体験できるからです。
今回の施設見学が後々の生活の中でどう生きてくるのか分かりませんが、少しだけ広がった知識がエネルギー問題を考える上で役立ってくれると思います。
片桐章浩を支援する会の会長である森佳彦さんが、10月30日の金曜日にお亡くなりになり、今日はお別れの会となりました。福井県から帰ってから式典会場に駆けつけました。
お顔を見ると、今も眠っているようで次の世界に旅立ったことを実感しました。とても元気で笑顔が素敵だったので、今でもお別れが信じられないところです。森さんの知人や友人の皆さんと話をしたところ、同じ気持ちを持っていることが分かります。友人のFさんは「前日の木曜日も一緒だったのですよ」と信じられない思いを伝えてくれました。
片桐章浩を支援する会では毎月、議会報告会を開催しているところです。10月は22日に開催したばかりで、その時も森さんが議会報告会の前に国際情勢の報告をしてくれたばかりです。森さんは米中の問題を取り上げて、これからの日本の進む道を考えなければならないことを話してくれました。
11月も議会報告会を開催することを決めていただけに、その席に森さんがいないと思うと残念でなりません。森さんが会長を務めてくれていただけに、これからの活動に関して役員の皆さんと話し合いました。11月の議会報告会を開催すると40回目となり、会員の皆さんから「今月もぜひ開催したい」と話してくれました。
森さんのことを話し合うことが私たちにできることだと考え、お忙しい中だと思いますが開催したいと思っています。
お別れの会の紹介の中で、森さんが片桐章浩を支援する会での議会報告会や清掃活動をとても楽しみにしていたことを、改めて知りました。笑顔で元気に会をリードしてくれていただけに残念です。永久のお別れとなりますが、森さんが基礎を作ってくれた片桐章浩を支援する会の活動は続けることを望んでいると思います。そして40回目を迎える議会報告会は森さんとの想い出話を交わすことを待ってくれていると思いますし、41回目以降も見守ってくれると思います。
森佳彦さんに心から感謝し、お礼とお別れしたいと思います。本当にありがとうございました。