いよいよ紀の国わかやま大会が開会しました。紀の国わかやま国体に続くスポーツの祭典で、困難を乗り越えてスポーツに挑戦する選手と応援団の戦いが繰り広げられることになります。会期は三日間なので10月26日が閉会式の予定です。
開会式では全国から大会参加のために和歌山市に集まった選手の皆さんが元気に行進してくれました。選手の表情を見ると緊張感よりも喜びが勝っているように感じました。その表情は、大会に参加するまでの挑戦の過程を誇らしく思っているようにも感じました。
戦いを制して参加できる喜びを感じながら行進し、開会式を楽しんでいる全国の選手の皆さんを応援しています。勝利は重要ですが、しっかりと競技を楽しみながら全国の仲間とのつながりを持ってくれたら、開催県として嬉しいことです。
ところでゲストの方が「感謝」という言葉をたくさん使っていました。大会に参加できたことへの感謝。応援してくれる人への感謝など、出場できたことは感謝の上に立っているように思います。もっと言うなら、感謝の気持ちを持ち続けている選手がこの大会に出場できているように思います。
「感謝する人も、感謝される人も、どちらも素晴らしいと思います」という素敵な話をしてくれました。そうなのです。感謝する心を持っている人は素敵ですし、感謝される行動をしている人も素敵なのです。感謝の気持ちを持っている人が社会に溢れ出せば、もっと幸せな社会になります。紀の国わかやま大会が感謝の気持ちに溢れた大会になることを期待しています。
開会式の最後に、このゲストシンガーが「感謝」というタイトルの歌を歌ってくれました。今ここにいることへの感謝の気持を綴った歌詞で、今日の出来事に感謝することで幸せになれると改めて思えました。
開会式の最後に登場したのがウインズ平阪さんを始めとする和歌山県のシンガーの皆さんです。和歌山県を地盤に活動しているシンガーの皆さんは、紀の国わかやま国体も紀の国わかやま大会も盛り上げてくれました。皆さんの活動から、音楽の力の大きさを感じています。スポーツには音楽が似合います。選手を励ましてくれる音楽、勇気づける音楽、前に進むことを後押ししてくれる音楽、そして来年の大会に向かう力をくれる音楽など、スポーツの場面には音楽があります。
ウインズ平阪さんは30年以上の間、和歌山県に拘り音楽活動を続けてきた人です。音楽の力を信じて和歌山県を元気にしようと活動してくれています。紀の国わかやま大会にはウインズ平阪さんの応援歌がとても良く似合います。選手だけではなくて、応援団や開会式に参加した私たちも、音楽の力で励ましてくれました。
「情熱をなくさないで」と「道」の二曲は参加した私たちの心に届きました。大会ソングと共に和歌山県の歌として、長く記憶に残ると思います。
これまで歩いて来た道には現在につながる意味があり、これから歩く道にも将来に続く意味があります。人生には途切れる道はなく、常に前に続く道があるだけです。私たちはゴールを切るまで終わらない人生の道を歩いています。紀の国わかやま大会も、参加した私たちが記した道の一つです。選手の皆さんと共に和歌山県のシーンを盛り上げたいと思います。
そして東北復興支援のスポーツの祭典が紀の国わかやま大会ですから、やはり来年に向かって和歌山県から岩手県へと道は続いているのです。前に向かって続けている道を歩くのは私たちです。紀の国わかやま大会の週末が始まりました。
夕方からは懇親会に参加しました。二か月に一度開催している懇親会は、宅建分野に関する勉強会から始まりました。メンバーも増えて異業種交流会的要素を持ち始めましたが、有意義な会合になっています。