貴志川線に新しい駅を作りたいと思っている方がいます。かつて貴志川線には津秦駅があった歴史があり、何かの事情で廃止されて現代に至っています。今から10年前に経営主体が和歌山電鐵に変わり、たま駅長やたま電車、おもちゃ電車の投入など、地域の鉄道としての存在感を示してくれています。通勤や通学以外に観光客を呼び込む地方鉄道として、今では和歌山市に欠かせない鉄道になっています。
和歌山県と和歌山市、そして紀の川市では、和歌山電鐵貴志川線の11年目以降の支援の枠組みを検討しているところですが、そんな中で津秦駅の設置の要望が出てきています。
具体的な検討や動きはありませんが、地方鉄道は沿線の皆さんの生活を支える側面がありますから、生活の利便性向上につながれば駅はたくさんあっても良いと思います。貴志川線の駅の中で、神前駅と日前宮駅の間は区間が長いため津秦新駅が設置されても自然だと思います。
地元からの強い要望活動や盛り上がりが出てくれば対応することは可能です。ただしその場合でも、貴志川線の11年目以降の存続を確定させた上で、新駅の検討に向かうことになります。
和歌山駅から向陽病院に通院する高齢者にとって、津秦で生活している皆さんにとって津秦新駅の設置は利便性を向上させるものです。まだ積極的な動きはありませんが、今後の動向に関心を持っておきます。
マスターズ陸上発祥の地は和歌山県です。2021年には関西広域連合として関西ワールドマスターズゲームズ 2021を開催する計画があり、生涯スポーツを目指す関西が強く訴えることができています。
その前段において、2017年に全日本マスターズ陸上競技選手権を和歌山県で開催することを検討しているところです。和歌山県としては生涯スポーツ先進県を目指すためにも2017年と2021年のマスターズ競技を実施し成功させる必要があります。
既に和歌山県知事は2017年に和歌山県で全日本マスターズ陸上競技選手権を開催することを話していることから実現性は高くなっています。後は事務局体制を確立させて全国に向けて開催を発信している和歌山県知事の後押しをするだけです。
「和歌山県民の友」でも「生涯スポーツの先進県へ」という特集を組んでいたことがあることから、本気で取り組む意思が確認できます。ここでは「紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会」を契機に生涯スポーツの機運を高めようと、全国、世界規模の大会の誘致をしていますとして、教育庁スポーツ課では「平成29年から3つの大きな生涯スポーツ大会の開催が決定しました」と報じています。
3つの大会とは、平成29年全日本マスターズ陸上競技選手権大会と、平成31年ねんりんピック、平成33年の関西ワールドマスターズゲームズの大会を指しています。和歌山県として高らかに宣言していることから、今からしっかりと準備を行い、開催に漕ぎ着けたいと考えます。
紀の国わかやま国体以降の県土の盛り上げを図る施策が求められていますが、そのひとつとしてマスターズ競技の開催があります。これから機運を高めていくことになりますから、皆さんの応援をお願いいたします。
命の尊厳と和を目指しているのが山田ライオンズクラブ国際会長です。山田会長は医師であることから命の尊厳を訴え続けています。そして人生で喜びを感じる時について次のことを示しています。
- 大きな病気から回復した時。
- 愛する人やものと出会えた時。
- 悟りを得た時。
以上の3つを示してくれています。私達は人生でこれらの経験をした時、「生きていて良かった」、「人生は素晴らしい」と感じると思います。天使の心を持って社会に奉仕することを伝えてくれました。このような学びがあることも、ライオンズクラブの魅力だと感じています。
夜は和歌山ゴールドライオンズクラブ理事会が開催されました。11月の行事について、ライフジャケット推進事業の取り組みについて議論しました。新年度も7月から9月までの三ヶ月が経過しています。4分の1の期間が過ぎたことから、これまでの取り組みを総括したいと考えています。