活動報告・レポート
2015年10月7日(水)
ガバナー公式訪問
ガバナー公式訪問

ライオンズクラブ335B地区中村猛ガバナーの公式訪問を受けました。地区ガバナーの公式訪問は年に一度の機会で、年度を通じて最も重要な公式行事です。第一部は公式訪問と三役懇談会。第二部は公式訪問と合同例会を実施しました。幹事を引き受けてくれたクラブの皆さん、参加してくれた皆さんに心から感謝しています。第二部では挨拶の時間が絞られていますから、この場は少し長く時間を取らせてもらいます。

さて中村ガバナーが重点としているのがライフジャケット推進事業です。これは和歌山県御坊市以南の保育園と幼稚園の全ての子ども達にライフジャケットを配布する事業です。

既に和歌山県知事と中村ガバナーがこの事業を推進することの締結をしているように、年度で最大級の重点取り組みとなっています。現在、各クラブで実施に関しての取り決めをしているところですが、現段階で1,620着のライフジャケットを配布する目標を立てています。これだけのライフジャケットを寄贈すれば、御坊市以南の保育園と幼稚園に通園する全ての子ども達に行き渡ることになります。

南海トラフ大地震が発生すれば、紀伊半島の海岸部は津波に襲われることが予測されています。ライオンズクラブ335B地区としては、子ども達の命を助けるために、保育園と幼稚園にライフジャケットを備え付けることを目指しています。既にその第一歩を踏み出していますから、ガバナー公式訪問を受けて、年度事業について確認しました。

まずガバナー公式訪問と三役懇談会の冒頭の挨拶の要旨を記します。

皆さん、こんにちは。本日は中村ガバナーを始め、キャビネット役員の皆さんにお越しいただき、この会を開催できることを嬉しく思っています。中村ガバナー、キャビネット役員の皆さん、ありがとうございます。この後、ガバナーから挨拶をいただき、それぞれのクラブの活動について、予決算の状況についての報告と質疑を行いますので、各クラブの活動を知り、水平展開できるものは取り入れることも考えて欲しいと思います。

本日の公式訪問の前にも各クラブの例会に訪問させていただき、意見交換をさせてもらっています。会長挨拶や幹事さんとの打ち合わせ、テールツイスターの講和などを聞かせてもらって、勉強になりましたし、学びと気付きの機会を与えてもらいました。

偶々、今朝、配信されていた地方紙に、僕のホームページに書いていた活動内容が掲載されていました。テーマは「一秒の言葉」です。これは今年8月にクラブの例会訪問をした時に聞かせてもらって感動したことをまとめたものでした。

記者の方が、僕のホームページに掲載されていたことを見つけて、記事として取り上げてくれたと思います。「一秒の言葉」の内容は割愛させてもらいますが、ここで伝えたいことは、ライオンズクラブは気付きの場であり学べる場でもあるということです。先輩や役割を担っている皆さんの意見や話から多くのことを学ぶことができます。気付かされることがあります。その気になればライオンズクラブは、学習の場として私達に多くのものを与えてくれます。

「一秒の言葉」はテールツイスターの方から教えてもらった話ですが、私達は違う仕事、違う環境の中で生活をしています。思うことも考えることも違いますから、会うこと、話をすることで学びと気付きがあります。

何歳になっても、ライオンズクラブはこのような学びと気付きの場であってくれます。今日の公式訪問でも中村ガバナー、キャビネット役員の皆さんから優しく指導がいただけると思います。今回の公式訪問も気付きと学びの場になることを期待しています。

最後に、今年の重点方針はライフジャケット推進事業です。和歌山県のために尽力してもらっていることを念頭において、和歌山県からこの推進事業を成功させることを目指したいと思いますので、皆さんのご協力をお願いして挨拶といたします。

公式訪問と三役懇談会では、各クラブの活動内容と予算書と決算書の確認を行いました。

ガバナー公式訪問

そして第二部の合同例会に舞台を変えました。

ここでも冒頭、会の主催者として挨拶をさせていただきました。

こんばんは。本日はガバナー公式訪問と合同例会に参加していただき、ありがとうございます。この合同例会の前に三役懇談会を開催し、中村ガバナーの本年度の方針を改めて伝えてもらい、それに則った各クラブの活動について意見交換を行いました。新年度に入り三ヶ月が経過していることから、これまでの活動の確認と後半戦の活動のあり方について見通しを立てることができたと考えています。

さて昨日、紀の国わかやま国体が閉会しました。和歌山県は目標としていた総合優勝を果たし、今、その勢いを持っています。国体の総合優勝で和歌山県は盛り上がっていますが、このバトンを受け継いで次を盛り上げるのは、いよいよ私達ライオンズクラブの番になりました。我々の活動で和歌山県に更に勢いをつけたいと考えています。11月から実行するライフジャケット推進事業において、和歌山県にライオンズクラブの存在を発信することになります。

そして中村ガバナーを紹介させていただきます。経歴等に関しては資料をご覧いただくこととして、僕からは人柄について紹介させていただきます。本年度、ゾーンチェアパーソンの任を受けてキャビネットを訪問した時、中村ガバナーは笑顔で迎えてくれました。その時の印象の通り、とても優しくて行動力のある方です。ライフジャケット推進事業では、その力を発揮してくれていますし、何よりも地区全体で和歌山県のために、アクティビティを実行しようとしてくれていることを嬉しく思っています。

この推進事業においては行動力と決意を持ってクラブをリードしてくれていることを頼もしく感じています。優しくて行動力と決断力を持っている中村ガバナーをリーダーとして、本年度の私達の活動を盛り上げていきたいと考えています。

本日の公式訪問を心から歓迎していますし、最後まで楽しい例会になることを期待しています。本日はご参集いただきまして、ありがとうございます。

合同例会もスムーズに進行してくれたことから、楽しく交流できた会になりました。