活動報告・レポート
2015年9月30日(水)
出会い
出会い
出会いの大切さに気付くことがありました。経営者と懇談する時間をいただきき、今年のこれまでを振り返った感想を聞かせてもらいました。
「経営や仕事に関しては人との関わりが大事なのですが、今年も多くの出会いがありました。その中で二人の優れた経営者に出会えたことが宝物になりました。優れた人との出会いはこれからの自分の財産になりますし、更に成長させてくれることになります」と語ってくれました。事業を起こして順調に経営していますが、更に成長を求めている姿勢は凄いことだと思います。
「今年出会った優れた人はどんな方ですが」と質問したところ、次のような答えをしてくれました。
「とても謙虚で腰の低い人です。誰に対しても親切で下から話をする人です。凄い人物なのに決して偉そうな態度を取りません。一見すると頼りない人だと思う人もいるようですが、この人の本質を見抜けていないと思います。謙虚なこと、腰が低いことをもって頼りないと判断する人は、その域に達していないからだと思います。できる人、優れた人は自分を誇らずに誰に対しても謙虚で腰が低いのですよ」と話してくれました。
確かにこれまで出会った立派な人は、謙虚で腰が低い人ばかりです。自慢話をしたり、自分が偉いというエピソードを語る人はいませんでした。そして、相手の話を聞くことが上手で、微笑みを絶やさないので相手を気持ちよく話をしてもらうことに長けています。
事例を挙げて解説してくれましたが、人物が出来ている人に共通しているのは謙虚さと腰の低さだということです。
逆に自分の実力が不足していることを隠して誇ろうとする人は、自慢話をする人、手柄話をする人、組織内の職員には強いけれど組織外の人に弱い人、地位のある誰々を「知っている」という人などが実力のない人の特徴のように思います。
出会いは自分を高めてくれるものですから、今年の後半戦も新しい出会いを求めたいと思います。
タイプ
日々出会う人には様々なタイプがあります。違うタイプの人と出会えるから楽しいことが多いのですが、仕事がはかどらない代表的なタイプを紹介します。
何を求めているのか分からないタイプ。依頼を受けて対応しようとするのですが、何を求めているのか、どんな結論を期待しているのか分からないことがあります。求めているところが分からなければ対応に困ることになります。こちらの意見に対しても「そうです」という答えが返ってきて、疑問点を質問すると「・・・」答えがない場合があるのです。
このように、どんな状態を求めているのか分からない場合は困ることがあります。
自己主張が強いタイプ。自分の価値観を主張し「そう思いますよね」、「みんなも思っているはずなので何とかしてもらいたい」という意見を述べてきます。このタイプは自分と違う意見や異なる価値観を受け入れません。「あなたの意見はそうだと思うところがありますが、人によって違う意見もあります」など答えると、「それは間違っている」「私の意見を採用しないのは不適切です」、「県は人の意見を聞かない。横柄だ」など怒り出す場合があります。自分の意見が正しくてそれ以外は間違っている。または自分の意見が正しいので、自分に同調しない人のことを否定します。何を言っても聞いてくれないし受け入れてくれないので、結果として「あなたに依頼しても無駄だ」と依頼した相手を批判することになります。
必要な資料を用意してこないタイプ。「自分が話していることをあなたは分かるだろう」という姿勢なので資料は用意していません。このタイプに依頼されると、こちらで必要な資料を作成しなければならなくなります。自分は意見を言うだけで後の面倒くさいことは相手に任せるタイプです。正式な依頼や会社や官公庁を説得するには資料が必要な場合があります。問題の経過、依頼事項が止まっている論点、実現して欲しいことなどは資料にまとめて持参した上で説明してくれると大変助かるのです。
自分が依頼したことを、あなたがやるのが当たり前だと思っているタイプ。やってもらって当たり前という姿勢のタイプがあります。謙虚さがなく口調も横柄な場合が多いことが特徴です。このタイプは依頼したことができなければ、相手を批判し周囲に悪口を言います。また紹介されて初対面なのに、旧知の仲のような態度で接してきて「最優先でやってくれる」と思っている場合があります。一つのことに掛かりっきりではないので、今日の依頼を明日解決できることは限られます。「誰の紹介」かも、仕事を進めるうえで大事な要素となります。
近頃良くある、物事が進みにくい代表的なタイプを列記してみました。依頼する立場になる場合、これらのことに気を付けたいものです。
観月会
満月から三日、スーパームーンから二日が過ぎましたが、親しい友人11人と観月会に参加しました。観月会主催者から「満月には力があり普段よりも自らの力が宿る」という話を聞かせてもらいました。海がめが満月の夜に産卵することや、狼男の物語は満月の力を現しています。静かな月の力を得られるように、少し欠け始めている満月の下、コンサートも楽しみました。
満月のドラマに浸れた時間を過ごすことができました。