活動報告・レポート
2015年9月29日(火)
書道
書道

書道の先生と話を交わしました。書道の教え方も昔と今とでは違ってきているという話です。昔の指導方法は厳しいことが特徴だったようです。お手本の通りに書くことを指導していたこともあり、「型にはめる」指導の時代があったようです。勿論、基本は大切なので書き方の基本を学ぶための型を学ぶ必要はあります。

しかし型にはめることを指導しすぎると、書くことが楽しくなくなります。プロを目指すのであれば厳しい指導も必要ですが、今よりも上達することを目的としている人に対しては、楽しく習えることが大事なことです。今は厳しい指導よりも上手なところを誉めて、直せば良くなる点を指導するようになっているようです。褒めてやる気を引き出す、そして気になる点を指導して、意識して修正に向かわせる指導が好まれているようです。

人が書く文字には癖がありますから、それを無理やりお手本にあるような型にはめ込んでも上達しませんし、むしろ書くことが苦痛になります。それよりも長年の癖は直しにくいので、癖を活かしながら少し修正するだけで上手に見えるような書き方を指導する方が教えてもらって楽しいと思いますし、気持ちが乗れば上達していきます。叱るよりも褒める指導方法が主流となっています。

上達の秘訣は続けることです。続けるためには練習が楽しいと思う必要があります。書くことは楽しいと思わせてくれる書道の先生が良い指導者だと思います。

当たり前のことですが、書には昔から継承されている基本的の書体があり、それを身に着けることが基本です。引き出しを多くしておくことで、人の個性や癖に応じた指導ができるのです。画一的に整った文字を指導するのではなくて、癖があっても整った形に見える書き方を習得したいものです。

交流会
交流会

地域活性化のために活動している若手メンバーと交流する機会をもっていただきました。それぞれが会社経営者であり、それだけではなくて事業をさせてもらっている地元のために尽くしたいと思い行動している皆さんです。建設的な意見交換があり、代表的な意見を以下に紹介します。

関西におけるサーフィンのメッカ、磯ノ浦を売り出すこと。京阪神でサーフィンをしている人達からの評判が高いのが和歌山市の磯ノ浦です。特に大阪市内でサーフィンが好きな人は磯ノ浦に来てくれています。ただ問題となっているのは、磯ノ浦に行くまでの道が狭隘なことです。サーフボードを搭載した車で磯ノ浦に辿り着くまでに疲れてしまうほど狭い道になっています。

この道路事情を改善し、スムーズに磯ノ浦の海岸に辿り着けるようにすれば、今以上に和歌山市に来てくれる人が増えると思います。

そのために必要なことは新しいアクセス道路を開通させること。海岸沿いをおしゃれな場所にして海岸沿いにおしゃれなショップを設置することが必要です。幸いなことに磯ノ浦には南海加太線の駅があり、海岸沿いを電車が走っています。足りないのはアクセス道路です。

アクセス道路としてここを走る和歌山県道は、加太方面に行く道路と磯ノ浦方面に向かう道路が分岐しています。磯ノ浦方面に向かう道路は途中で止まっているため車が行くのは困難な状況になっています。この分岐点から磯ノ浦海岸まで道路を通すことができれば、飛躍的に道路事情は良くなりこの地を訪れる人が増えることになります。サーフィンの愛好家は増えると思いますし、道路事情が改善され、おしゃれな海岸通りにすれば、ここを訪れるお客さんは増えることになります。

磯ノ浦から海岸を通り抜ける道路ができれば、関西におけるサーフィンのメッカとしての地位を確立できると思います。関西の湘南海岸、または鎌倉のような場所になれる潜在能力を秘めた場所が磯ノ浦なのです。

海岸道路、南海加太線と海岸沿いのショップがあれば、シーズンに関係なくお客さんが訪れることになります。磯ノ浦の改造計画は夢が溢れています。

神社を大切にすることで子どもの教育につなげること。村の鎮守という言葉は今では余り使われなくなりました。地元の神社が子どもの遊び場としての機能を失ってから相当の月日が経過しています。地元の神社で遊ぶことは神社の歴史や由来を知ることになり、神様を敬う心を芽生えさせます。神様にお願いをすること、神様が願いを適えてくれること、神様が日頃の行動を見ていることを知った子どもは、大人になっても礼儀正しく、悪いことはしない人になります。地元の神社で子ども達が集まれる環境を作ることは大切なことです。

地元の神社で夏祭り、桜祭りなどを実施することで地元に密着した神社となり、交流の拠点にもなります。地元の神社を大切にすることで自然を敬い、人が見ていなくても正しい行いができる人になると思います。

和歌山県だけにあるものを設けること。現在、和歌山県の観光地として人気があるのは高野山、白浜のパンダ、熊野古道、貴志川線の二代目たま駅長、友ヶ島などです。共通しているのは、和歌山県のこの場所に行かなければ見ることができないものであり、体験できないものだということです。ここにだけあるものを売り出すことが、観光立県和歌山につながります。他府県でもあるものを和歌山県が観光地として売り出してもお客さんは来てくれません。

南海和歌山市駅の再開発は人が行き来できる拠点にすること。そのためには、人が交流できる場所であり、居住できる地域である必要があります。駅舎をタワーマンションにすることや移転させた市の施設の跡地利用に関しては、商業施設や駅を利用する人たちが交流できる施設にすべきです。安易に駅前に高齢者住宅を設ける発想はないと思いますが、まずは駅の機能を活かした交流拠点を検討し、若い人たちが集まれる場所にしたいと考えています。

以上のような話し合いを行いました。再開発によって地域を盛り上げることや、和歌山県内の人口を増加させることにつながるモノを呼び込みたいと思います。

その他
  • 道路改良に関しての協議を行いました。空き家を取り壊し駐車場にする計画があります。空き地を利用するために地域が欲している駐車場にする計画にしていることから、歩道の改良、植え込みの撤去などの問題が発生しました。地球環境問題への対応として資材の有効利用と、道路工事を早期に進めるための考え方について議論を交わしました。
  • 道路から歩道を通って店内に入る侵入路の改良に関して協議を行いました。空き家を駐車場にするためには、道路から駐車場予定地の間の歩道に勾配を取る必要があります。歩道に使用されている材料を利活用することで、コストダウンと地球環境問題に対応することができます。