活動報告・レポート
2015年9月28日(月)
紀の国わかやま国体開会式の感想
紀の国わかやま国体開会式の感想

紀の国わかやま国体開会式の感想を聞かせてもらっています。皆さんからの感想を聞かせてもらうと、本当に感動的で素晴らしい式典だったと改めて思います。地元開催の国体の開会式に参加できるのは一生に一度の経験だと思いますから、全ての方の思い出になっていると思います。

主な感想として「あれだけ素晴らしい開会式になるのだったら、参加に応募しておけば良かった」、「ブルーインパルスを見られたことが素晴らしかった」、「素晴らしい開会式を見て和歌山県に誇りを持つことができました。多くの人がそう感じたことだと思います」、「開会式に来て良かったと思っています。地元の香りがして故郷を感じることができました」、「4人の偉人の演技は凄かったです。郷土にいた偉人の凄さを感じ、私達も和歌山県を背負っていることを感じました」、「和歌山県で国内最高レベルの競技を観ることができるのですから、仕事時間の隙間に種目に関係なく会場に行って観戦しています。ルールを知らない種目もありますが、観ているととても楽しいですよ」など、嬉しい感想を聞かせてもらっています。

皆さんの応援が紀の国わかやま国体と和歌山県を盛り上げています。

用途区分

和歌山市の用途区分には、市街化地域と市街化調整地域があります。市街化を促進する地域と市街化を抑制し農業の振興を図ろうとする地域に分けています。中心市街地に近い地域が市街化地域で、中心市街地から離れていく場所を市街地調整地域と指定しています。

和歌山県と和歌山市では中心市街地を実質的にまちの中心に据えたコンパクトシティを目指していることから、周辺地域の開発を抑制する方針を示しています。まちが郊外に拡大することで道路や水道敷設と維持管理などの行政コストがかかることと、和歌山市が置かれている高齢化と人口減少社会に備えてのことです。そこで和歌山市では条例を制定し、市街化調整地域の開発を抑制する方針を示しています。条例案は平成27年12月市議会に提案される予定で、施行は平成28年4月からの予定になっています。

僕が参加した勉強会では、この和歌山市の都市開発の問題が題材として取り上げられました。和歌山市の郊外にある市街化調整地域の開発が抑制されると、郊外に延びている和歌山市の開発による発展が損なわれること。紀の国わかやま国体閉会後には、これまでよりも公共事業が減少することが予測されることから民間需要が必要になるにも関わらず、民需を抑制する恐れがあること。郊外の開発を抑制することで岩出市や海南市に人口が流失する恐れがあることなどの指摘がありました。

中心市街地に人口を戻そうとすることは賛成ですが、市街化調整地域の開発を抑制することによって、中心市街地土地の価格が上昇することになり、若い人たちが住宅を購入することが難しくなり、その結果、隣接の市に住居を構えることになるということです。

開発事業者や宅建事業者はこれらの問題が発生することを懸念しています。和歌山市郊外の開発を抑制することは、決して和歌山市のプラスにならないというものです。

現在までの傾向としては、都市はロードサイドへの大型店舗の進出によって市街地が拡大しています。決して好ましいとは言えませんが、地価が高く開発面積が限られている中心市街地に大型店舗を立地することは難しい問題です。中心市街地を活性化させると共に、郊外にも核となる地域を決めて開発できるようにすることも必要だと思います。

この問題に関しては引き続き協議をしたいと考えています。

やんちゃ会

毎月開催している「やんちゃ会」の会合に参加しました。この会は毎月月末の月曜日に開催しているものです。月末の月曜日に実施している理由は、月末の週初めなので短時間で内容の濃い集まりにするためです。

和歌山県の将来のこと、自分達の仕事の話を通じて、毎日の活動を元気にする糧にしています。私達の世代で仕事を通じて何かを残し、次の世代につなげたいという思いを持った話が続きました。