紀の国わかやま国体開会を控えている時期ですが、一部の競技は始まっています。和歌山ビッグホエールではバスケットボールの試合が行われています。応援のため会場入りしました。メインスタンドは応援団で埋まっていましたが、開催会場が分散していることから正面は空席がありました。恐らく、地元の皆さんは和歌山県チームの応援に出掛けていると思います。国体開会前の祝日、会場は競技と応援で盛り上がっています。いよいよ開会式を迎えることになります。数年間の準備と強化の成果を発揮し、総合優勝を目指しています。
ここまで来て和歌山県民の私達ができることは、選手の皆さんを応援することです。応援する力は場所を飛び越えて伝わりますから、会場での応援、会場の外からボランティアをしながらの応援、そして会場に行けなくても、友人達との懇談の中で国体の話題で盛り上がることも力強い応援になります。地域や職場で国体のことが話題になることは選手にとって大きな力になります。
地元開催なのに話題にならないことや、地域や職場からの盛り上げがなければ、寂しい大会となり、選手は力を発揮することはできません。地元からの声援や雰囲気で後押しさせていると感じる力が大きな応援力となるのです。46年ぶりに和歌山県で開催される国体ですから、みんなの力で雰囲気を盛り上げ、選手に力を送り、そして総合優勝を果たしたいと思います。
国体開会前に開催されたバスケットボールチームも頑張ってくれています。
彼岸を迎えたところなので、お墓参りに行ってきました。いつもお墓にはお花が飾られていているので、父は「見守ってくれている」と感じていると思います。お花を枯らさないでいることに意味はあると感じる年齢になってきました。お花でお墓をきれいに飾ることが目的ではなくて、お花を枯らさないように常に添えることが、故人を決して忘れていないというメッセージなのです。直接、生前と同じように言葉を交わすことはできませんが、季節のお花がメッセージとなってくれるのです。
お花を供えるためにお墓参りに行くことで、日頃の報告や自分は元気で暮らしていることを知らせることができます。その動機付けの意味もありますから、お墓参りは暮らしの中で大切な位置を占めています。
今ここにいるのは、今こうしていられるのはご先祖様のお陰であることを忘れてはいけません。元気で活動できていることの感謝の気持ちと、社会の役に立っていることを報告できることが最大の供養となります。
今秋もこうしてお墓を前にして元気な活動報告ができていることに感謝し、季節を越えて心を通わせたいと思っています。
作業所で製作している製品を地方自治体で取り扱って欲しいことの依頼を受けました。県庁の所管課では作業所で製造している製品のカタログを制作し、季節ごとに庁内に配っています。課で必要なものの購入や個人的に購入することにつなげるきっかけ作りになっています。障がい者施設で作られた製品の優先調達制度を受けて、県内作業所を支援できるような取り組みを行っていることを説明しました。
そして以前、この作業所を訪問した時に出会った人のことが話題になりました。「彼は片桐さんのことを気に入っていますよ。親切に接してくれて、一緒に写真も撮ってくれたことをとても喜んだからです。彼はまた片桐さんに会いたいと話しているので、是非とも来て下さいね」と話してくれました。
何気ない会話と行動が心に残っていることがあります。少ない会話であっても、内心は伝わるものだと感じています。