活動報告・レポート
2015年9月20日(日)
和歌山市公共施設の再整備
和歌山市公共施設の再整備

和歌山市の事業計画に関する動きです。まちなか公共施設の再整備として複数の事業計画があります。

1.伏虎中学校跡地の活用について。

和歌山市民会館を移転させることと、和歌山県立医科大学薬学部の設置を検討しています。今後の予定としては、市民会館建設の寄附を募るための基金の設置と薬学部との複合化を検討しています。目標として平成33年度に市民会館の開館と薬学部開校を目指しています。

2.雄湊小学校跡地活用について。

校舎と体育館は大学の誘致を含めて教育施設として活用を検討しています。なおグラウンドは、伏虎小中一貫校のサブグラウンドとして活用を図る予定です。

3.本町小学校の跡地活用について。

本町認定こども園として活用を図ります。また子ども総合支援センターを移転させることにしています。目標としては平成32年度に本町認定子ども園を開園できるように事業を進めることにしています。

4.南海和歌山市駅の再整備について。

和歌山市民図書館を市駅に移転させる計画としています。立地を活かしたまち歩きの拠点となるような機能を持たせ、利用者の利便性とサービスの向上を図ることにしています。合わせて市駅前広場の再整備を行います。乗降を一体化させたバスロータリーの整備と、タクシーと自動車を明確に分離させたバースの整備を図ります。また市駅の再開発に合わせて、歩いて楽しめる空間の形成を検討することにしています。目標として平成31年度に市民図書館の開館を目指しています。

5.市民図書館と市民会館の跡地活用について。

市民図書館跡地は、教育文化センターの中央公民館部分を、あいあいセンターから市民大学を移転させて、生涯学習の拠点施設として生涯学習センター再整備を検討しています。市民会館の跡地に関しては、民間施設の導入を図ることを基軸に利用方法を検討しています。目標は平成31年度に市民図書館を移転させた後に改修工事を行うことにしています。

6.地場産業振興センターの移転について。

老朽化による大規模改修の時期を迎えています。大規模改修に伴う予算措置が困難であることから、現在、JR和歌山駅前地下にある「わかちか広場」に移転を検討しています。移転させることで、駅前の賑わい創出につながることを期待できます。目標は平成29年度中の移転を目指しています。

7.中央卸売市場の再整備について。

建設後40年が経過していることから、耐震補強は困難と判断しています。現在の場所での建替えを計画しているところです。新しく道の駅を併設するなど、観光機能を有した市場としての再整備を検討しています。平成28年度中に再整備に関する結論を出すことにしています。

これらの計画検討に伴う事業費に関しては、国庫補助事業を活用することにしています。都市再構築戦略事業として、市の中心地に生活に必要な都市機能の誘導施設を整備することに対する国庫補助事業制度が創設されています。市の中心地とは、積極的に都市機能を誘導する拠点となる地域のことを指し、和歌山市の場合はJR和歌山駅から南海和歌山市駅の間の地域となります。

また都市機能立地支援事業として、民間事業者が中心地の拠点地域を整備する際、市からの支援と共に国が民間事業者に対して直接支援する制度が創設されています。

この二つの補助制度を活用して、官民が一体となった中心地再整備を図ることにしています。

ラグビー

イギリスで開催中のラグビーワールドカップの日本代表チーム初戦を観ました。世界の強豪南アフリカ代表チームに逆転勝ちしたことに感動しました。選手はここに至るまでの練習の成果なので奇跡ではなく必然だと言いますが、応援している側からすると、鳥肌が立つような奇跡の瞬間でした。後半、時間がなく最後のワンプレーで流れるようなパスワークで逆転トライを決めましたが、もう歓声と感動に浸りました。テレビを通じて会場かに聞こえる日本応援コールにも感動しました。会場を味方につける全力プレイは「凄い」の一言です。

感動を与えてくれた代表チームに「ありがとう」と伝えたいと思います。日本中が感動したと思います。2019年、日本で開催されるラグビーワールドカップに弾みがつきました。