活動報告・レポート
2015年9月16日(水)
農業振興
農業振興

農業振興に関する協議を行いました。農業を継続することが難しい時代になっています。耕作放棄地の増大、後継者不足など、農業を取り巻く環境は厳しくなっています。和歌山県としても優良農地の活用を図るための政策を取り揃えていますが、中々活用が図れていないように感じます。しかし当局と具体的な振興策の協議を行ったところ、国や和歌山県の支援制度を活用して欲しいという意思が伝わってきました。農業振興の支援制度は充実してきています。ただ過去と比較して優遇なので、地方自治体としては新しい支援制度を適用すれば、それ以前に農地などの改善を図った人と比較して優遇されることになるので、積極的な活用を勧めていないような感じがありました。

しかしどこかで線引きを図らなければ、何時まで経っても新しい制度を活用する機会は訪れません。どこかで線引きをしないことには、これまでの事例を踏まえて改善した新しい制度が活かされませんから、農業振興を促すためには過去を恐れずに制度適用を図ることが必要となります。

農業振興制度の積極的な利用に関して前向きな話し合いになりました。平成28年度に向けて動き始めています。

300回記念例会

和歌山ゴールドライオンズクラブ例会に参加しました。本日の例会は300回目の記念例会となり、幹事さんが紅白の饅頭を用意してくれ、会長も昼食後のデザートを用意してくれました。そして二人の新入会員を迎えることができ、今後の活気を感じさせてくれる例会となりました。

和歌山県の経済事情や活動する場の拡大によって、社会貢献を目指している組織では会員が減少傾向にあります。組織を守るためには会員を維持することが不可欠ですから、新しい会員さんに加入してもらうことは、最大の地域貢献活動になります。地域活力は、地域を支える人の存在が不可欠だからです。自分以外のことに関心のない地域は衰退して行きます。自分のことと他人のこと、そして地域社会の発展を願う人が行動することで地域の活性化が生まれます。ライオンズクラブはそんな人の集まりですから、組織力を維持できるようにしたいと考えています。

会員の一人が言いました。「一人ではできないことが世界的な組織であるライオンズクラブだからこそできることがあります。発生している大災害への支援に関しては、一人の支援では何をしているのか分かりませんが、ライオンズクラブとして支援すれば、大きな支援になっていることを感じられます。直接的な支援ではないとしても、組織で支援していることを実感できますから『クラブに入っていて良かった』と思うことがあります。会員でいるというだけで世界とつながっていることや支援する側にいられることを嬉しく思っています」という意見です。

社会貢献を志向している人の志を感じることができました。何かの役に立っていると実感できることが充実した日なのです。そんな日が多く訪れることが人生の幸せにつながっていくのです。

懇談会

午後6時30分からは懇談会に参加しました。この会は毎月開催しているもので、最近の情勢に関して意見交換を行っています。基本的な考え方は、人とのご縁を大切にすることで活動の基盤を作ること、お互いに元気をもらえる機会とすること、そして活動を促進するための意見交換です。何歳になっても自分が暮らしている社会との接点を持ち続ける現役でいたいものです。

引き続いて午後7時40分からの会合に合流しました。会合に参加していたYさんから「やるからには和歌山県を代表して頑張ることにしました」と抱負を述べてくれました。時期が訪れると具体的に示したいと思いますが、現段階では、和歌山県のために、和歌山県を代表して和歌山県の存在感と和歌山県はやればできる県であることを示したいというものです。社会は自分から「やりたい」という人は支持されません。周囲の方々から支持されて推薦されることが人物の証拠です。しかし一旦、担ぎ上げられて、自身の決意が固まれば、「自分がやることで変えられる」と表明することが必要です。意思表示をすることで周囲は本気になって支えてくれます。主役が本気になることが、周囲に変化を起こさせる要因となります。

「やるからには和歌山県を代表する」という不退転の決意を聞かせていただき、今日、会合に参加したメンバーで支援することを話し合いました。リーダーが和歌山県と私達のために決意を固め意思表示をしてくれた、気持ちの良い夜になりました。

本日最終の会合に参加しました。ここでの話の内容は深いものがあり記述することを控えますが、会合を呼び掛けた人がこれから病気と戦う覚悟を示してくれました。何としても病気を克服するめための支援体制を作ることを決意しました。