活動報告・レポート
2015年9月12日(土)
道路開通式
道路開通式

今日、和歌山県にとって嬉しい出来事がありました。待望の二つの幹線道路が完成、供用を開始したからです。ひとつは京奈和自動車道紀ノ川インターチェンジと岩出インターチェンジの開通。もうひとつは和歌山岬道路、第二阪和国道の大谷ランプと平井ランプの開通です。

道路開通式

和歌山県にとって大きな出来事で、この日を待ちわびた関係者の嬉しい表情が心に届きました。そして和歌山県で次々に道路が開通していくことは活力を感じ、嬉しいことであり、これから県土が発展していく兆しを感じさせてくれます。半島であるが故に道路整備が遅れていましたが、紀の国わかやま国体開催年の主要道路の開通を目指してきました。大切な二つの道路が同時に開通したことを心から嬉しく思っています。和歌山市に限って言えば、この規模の大きな道路開通の式典は、10年前紀の国大橋以来のことになりますから、余計に嬉しさが込み上げてきます。

道路開通式

道路に携わってきた関係者や国会議員の方から過去の経緯を聞くと、和歌山県にとって幹線道路の大切さが分かります。高速道路と幹線道路がないために普段の生活は勿論のこと、産業、物流、観光などに遅れを取っていました。昭和の時代から陳情と強い要望を続け、和歌山県にとって高速道路の必要性を訴えてきました。今日の二つの道路が完成したことから、次に続く紀伊半島一周高速道路や京奈和自動車道の岩出インターチェンジから和歌山ジャンクションまで、そして第二阪和国道の平井ランプから岬町の淡輪ランプまでの全線開通の目処も立ってきました。

京奈和自動車道の岩出インターチェンジから和歌山ジャンクションまでの残りの区間は6.5kmで、第二阪和国道の残りの区間は7.6kmとなっています。いよいよ平成28年度の開通に向けてカウントダウンの時期に入ってきました。平成28年度も和歌山県の道路は開通と供用開始が続くことになります。道路行政に関して嬉しい出来事が続くことにワクワクしています。

道路開通式

そして道路とはネットワークですから、開通した後は、その地域に大規模商業施設や事業所、住宅などが進出することになります。まちが活性化する、何もなかったところが地域の核になるという効果が発生します。

第二阪和国道に関しては、既に開通しているランプ周辺で人口が増加していますし、交通渋滞の緩和に寄与しています。また医療圏が拡大されることになり、医療活動の支援につながりますし、当該地域の観光に大きな効果が期待できます。

道路開通式

そして次の夢は、京奈和自動車道和歌山ジャンクションと第二阪和国道の平井ランプを接続する太平洋新国土軸道路を完成させることです。この二つの幹線道路をつなぐことで、和歌山県の物流、観光、医療支援は飛躍的に良くなりますし、生活の場として更なる活性化が期待できます。何よりも太平洋新国土軸道路が完成すれば、その先には加太と四国を結ぶ紀淡海峡大橋の建設、そして四国と和歌山県が道路で結ばれることから、目指している本当の太平洋新国土軸ができることになります。現在、東京と名古屋、京都、大阪、神戸、福岡を結ぶ国土軸から外れている和歌山県ですが、新しい国土軸が完成すれば、この道路も物流や観光の道路となり、大きな発展の可能性が生まれてきます。

和歌山県は道路が完成することによって将来の発展が期待できます。過去の地方自治体道路行政に携わってきた職員さん、国会議員と地方議員の方々、地元の皆さんの悲願であり、遂に具体化が見えてきた時期に差し掛かりました。和歌山県の道路網完成に夢を描いた全ての先人の皆さんの思いを実現させるために、現職で道路行政に携わっている私達は、力を合わせて計画している高速道路、幹線道路の早期完成を目指した取り組みを続けたいと考えています。

夏祭り
夏祭り

こばと学園の夏祭りに運営で参加いたしました。こばと学園の夏祭りは47回目となりますが、私達がお手伝いを始めてからは10年弱だと思います。夜店の出展を行い、子ども達や地域の皆さんに楽しんでもらっています。今日もバザー、お菓子釣り、レーシングカー競争、バルーンアートなどの企画を立て出店しました。午後3時30分から準備を行い、夏祭り終了まで運営も行いました。

今夜のスタッフは20名だったことから役割分担を行い、夏祭りに来てくれた皆さんに楽しんでもらえたと思っています。私達の出し物は子ども達も知っていることから、たくさんの方がお店に来て楽しんでくれました。

夏祭り

暑さは厳しさを減退させていますが、蒸し暑さが残り、心地良い疲労を感じながら後片付けを行いました。

一過性ではなく回を重ねて続けることが大切ですから、来年も出店したいと思っています。