活動報告・レポート
2015年9月11日(金)
ひまわり
ひまわり
ひまわり

宮城県石巻市立大川小学校からいただいたひまわりが育っています。3年前から和歌山県で育てていますが、今年は紀の国わかやま国体の開会式会場に飾ることから、和歌山農業試験場で育成していて、ひまわりは順調に育っています。和歌山県農業試験場を訪問しひまわりを見せてもらいました。場長と栽培部の職員さんに育成している場所に案内してもらい、説明をしてもらいました。

一般的にひまわりは、種を植えてから70日から75日で花が咲きます。9月26日の紀の国わかやま国体の開会式と、10月24日の紀の国わかやま大会の開会式に合わせて花が咲くように育ててくれているのです。

ひまわり

両大会の開会式に花が咲くように、1週間の間隔を空けて8週連続でひまわりの種を植えて生育中となっています。種を植える時期をずらすことで開花の時期を調整できるので、両大会の開会式に開花するようにしているのです。早い時期に植えたひまわりが咲いた状態で僕を迎えてくれました。夏が過ぎましたが、僕の訪問を歓迎してくれるように夏の日差しのように眩しい黄色の笑顔が微笑んでくれました。場長は「ひまわりは良いですね。黄色が元気を与えてくれます」と話してくれましたように、夏の太陽の強い光のような黄色が元気を与えてくれます。

ひまわり

花を咲かせたひまわりの背丈は180センチぐらいだったので、丁度僕と同じぐらいの背丈に成長していました。ただひまわりの花が咲く期間は10日程なので、今日は花を咲かせているひまわりは、開会式の頃には枯れてしまうことになります。時間差で植えている、まだつぼみの状態のひまわりが、「紀の国わかやま国体の開会式に咲くことになります」と、そしてまだつぼみにもなっていない小さな葉っぱが伸びている状態のひまわりが、「紀の国わかやま大会の開会式の頃に咲く予定です」と説明してくれました。

子どもが育って入学式を迎える段階のような感じがします。この段階を迎えると、開会式でこのひまわりが大きな花を咲かせてくれることが楽しみになります。

大切に育ててくれていることは「台風や大雨の影響を受けないように温室で育てています」と話してくれたことからも分かります。本当は大地で育てる方が茎は強く、花は大きく咲きますが、根を張った状態のひまわりを動かそうとすると根の一部を切除することになり、枯れてしまうことになります。そこで温室内のポットで育成して、開会式の前に会場に運ぶことにしています。予定では国体開会二日前の9月24日に、開会式会場である紀三井寺競技場に搬出することになっています。

ひまわり

和歌山県に寄贈した大川小学校のひまわりの種が成長を続けている光景を見て、とても幸せな気持ちになりました。ひまわりの姿から命の輝きを見て、成長することが生きていることであり、天に向かって大きく伸びようとすることが生命力であることを伝えてくれているように感じました。

平成27年6月に和歌山県議会定例会で一般質問をした「大川小学校のひまわりを咲かせて東北を始めとする選手と応援団をお迎えする」ことが実現しようとしています。あれから日々、成長しているひまわりを見て、和歌山県は東北の大震災を決して忘れない。そして全ての命を大切にする県であることを全国に発信できると確信しました。

ひまわり

東北から受け取った大川小学校のひまわりの物語は、時と場所を越えて和歌山県でも展開されています。この命の物語は、平成28年度の国体開催地である岩手県にもつなぐことができると思います。

和歌山県が育んでいるのは、東日本大震災で亡くなった子ども達の命である大川小学校のひまわりです。和歌山県農業試験場において、命は輝いていることと生きることの尊さを感じることができました。命を失った子ども達の命とも言えるひまわりを大切に育ててくれている和歌山県農業試験場の皆さんに心から感謝しています。

ひまわり

追伸。和歌山県農業試験場の玄関にはここで育てられたひまわりが花瓶に飾られていて、お客さんを迎えています。玄関のテーブルにある花瓶に咲くひまわりを見て、「もしかしたら大川小学校のひまわりでは」と思いましたが、やはりその通りでした。

夏の物語は秋の紀の国わかやま国体へと受け継がれます。

その他
  • 8月に開催した感謝の集いでお世話になった司会者の方々を訪問し、お礼と話をする機会を持ちました。二人とも更に交流機会が増えていることを嬉しく思っています。
  • 入院をしていたTさんが退院したのでお見舞いを兼ねて自宅を訪れました。少し痩せていましたが、もうすっかり元気で「食事も普段通りに食べられている」と話してくれました。心配事のある顔よりも、やはり笑顔があることは嬉しいことです。