活動報告・レポート
2015年8月20日(木)
エフエムワカヤマ出演
エフエムワカヤマ出演
エフエムワカヤマ出演

和歌山市に拠点を置くエフエムワカヤマに出演させてもらいました。和歌山県議会議員として番組に出演させてもらい議員活動や抱負などについて約1時間、話をさせてもらいました。話は曲を挟んで4部構成となりました。パーソナリティは宇和千夏さんで話しやすい雰囲気を作り出してくれたので、出演時間はあっという間に感じました。話の趣旨は次の通りです。

第一部。

自己紹介と今日持参した曲の紹介を行いました。県議会議員として三期目ですが、今も一期目と同じ気持ちを持っています。平成27年6月議会でも本会議に登壇させてもらいましたが、最初の時と同じ気持ちでいられたことを嬉しく思っています。初心を忘れないことが活動の源になっています。

そして本日の一曲目はドリカムの「AGAIN」を流しました。宇和さんはこの曲を聴くと東北の大震災からの復興に尽くしている人達を思い出すと話してくれました。僕がこの曲を好きになったのは今年です。今年4月に統一地方選挙があり、演説や活動をしたのですが、その様子を見た友人が、「片桐さんの活動は『AGAIN』の歌詞みたいです。聴いてみて下さい」と話してくれたことがきっかけです。早速、この曲を聴くと、困難に負けないで立ち向かう姿が描かれていました。多くの人は挑戦すると必ず襲い掛かる困難に立ち向かい、それを克服して結果を出そうとする姿勢に感動するのです。もし自分の挑戦がそれを見ている人に感動を与えられるとすれば、こんな幸せなことはありません。三期目の挑戦に向かっている僕の姿を見て、挑戦する姿勢を「震えさせてくれる」と称えてくれ、そのイメージソングとして「AGAIN」を教えてくれたのです。

現在の僕のテーマソングと思っている曲です。この曲を聴くと自分で自分を奮い立たせる力が沸いてきます。

第二部。

最近の県議会で取り上げた一般質問に関して説明しました。現在、和歌山市でも問題になっている空き家対策ですが、僕はこの問題を平成26年に取り上げています。その当時は、今ほど大きな関心事項ではなかったので、取り上げるのは「どうかな」と思っていたのですが、小さな声を議会で取り上げることが役割だと思い一般質問を行いました。小さな声というのは、当時、各地で議会報告会や小さな集会を開催していたのですが、要望として「空き家が増えているので何とか対策を講じて欲しい」という依頼が多かったのです。しかも特定の地域ではなくて中心市街地においても、それ以外の住宅地においても空き家の問題が話題になりました。

空き家は治安の問題、衛生の問題、倒壊の恐れなど、地域社会にとって大きな問題を抱えていることに注目し県議会で取り上げたのです。今年になって空き家対策に関しては法制化が図られ、持ち主に責任を持ってもらうことや和歌山県の条例で空き家の取り壊しについても触れるなど法律の整備が進んでいます。地域の問題を取り上げることで解決に向かうことがありますから、このような小さな声を思い切って取り上げていくことは議員として大切な役割です。

議員としての最大の仕事は議場で発言をすることです。民意を反映させるための最大の武器は議場での発言です。これからも議会活動を中心に活動を行います。

第三部。

平成27年6月議会で取り上げた項目として、電力を大阪府など京阪神に移出している和歌山県は関西経済の大きな責任を担っていることから、国も関心を持つべきだという一般質問があります。和歌山県が電力移出県であることを知らない人が多いと思うので、和歌山県の電力職場で働く人の苦労を知ってもらい、その思いに国として答えるべきことを議論しました。和歌山県からの電力移出がなければ関西経済は成り立たない現状があります。

国として火力発電による電力移出県を重視し、交付金の増額などで報いて欲しいことを和歌山県として平成28年度の政府要望をしています。要望が叶うかどうかはこれからの取り組み次第ですが、これも働く人の声を県や国に届けることになっています。

そして現在課題になっているのが和歌山電鐵貴志川線の存続です。経営主体が和歌山電鐵に変わってからもう10年目に入っています。たま駅長の人気もありお客さんは増加、観光資源となっていますが、それでも経営は毎年赤字で推移しています。もし11年目から補助を打ち切れば、存続は難しい状況に陥ります。現在、上下分離方式という方法によって存続していますが、この方式に基づいて和歌山県が敷地を保有し、和歌山市と紀の川市の補助制度を継続することが将来にわたって貴志川線を維持するために必要な施策だと考えています。和歌山電鐵の11年目に向けて地方自治体としての支援のあり方をどう結論付けるのかが課題です。

和歌山県のような地方都市が高齢社会になっている状況からすると、公共交通の確保として、今ある鉄道の存続は絶対に必要です。高齢社会で公共交通を縮小することや地方鉄道を廃止する選択肢はありません。何としても存続させることを目指した取り組みをしているところです。

第四部。

県議会議員としては三期目ですが、その前は和歌山市議会議員を一期務めています。議員になる前は会社員でした。会社員の時は政治に関心は少なく、政治参画をしている訳ではありませんでした。しかし30歳代後半の時、和歌山市長選挙に関って、和歌山市を再生するためには、自分も政治参加する必要があると思いました。そこでその8月の和歌山市長選挙の翌年4月統一地方選挙に立候補したことが議員活動の始まりです。議員になるためには一人の力では無理なので多くの人からの支持を得る必要があります。「議員になる」と宣言してなれるものではありません。これがテストであれば、テスト勉強をした分だけ成績が上がりますから、自分ひとりの力で求める結果を出すことは可能です。選挙はそうはいきません。だから値があると思いますし、皆さんから信託を受けているのですから責任を背負っています。責任を担う人は自由を制限されると思いますが、その覚悟を持って議員活動をしています。

そして市議会議員になった時に誓ったことがあります。それは、議員は日頃、何をしているのか分からないので、自分の活動を公開することによって、「毎日、何をしているのか分かるようにしよう」ということです。日々の活動を公開することで議員はどんな活動を行い、何を考えているのか分かります。12年前に初当選させていただいてから、今日時点では昨日までの毎日の活動報告をホームページに公開しています。ですから昨日の活動も、一昨日の活動も、10年前の活動もホームページを見てもらうと確認してもらえます。毎日の活動報告は記録に残し、公開することを最初の誓いとしたので、これは継続しています。

もうひとつあります。毎日の行動の中で出会う人から学んでいることがたくさんあります。先輩からは勿論、後輩からも学ぶことや気付かされることがあります。それで自分は成長できるのですが、その得た学びや気付きを若い人たちに伝えることが大事なことだと考えています。そのことをコラムとして書いてホームページで公開しています。昨日までで1,603本のコラムを掲載していますが、これを読んでくれた人が何かを掴んでくれたら嬉しいことです。

何でも1,000回続けると一流になると言われています。コラムも1,000本書いたら世界が変わると思って書き始めたのですが、もう1,000本を越えてしまいました。そこで止めても良かったのですが、やれるまで継続しようと思い、現在に至っています。継続する力の大切さと凄さを感じています。

主に以上のような出演内容でした。議員活動の様子や思っていることを伝えられたら幸いです。出演させてもらったことに感謝しています。

例会訪問
例会訪問

葵ライオンズクラブへの例会訪問をさせてもらいました。他クラブの例会を訪問するとそれぞれ雰囲気が違いますし、新鮮な気持ちになれます。例会で挨拶の機会をいただいたことから、伝統と刷新について、命の尊厳と和を目指した取り組みについて、私達の所属している1ゾーンとしての活動方針を説明いたしました。伝統は地域のお役に立つ活動を継続することなので、紀の国わかやま国体と紀の国わかやま大会のボランティア活動に参加することへの協力を要請しました。刷新することはフェイスブックにクラブのホームページを設定することで、クラブの活動を地区全体に知ってもらうことを目指して欲しいことを伝えました。

例会訪問

そして命の尊厳と和に関しては、ライフジャケット推進事業を本年度の重点活動として考えて欲しいことを要請しました。この推進事業は和歌山県の子ども達の命を守るために、大阪市内のライオンズクラブを含めて地区全体の取り組みになります。和歌山市に拠点を置く私達として主体的に取り組みたいと考えているので、アクティビティや予算捻出に協力して欲しいことを伝えました。

例会訪問と挨拶の機会をいただいたことに感謝しています。

夏祭り
夏祭り

和歌山市内の福祉施設喜成会の夏祭りに参加しました。毎年、賑やかな夏祭りに仕上がっていますが、今年も大勢の方が参加され賑わい感いっぱいの夏祭りとなりました。開会に際して挨拶をさせていただきました。

こんばんは。今年も盛大に夏祭りが開催されますこと、お祝い申し上げます。理事長や職員さんとは研修会や伝統文化を楽しむ会などでご一緒させてもらっています。皆さんが参加して熱心に知識を得て、人としての幅を広げようと学んでいることを知っています。そこで得たものを、他の職員さんや施設の皆さんに伝えることや実務に反映させていると思います。こんな素晴らしい環境を作ってくれていることを嬉しく思いますし、今日の夏祭りも、地域の皆さんと一緒に作り上げた思いやりのあるイベントに仕上がっています。最後まで楽しみたいと思います。ありがとうございます。

やはり盛大な夏祭りになりました。地域の皆さんと一緒に楽しむことができたことに感謝しています。