平成27年8月県議会定例会が開会になり、初日は知事から議案の提案がありました。
今回知事からは紀の国わかやま国体まで40日をきったことから機運を一気に高めることに関して説明がありました。ボランティアによる県民運動による盛り上げ、「おもてなしトイレ大作戦」などの準備が花開く時を迎え、和歌山県の魅力を全国に発信していくことにしています。私達は総合優勝を目指すと共に、おもてなしの心で選手や応援団を迎えたいと思っています。
また秋の観光振興に関しては、楽天トラベルの今秋の予約状況では和歌山県の予約の伸び率が全国一になっていることから、観光振興に力を注いでいます。例えば、高野・熊野の世界遺産への追加登録につながる「熊野参詣道」や「高野参詣道」の史跡追加指定が答申されたことを受けて、世界遺産の拡大と魅力の発信を行うことにしています。また上半期の訪日外国人が過去最高を記録する中、免税店の拡充とWi-Fi環境の整備を大幅に進めることにしています。今後も増大すると予測している外国人観光客の受け入れ体制を強化していくことを目指しています。
今年後半はエルトゥールル号の映画「海難1890」や大河ドラマ「真田丸」なども注目が集まる機会を好機と捉えて観光施策を講じることにしています。
また今議会の補正予算は、総額15億4,300万円余で、移住と交流を促進するため半島振興広域連携促進事業に係る3県合同移住フェアの開催経費や中小企業の潜在成長力を伸ばすためにプロフェッショナル人材戦略拠点の設置に係る経費などが計上されています。また台風11号による土砂災害に対する緊急対策、海岸の水門改良や急傾斜地崩壊防止に係る経費も計上されています。これら県を襲った大災害への対応を行っています。
来週から一般質問に入る予定となりますが、今回私の一般質問はありません。
セラヴィ神前の夏祭りに参加しました。夕方からは暑さも和らぎ心地良い雰囲気の中で地元の皆さん達と夏祭りを楽しみました。会場入りの直前に小雨が降りましたが、幸い夏祭りに影響はなく、この雨のお陰で会場から虹が見えるなど幸運を感じる夏祭りになりました。
そして冒頭、開会式で挨拶をさせていただきましたが、その主旨は以下の通りです。
こんばんは。今年もセラヴィ神前の夏祭りの季節が訪れました。皆さんが楽しみにしている夏祭りを一緒に楽しみたいと思います。さて今年は紀の国わかやま国体開催の年になります。開会式には天皇陛下もご来県されますが、今年は和歌山県に皇族の方々が5回も来県されることになり、和歌山県にとって素晴らしい一年になっています。嬉しいこの年を契機として、和歌山県がますます繁栄するように取り組みたいと考えています。
さてセラヴィ神前にお招きをいただいた時に必ず紹介することがあります。皆さんもご存知だと思いますが、和歌山市における民間の高齢者施設で、福祉避難所に指定を受けたのはセラヴィ神前が初めてになります。今日、県議会定例会が開会になりましたが、その中で、先の台風11号の被害からの復旧の補正予算が計上しています。災害への備えと災害発生時の対応は行政としての大きな課題となっていますが、ここセラヴィ神前では早い段階から、地域の皆さんの安全と安心のために社長とスタッフの皆さんが福祉避難所に指定したいという思いがあり、困難を乗り越えて福祉避難所の指定を受けています。
ですからセラヴィ神前は地域の交流拠点でもあり、災害発生時には福祉避難所としての役割を果すことになります。正に地域の安全と安心を私達に提供してくれる施設なのです。
地域になくてはならない福祉施設としての役割を果すために、今回も夏祭りを実施してくれています。恒例になるまでには相当の年月を必要としましたが、今では皆さんが楽しみにする夏祭りとして定着しています。
最後まで皆さんと一緒に楽しみたいと思いますので、この後もよろしくお願いいたします。本日の開催を心からお祝い申し上げます。ありがとうございます。
夏祭り会場では多くの友人達と出会うことができ楽しく過ごしました。夏の最盛期でもあり、暑さが和らいだことから少しだけ秋の気配も感じることができました。夏と秋が交錯して入れ違うような季節感を感じました。
- お昼の時間、和歌山市中学校PTA連合会の皆さんから高校受検に関しての要望を受けました。教育長を初めとする教育委員会の職員さんも同席してくれて、要望を受けました。要望を受けた課題には中期的視野を持って対応して行きます。
- 新しく福祉事業所を開所する準備を進めている経営者と懇談し、現場を見せてもらいました。建物という形になっていく過程の説明を受け、現地を確認することは大切なことだと思います。