活動報告・レポート
2015年8月7日(金)
定期大会
例会訪問

和歌山東ライオンズクラブの例会訪問を行いました。他クラブの例会訪問は自分達のクラブ運営の参考になります。また和歌山東ライオンズクラブには知人が多く、自クラブのような感じがあり楽しく参加させてもらいました。

ゲストスピーチとして例会で挨拶をさせていただきました。

こんにちは。温かく迎え入れていただいたことに感謝しています。例会訪問をさせていただきましたが、本年度は度々お会いする機会があると思いますので、何卒、よろしくお願いいたします。

個人的な話しですが、和歌山東ライオンズクラブには親しみを感じています。皆さんもご存知だと思いますが、私のスポンサーは氏家さんでして、東ライオンズクラブの終身会員でもあったと思います。もう一人お誘いをいただいたのが同じく東ライオンズクラブの駒井さんで、お二人から熱心にお誘いをいたたいたことがライオンズライフのきっかけになったのです。13年前の当時、和歌山市内にはライオンズクラブがあることは知っていましたが、8つもあると知らなかったので、てっきり、氏家さん、駒井さんと同じクラブに入会したと思っていました。入会式の案内が来たので会場に行ってみると、知らない人が集まっていて。氏家さんも駒井さんもその場にいませんでした。「おかしいな」と思い、参加していた人に聞いてみたところ、「新しいクラブが誕生するので新クラブのメンバーとして入会式をすることになっています」という答えでした。

新しいクラブが現在所属している和歌山ゴールドライオンズクラブなので、あの時、新クラブが結成されていなければ、私は東ライオンズクラブにお世話になっていたと思います。

さて私からの挨拶は一点に絞らせてもらいます。もう皆さん方ご存知の通り、ライオンズクラブが誕生してから今年で98年目となり、2年後には100周年を迎えることになります。100年目を迎えるライオンズクラブがこれから先の100年後も社会貢献をしているような持続可能な取り組みを検討する100周年記念事業実行委員会が組織され、現会員である私達が何をすべきか検討しているところです。

335B地区では和歌山県の小ども達の命を守ることを考え、御坊市から南の沿岸地域で南海トラフ地震による津波被害が予想される地域の全ての保育園、幼稚園、小学校、中学校にライフジャケットを備え付けようという取り組みを行います。本年度国際会長が命の尊厳を訴えていますが、私達の地区と津波被害が予測されている地域の全ての子ども達の命を守ることを目指そうとしています。100周年につながるその取り組みがライフジャケット推進事業なのです。

繰り返しますが、この事業は335B地区全体の取り組みですから、和歌山市内のクラブ員である私達だけが実行すべきアクティビティではありません。大阪市内のクラブや津波被害予測地域ではない地域も含めて、全てのクラブで取り組んで欲しい事業がライフジャケット推進事業なのです。

335B地区として和歌山県内の子ども達の命を救うためのアクティビティを実行しようとしてくれているのですから、私達和歌山市内のクラブとして何が何でも推進役を担った取り組みにしたいと考えています。

大阪市内のクラブが熱心なのに和歌山市内のクラブは冷めているという事態にならないように、主体的取り組みとして考えていますので、本年度はライフジャケット推進事業に協力をお願いいたします。

災害から子ども達の命を守ることを目指した取り組みはライオンズクラブとして実行すべき、そしてやりがいのある取り組みなので、何としてもやり遂げたいと考えています。皆様の協力をお願いいたします。

最後になりますが、今日の例会訪問を楽しみにしていました。最後まで皆さんと一緒に楽しみたいと思いますので、よろしくお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。

さて例会の最後にテールツイスターからの話がありました。織田信長の話になり、本能寺の変で自害する時の最後の台詞が「是非に及ばず」だったそうです。「是非に及ばず」とは、「仕方ないこと」という意味で、織田信長は死期を悟り、この状況に追い込まれたらじたばたしても仕方ないと思ったと推測されます。

私達はどうにもならないことで、じたばたすることがあります。現代社会では一般的には追い込まれたとしても死ぬことはないので、腹を括って「是非に及ばず」の気持ちで活路を見出したいものです。

本能寺の変は1582年6月2日の歴史上の出来事で、織田信長49歳の時の変です。いつの間にか尊敬する織田信長の年齢を超えていますがも、未だに「是非に及ばず」の精神に至っていません。例会に参加して「よし、頑張ろう」という気持ちになりました。

定期大会
定期大会

関労和歌山市店支部、電力所支部の二つの定期大会に出席させていただきました。共に平成26年度の活動を振り返り、平成27年度の活動方針を樹立するための大会です。社会環境が厳しい時代にあって、後ろを向くことなく前進する姿勢が伺える大会だと感じました。リーダーは不安感を見せずに明日を見据えて言動することが求められます。とても辛くて厳しい立場にあります。できることなら私達はリーダーを批判することなく、みんなで思い描いている未来をリーダーと共に実現するために支持と声援を贈りたいものです。

リーダーを批判して自分がそれに取って代われる自信があれば、リーダーに位置に付けば良いと思います。もし自分がリーダーになることを避けたいと思うのであれば、リーダーの役を引き受けている人を批判しないで応援して欲しいと思います。何故ならリーダーは人に言えないものを引き受けて、課題や案件に対応してくれているのです。

誰かがやらなければならないことを自ら責任を持ち、引き受けてくれているのがリーダーです。責任と結果が求められている位置にいるリーダーを支持し励ますことがフォロワーとしてすべきことです。リーダーになる覚悟を持つか、リーダーを応援する人になるか、自ら責任を持ちたくない人の選択です。

委員長の退任のきっかけになった言葉があると聞きました。それは「(彼は委員長ポストが)好きだからやっているのだ」という言葉だったようです。この言葉にショックを受けたと言います。委員長職を好きだからやっているのではなくて、誰かが責任を持ってやらなければならないから引き受けているのが正解です。

責任を負い、決断を迫られ、結果を求められるポストは、好きでやれるポストではありません。やってみないと分からないことですが、心ない言葉によって一人のリーダーを失うことになったのであれば残念なことです。

やりきったあとに残るものは達成感と寂寥感です。そして責任ある位場から一線を引くと、どうしても脱力感が襲ってきます。暫くはゆったりした時間を楽しめますが、重責から逃れた後の脱力感はやりがいを失わせることがあります。そうならないためにも、新しい目標を定めて人生を生きて欲しいと思います。

委員長のポストはやりたいと思っても、誰もがやれるポストではありません。みんながやって欲しいと思っている人に与えられる特別なポストです。そんな経験は人生において大切でかけがえのないものです。苦しい時は成長している時ですから、苦しい時をたくさん経験できる委員長職にいたことは、今までも、そしてこれからも成長曲線を描く人生になります。

最後になりますが、委員長として最も思い出に残るものは片桐選挙だと話してくれました。嬉しくもあり、迷惑を掛けたんだなと思いました。一人の県議会議員を誕生させてくれた委員長に心から感謝申し上げ、期待に応えることで恩返しをしたいと思っています。

夏の長い一日を生きることができました。活動していること、生きていることを実感できた長い一日となりました。活動を終え責任を果たし去る執行部と、未来に挑戦しようとする息吹を感じられる新しい執行部を創り出してくれた大切なこの日を与えてくれた全ての皆さんに感謝しています。

やはり心の入った挨拶や言葉は感動を与えてくれます。