先輩のUさんから電話がありました。「片桐君にお願いしたいことがあります」というので今朝、お会いさせてもらいました。実力者であるUさんからの依頼は珍しいので話を伺うと、自分のことではなく知人からの頼みごとでした。人の面倒見の良いUさんらしいと思いました。その知人からの依頼の件、地域創生の話、後援会活動の話など意見交換を行うことができました。朝から嬉しい時間となりました。
会社経営の経験が約50年の現役のMさんと懇談を行いました。日頃から可愛がってもらっているのですが、毎回、人生勉強をさせてもらっています。
- 最近の人は仕事の報告をしてくれないことが多い。途中経過の報告もなければ、仕事をした結果報告もないことがあります。仕事先から連絡を受けても、経営者である私が結果を知らないことがあります。依頼者に報告するのは良いのですが、先に報告を聞いていなければ話が合いませんし、もしわが社の経営方針と違う結果と報告内容になっているなら信用と利益の面などで問題となります。
過去に仕上がり金額が増加してしまい追加の支払いを求められたことがあります。それには応じられないと話し合いましたが、結果が出た後に揉めることになります。そんな事態に陥らないためにも報告が大切だと話しているのですが、誰が給与や報酬を支払っているのか分かって欲しいと思います。 - 補助金を受ける限りは経費を最小限にすることを考えなければなりません。補助金はただでくれると思っていると、補助金を限度額いっぱいに使いたいと思うので経費を膨らませようとします。しかし補助金は税金で賄われているものですから自分のお金以上の感覚を持ち、大切に使わせてもらうものです。私の会社では補助金の仕事は全て入札を行い、競争させています。自分のお金でないお金の使い方で人柄が分かります。人のお金ほど大切に扱う必要があります。
- 仕事は関係する人を大切にすることから始まります。取引先の社長や役員だけではなくて、打ち合わせ担当者への配慮も必要ですし、受付の女性にも配慮が必要です。いつも親切にしてくれる受付の人がいれば、時にはお菓子を持っていくなど、直接の仕事相手以外の人への配慮はとても大事なことです。
受付の人を大切にしていると、アポを優先的に受けてくれたり、希望通りに日程を調整してくれることがあります。また良い評判を立ててくれるのはそんな人たちなのです。「あの人は感じが良い人です」と噂されるのと、「感じが悪い人ね」と噂されるのとでは、仕事の成果も違ってきます。会社の受付の人の評判が悪ければ、その噂は社内に広がりますから、この次も仕事のパートナーとして指名してくれるかどうか分かりません。出会う人には笑顔で親切に接することが仕事においても、人付き合いに関しても基本となります。
今日も大切なことを学ばせてもらいました。当たり前のことを当たり前にすることが信用となることが分かります。
ダイワロイネットホテル和歌山にあるバナナモンキースタジオのライブに出掛けました。知人を通じて歌手のA-COさんの紹介があり、今日の出演となったものです。和歌山市でのラジオ出演は初めてなのですが、東京や大阪でのライブは毎週行っていると聞きました。
「和歌山の皆さんにも私の歌を聴いて欲しい」という願いがあり、和歌山市、初登場となりました。知人の会社の方もスタジオに駆け付けていて、ライブ会場を盛り上げてくれました。
A-COさんは、かつてはバンドメンバーと一緒に活動していたのですが、現在はソロで活動しています。コメントの中に「もう大人になり活動が制約され、バンドメンバーは音楽を辞めていきました。現在も音楽活動をしているのは私だけになりました」とありましたが、年齢と共に活動の範囲が狭められて行きます。それは責任ある立場になっていくことから活動の領域が狭められることと、専門分野が特定されていくのでそこに活動を集中していくからです。
仕事で責任ある立場になると音楽活動は出来難くなるなど、それぞれの事情があるようですが、みんな大人になっていく中で、夢を追い続けることができていることを羨ましくもあり、「頑張れ」と応援したくなりました。
今の瞬間において、追い続けるものがあることは幸せなことだと思います。