中村ガバナーが主催するライオンズクラブ335B地区のキャビネット会議に出席しました。本年度の全役員が出席する会議で、本年度キャビネットの予算案などが決議されました。報告事項として、国際大会の実施結果と本年度開催予定の福岡県での国際大会への参加要請、ライフジャケット整備事業の協力依頼などがありました。
中でも和歌山県と関係が深いものはライフジャケット推進事業です。本年度中に南海トラフの大地震による津波被害が想定されている地域の保育園と幼稚園、小学校などにライフジャケットを整えようとするものです。オール335B地区の取り組みですから、大阪府下、和歌山県下に所属している全てのライオンズクラブがライフジャケットの推進事業に取り組むことになります。
全クラブに協力要請をしていることから和歌山県がこの推進事業をリードしいく必要があります。中心となるクラブが責任感を持ち取り組みことが全体を引っ張ることにつながります。命の尊厳を公約として掲げている山田国際会長の活動方針に沿って中村ガバナーがリードしている推進事業ですから、何としてもやり遂げる必要があります。
情熱を持って取り組んでいるガバナーとキャビネットの姿勢に接し、同じ情熱を持って取り組むことが大事なことだと感じています。キャビネットで推進しようとしているメンバーの情熱を感じ取り、同じ情熱を持って各クラブに伝達することが僕の役割だと認識しています。この推進事業を成功させるか否かはリーダーの情熱と推進力にかかっていますから「何としてもやり遂げたい」と同じリジョンの役員で話し合いました。
また関西広域連合とライオンズクラブ国際協会335B複合地区が「災害時におけるボランティア支援に関する協定書」を締結しています。締結時期は平成27年5月17日のことで、井戸関西広域連合長と城阪ガバナー協議会会長との間で締結が交わされています。ライオンズクラブアラート委員会として、この締結に基づいて支援するための体制を整えていくことが社会から求められることになっています。
具体的な体制は本年度中に確立していくことになりますが、アラート委員長から協力依頼がありました。本年度の取り組みとして対応していくことを考えています。
参考までにアラートとは、緊急災害出動や緊急災害支援を意味するもので、ライオンズクラブとして災害時への備えとしてアラート委員会を設置しているものです。
このアラート委員会と100周年記念委員会、PR・IT委員会と連携を図り、南海トラフの大地震と津波被害から、全ての子ども達の命を守るためにライフジャケット推進事業を行うことにしています。和歌山市内のライオンズクラブにとっても重点的に取り組むアクティビティになるようにしたいと考えています。私達が社会生活を過ごしていることに感謝しながら社会の安心と安全を守ること、子どもを始めとして全ての命を大切にすることを目指した事業がライフジャケット推進事業ですから、和歌山県内のクラブとして率先して取り組みたいと考えています。
キャビネット会議には全地区役員が出席しますから、クラブのスケール感や役員の熱心さを肌で感じ取ることができます。この肌で感じたエネルギーの塊をゾーン内の各クラブに伝えることを使命だと考えています。
毎月月末の月曜日に開催しているのが「やんちゃ会」です。疲れを感じる時期となる月末の月曜日に仲間が集まることで、その週を楽しく乗り切ることを目標として会合を開いています。この会では、過去に縛られないでこれからを楽しむことを目指しています。過去の出来事は結果を導いてしまっていますから、結果を変えることはできません。
しかしその結果を導いた要因と判断がある筈ですから、それを原点として施策を見直しできれば、確定した結果から現在の変化を持ち込むことは可能です。
過去の結果に囚われないで、これからを生きるために大切なことをお互いに伝え励ましあっています。