台風11号が近畿に接近し、和歌山県では大雨や暴風などの警報が発令されています。和歌山県では危機管理体制を取り台風の到来に備えていますが、極力、外出などは控えて下さい。
台風接近までの限られた時間内にZC会議が開催されたので出席いたしました。ZC会議とはライオンズクラブ335B地区内のゾーンチェアパーソンが集まる会議体のことです。中村地区ガバナーが主催し、今回は年度の国際会長と地区運営方針、国際大会の報告などが議題となりました。また100周年推進事業としてライフジャケット推進についても議題となりました。
ゾーン運営のための勉強になりましたし、各ゾーンチェアパーソンの方針や考え方を聞かせていただいたことも参考になりました。
出された意見の中で何点か記載します。
- キャビネットやゾーンチェアパーソンなどの会議で示された活動方針や考え方が各クラブにまで伝達されていないように感じています。各クラブに伝達することが大事な役割だと思います。
- 傾聴の大切さを感じています。ガバナーの考え方や会員からの意見をよく傾聴し、活動の中に反映させることが大事だと考えています。
- 共有と連携を活動方針についています。皆さんと情報を共有すること、活動は連携することを目指しています。
- アンダー20のクラブ(会員が20人以下のクラブのことです。ライオンズクラブは20人以上が結成するための条件ですから、それ以下になると活動が停滞することが懸念されます)に対しては、ゾーンチェアパーソンを始め各クラブの役員がそのクラブの例会に出席するなどして、寄り添う形を取り一緒に活動したいと思います。そこから何が起こるか楽しみにしています。
- これまで多くの人のお世話になって現在があると思っています。気がつくと指導して導いてくれた先輩達が鬼籍に入っています。何の恩返しもできていないことを深く反省しています。そこで今の私ができることは、後輩にこれまでのご恩返しをすることだと考えるようになりました。そこで母校に対して滑り台を寄贈しました。生徒からお礼の手紙をたくさんいただきました。その手紙は私の大切な宝物になっています。社会貢献活動を通じて人の琴線に触れることから全てが始まるのだなと思います。こんな思いを持って活動したいと考えています。
参加した皆さんの発表から、とても良い意見を聞かせてもらいました。僕の活動方針に対する考え方は以下の通りです。
地区ガバナーの運営方針を浸透させること、伝統を守り刷新すること、会員の増強に関しては一括して報告します。今回、国際大会への参加や昨日の和歌山県知事とのライフジャケット事業推進の共同宣言などの場面に立会いをするなどの貴重な体験をしています。これらの体験は得難いものであり、この幸運に感謝しています。
これらの機会を通じてキャビネット役員の方々や中村ガバナーの熱意に触れ、私達の活動に自信と誇りを持つことの大切さを感じ取っています。年度が始まりましたから、ガバナー諮問委員会や職務訪問の機会に、国際会長やガバナー方針を自分の言葉でもって伝えたいと考えています。熱意のある言葉と誇りを感じさせる言葉で方針を伝え切ることによって、方針に示された成果が現れるものと確信しています。熱意は伝導しますから、各クラブに熱意を伝導させたいと思っています。
100周年奉仕チャレンジについては、和歌山県の未来を支える子ども達の命を守るためのライフジャケット推進事業を全てのクラブでアクティビティとして取り組むことに務めたいと考えています。この100周年に相応しい推進事業の舞台は和歌山県ですから、この事業意義を伝達し推進事業に参加してもらいます。
「街へ出よう」の取り組みに関しては、今年は紀の国わかやま国体の開催年であることから、この巡り合わせに感謝し会員が和歌山県と和歌山市のボランティア登録を行い、積極的に参画したいと考えています。私達が街へ出る絶好の機会が訪れることになりますから、地域で活躍するライオンズを目指すことを方針としています。