活動報告・レポート
2015年7月10日(金)
スナーダイ・クマエ絵画展2015
スナーダイ・クマエ絵画展2015
スナーダイ・クマエ絵画展2015

今年で5回目となるスナーダイ・クマエ絵画展2015が開催されました。メアス博子さんが主催し、私が理事を務めているNPO法人が後援している絵画展です。午前10時から開会式で挨拶とテープカットを行いました。

挨拶内容は次の通りです。

スナーダイ・クマエ絵画展2015

おはようございます。今年で5回目を迎えるスナーダイ・クマエ絵画展が開催されることを嬉しく思っています。絵画展を主催するため和歌山県出身で、カンボジアで活躍しているメアス博子さんが今年も和歌山県に帰って来てくれました。私達もメアスさんの活動に共感を覚えているので、今年も後援させていただいています。

言うでもなくメアス博子さんはカンボジアのスナーダイ・クマエという児童養護施設で子ども達の成長のお手伝いをしています。子ども達の絵画を日本に紹介して、販売収益をその施設の運営費に充当していますし、子ども達は自分の書いた作品が日本で売れることをとても励みにしているようです。

さてメアス博子さんがスナーダイ・クマエの子ども達と接するに際して、心に残っていることがあります。昨年の絵画展で聞かせてもらったことですが、皆さんに紹介したいと思います。

日本にいる私達は、カンボジアや東南アジアの子ども達は貧しくても目がきらきらと輝いて、未来を見つめていると思っています。日本の子ども達にはない輝く目をしていると思い、その国の将来は明るいと思っていますが、現実は決してそうではありません。

これらの子ども達の目は暗くて沈んでいて、時には反抗的なことがあるそうです。生まれてからの境遇がそうさせているのでしょうが、きらきらした目をしていないのです。

スナーダイ・クマエ絵画展2015

そんな子ども達に夢を与えているのがメアス博子さんです。沈んだ目をきらきら輝かせるためには、夢や希望を与えなければなりません。子ども達が絵を描くことも、将来に夢を与えるためです。自分が書いた絵が日本で売れて収益になることを知ることが夢を与えることになるのです。

沈んだ目をきらきら輝く目に変えることがメアスさんの活動であり、カンボジアと日本、そして和歌山県をつなぐ役割を果してくれているのです。そんな素晴らしい活動をしてくれているのがメアス博子さんですから、私達は彼女を誇りに思っています。

こうして向かえた5回目の絵画展が皆さんの支援によって今年も開催できることを嬉しく思っています。会期中、皆さんからのご支援をお願いして、挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。

スナーダイ・クマエ絵画展2015

今日から3日間、フォルテワジマ2階で絵画展は開催されています。皆さんもお立ち寄り下さいますよう、お願いいたします。

特別委員会
特別委員会

ライオンズクラブ国際協会は2017年に100周年を迎えます。1917年にシカゴで誕生したライオンズクラブは2015年の今年、98年目を向かえていて、2年後に100周年を迎えることになります。そのため100周年特別委員会を結成し、その記念すべき年度に何を実施するのかの検討を始めました。

ライオンズクラブは世界最大の奉仕団体で、その奉仕団体に相応しい取り組みを考えています。私達の335B地区の最大の取り組みが、和歌山県下におけるライフジャケット推進事業です。和歌山県の御坊市から南の市町村で、ライフジャケットを配置していない幼稚園と保育園にライフジャケットを寄贈する事業を検討しているところです。

ガバナー方針として南海トラフ地震の危険性が指摘されている和歌山県南部の子ども達の命を守るためにライフジャケットの寄贈を検討しています。ライオンズクラブ335B地区全体として子ども達の命を守ることを目標に掲げました。

これは和歌山県下のクラブの取り組みではなくて、大阪府下のライオンズクラブを含めて地区全体で、和歌山県下で南海トラフの大地震による津波被害地域とされている幼稚園と保育園の子どもたちの命を守るためにライフジャケット推進事業を推し進めることを話し合いました。

対象とするエリア、寄贈する個数、予算案、配布時期、和歌山県知事とライオンズクラブとの共同宣言の検討などを行いました。

この和歌山県下でのライフジャケット寄贈の取り組みは、私たちにとって歓迎すべきものであり、是非とも推進したい事業だと考えています。特に新年度に335B地区1ゾーンのゾーンチェアパーソンを拝命している立場から、全てのクラブの賛同を得て、何としても実現したいと考えています。

100周年特別委員会の開催は今日が第一回目となりました。これから具体的な取り組みに関する検討を重ねていくことになります。