活動報告・レポート
2015年7月9日(木)
地区大会
地区大会
地区大会

関労和歌山地区本部定時大会が開催されました。今回が63回目の開催の歴史ある大会にお招きをいただいたことに感謝しています。外部環境の変化に応じて自らを変革させようとする意思と活動方針に共感を覚える大会となりました。現状を踏まえて、迫り来る危機を突破しようとする強い意思が伝わってきました。リーダーの存在とそれを支える志のあるメンバーがいる組織は強みがあります。更に強い組織を目指して欲しいと期待しています。

大会で来賓の皆さんの挨拶を聞かせてもらいましたが、とても役立つ内容の話を聞かせてもらいました。

社会で生きていくためには「したたかさ」が必要であること。真面目で親切なことを前提として、そこに「したたかさ」を加えるとどんな競争社会になっても対応できるというものです。「したたかさ」とは人を騙すことや自分だけが良い思いをすることではなくて、ビジネスは交渉ですから交渉力を持つということだと捉えています。交渉力を持つために必要なことを考えてみました。ひとつは相手を知ること。そのためには相手に関する情報を把握しておくことです。現代ではインターネットで調査するのは当たり前ですが、最低限、インターネットで情報を得ておくこと。そして人脈を通じて背景を調査しておくことが重要です。事前の情報で優位に立っておくと交渉がスムーズに展開させることができます。尤も、相手もこちら側のことを調べて交渉に臨みますから、より高い精度の情報を把握した側が優位に立てるということです。

次に、相手がこの人の言うことに従わざるを得ないという人物を知っておくことです。何か問題が発生した場合や大切な局面で、そんな人を知っておくことは大事になります。キーマンは誰なのかを把握し、動いてもらえるような関係を作っておくことです。

そしてビジネスに関する情報を早く把握しておくことです。相手が知らない情報を事前に把握しておくことで交渉は優位に立てます。

これらのことから分かるように、「したたかさ」とはたくさんの情報を把握して相手と交渉に立つことのように思えます。情報を制する人が優位に立つのがビジネスですし、話してくれた人の経験からも分かることです。

「したたか」にビジネスを展開することで、自分の組織や会社の利益を守ることができるのです。競争社会において「したたかさ」を身に付けて、ビジネスに挑みたいものです。

また多様な価値観とモノの見方を身に付けておくことが大事であることも伝えてくれました。同じような価値観で固まっている組織は弱い組織です。モノの見方も角度を変えてみることができる組織が強い組織です。

これまでは数は力でしたが、これからは数と共に多様性、発展性のある組織でなければ生き残れない時代になっているということです。同じタイプの人材を集めるのではなくて、自分と違った価値観を持つ人の考え方も受け入れることが大事だということです。

サッカーで試合の表面的な流れを見ているだけだと、全員がボールに向かっているように思いますが、実際はポジションによって動きが違います。ボールに接近する選手もいれば、離れた場所で全体を見渡す選手もいます。チームプレイとは多様性を持った人がひとつの目的を目指して戦うことを指します。

競争社会を戦う秘訣を、先輩達は自らの経験から伝えてくれました。とても役立つ挨拶を聞かせてもらいました。

そして僕の挨拶においても、代議員の皆さんが求めている内容や役立つテーマについて話をさせてもらいました。挨拶を聞いてくれた人にとって、何かの参考になっているなら幸いです。

大川小学校のひまわり

大川小学校のひまわりについて取材を受けました。議会での質疑を注目してくれたことを嬉しく思っています。今年もこのひまわりを育て、紀の国わかやま国体開会式で選手や応援団をお迎えすることで、命を大切に育む和歌山県であることを全国に発信できることを期待しています。

このように大川小学校のひまわりの育成を通じて、命を育む取り組みに注目してもらえると嬉しいことです。そして、和歌山市内の小学校にも、このひまわりの植樹が広がっていることを嬉しく思っています。