和歌山県で活躍している芸能人の会が「和歌山芸能県人会」です。設立15周年を迎えたことから、記念ライブが開催されました。知人のRumikoさんが出演することから応援に行ってきました。和歌山県をベースに活動している芸能人がたくさんいることを知り、それはとても嬉しいことだと思います。音楽文化を支えてくれていること、そして街に元気を与え続けてくれているからです。文化のない街は明るさが不足しますから、これからも和歌山県のビタミン剤として音楽活動を続けて欲しいと願っています。
久し振りにRumikoさんの「万葉歌」を聴かせてもらいました。和歌の浦を舞台に恋人が散歩するイメージがあり、この歌を聴いて万葉の地、和歌の浦を訪れる人がいると思います。このように芸能活動を通じて和歌山市のイメージを高めてくれています。これからも活躍してくれることを期待しています。
和歌山フラメンコ協会主催のフラメンコライブ「アンダルシアの夢2015」が開催されました。これはフラメンコアカデミア「ラ・ダンサアンダルシア」に所属する研究生の発表会で、日頃の練習の成果を披露してくれました。
一緒に鑑賞した方からは「和歌山市にこんな素晴らしい文化があることを知りました。大切にしなければいけませんね」という感想を聞かせてもらいました。全くその通りだと思います。フラメンコの舞台を鑑賞できる都市はそれほど多くありません。休日に文化に親しめる機会があることの贅沢さを感じています。
舞台では研究生の皆さんが活き活きとフラメンコを舞っていました。バックには森久美子先生が控えていることから安心して踊っているように見えました。
人が生きていくにはこの活き活きさが必要ですし、鑑賞している私達もその活き活き感を受け取ることができます。踊る人も鑑賞している人も、明日への活力になる。そんな舞台が繰り広げられました。
そしてこの日配布されたプログラムに挨拶文を掲載してもらいました。掲載内容は以下の通りです。
ご挨拶 和歌山フラメンコ協会顧問、和歌山県議会議員 片桐章浩
またしても森久美子先生がやってくれました。和歌山県を中心としてフラメンコを習っている研究生の皆さんに晴れの舞台を整えてくれたのです。和歌山県にいながら本物のフラメンコを楽しめる環境を作ること。それを目標に頑張っているフラメンコアカデミア<ラ・ダンサアンダルシア>の研修生の皆さんが今日の舞台を目指して、厳しくて楽しい練習を続けてきました。
フラメンコは踊ってみるととても難しいもので、リズム感、身体の使い方を日本人が習得するのは簡単なことではありません。この舞台では、昨日よりも今日と、練習を通じて成長している研修生の皆さんがその成果を披露してくれます。
そんな研修生の皆さんを舞台のバックで一流のメンバーが支えています。そしてフラメンコを愛してやまない素敵なお客さんが来場してくれました。ここに最高の舞台が用意されました。2015年の夏。今年最高の舞台に最高の笑顔の花が咲きます。
私が森久美子先生と知り合い、フラメンコの世界に誘ってくれたのがもう9年も前のことです。間近で鑑賞する時の迫力、舞台で鑑賞する時の優雅さ。このように様々な表情を見せてくれるのがフラメンコです。今日はどんな表情を見せてくれるのか、その期待も楽しみのひとつです。
和歌山県でフラメンコが鑑賞できる幸せを感じながら、今日の日をお楽しみいただけたら幸いです。
文化に親しめた梅雨の合間の日曜日となりました。