活動報告・レポート
2015年7月3日(金)
信用
信用

「若い頃、お金に苦労したことがありました」からはじまる素敵な話を聞かせてもらいました。経験を重ねた会社経営者が、これから新規事業を考えている若い経営者に向かってアドバイスをした内容です。

「事業家が一番大切にすべきことは信用です。何よりも信用が第一です。信用はどんなことで得られるのか知っていますか。信用は支払期日を守ること。そして約束を守ることかで得ることができます。事業家にとってこの二つは絶対に守るべきものです。私も若い頃、お金に苦労したことがありました。最初の事業は飲食店の経営でしたが、毎月の家賃の支払いが大変でした。しかし支払期日に家賃の支払いをしなければと思っていたので、一度も遅れることなく支払い続けました。

そして次の事業にステップアップするために家主さんにお礼を伝えに行きました。そうしたところ思ってもいない言葉を聞かされました。

『あなたは一度も家賃の支払いを遅れることなく、毎月期日に支払ってくれました。どんな事業をしても成功すると思いますよ』と言うのです。

この時に思いました。支払いをすることを当たり前と思っていない人がこんなに多いのかと。当たり前のことを当たり前のように実行することで信用が得られることも知りました。

当たり前だと思っていることが当たり前ではないことがある。でも期日に支払いをすることは当たり前のことだと思うので、それを実行していただけで信用が得られたのです。

経営者が支払いするのは当たり前のことです。そのことを若いあなたも分かっておいて下さいね。信用は、これから事業をしていく時にあなたを守ってくれることになります。

今の私があるのはこの時の経験がスタートです。信用は支払い期日を守ることと約束を守ることに尽きます。今のあなたには当たり前のことで、小さなことに過ぎないと思っているかも知れませんが、信用を得るためには小さなことを積み重ねていく以外に方法はありません。そのことを覚えておいて下さい」。

以上のような内容の話をしてくれました。経営者だけではなく私達にとっても大切な話です。信用を重ねることが仕事の出来る環境を作ってくれるのです。そして周囲の人が助けてくれることにつながります。

条例施行

平成27年7月3日、本日から改正「和歌山県安全・安心まちづくり条例」が施行されています。これは平成27年6月県議会定例会で議案として審議し、可決、施行されることになったものです。

早速、不審者情報が寄せられたので対応しました。改正した条例には次のような条文が追記されています。

「県民は、地域社会の安全に関する意識の高揚及び自らが犯罪により被害を受けないために必要な知識の修得に努めるとともに、県民の安全で安心な暮らしを害するおそれのある事態の発生に関する情報を知ったときは、県に対し、当該情報を提供するように努めるものとする」というものです。

何かの犯罪が起きてから対応するのでは被害者が発生するということになります。この条例では、犯罪を起こさない地域づくりをすることを目指しています。県民である私達が地域で問題になっていることや不審者情報などを警察や県民生活課に伝えることで共有し、犯罪を起こさない地域づくりにつなげようとしています。

情報によって窓口は違いますが、県庁では県民生活課、所管の警察では生活安全課が相談窓口になります。地域にある安全や安心を阻害するような情報があれば、所管で情報を受付けしますので、この条例を活用して下さい。

議会で議論したことが条例化され、それが県民の皆さんの安全と安心につなげられることはやりがいになります。議会で議論した結果を県民の皆さんに知ってもらえ、その成果を実感してもらえることを期待しています。

早速、不審者情報に対応しているところです。こんなに早く条例適用の事例に遭遇することは本来であれば好ましくないことですが、情報に対応することで条例の効果の見極めがでてきると思います。

同窓会

同窓会の会場にお邪魔しました。僕の同窓会ではないのですが、応援してくれている皆さんから、「是非来てください」とお誘いをいただき、出席させてもらいました。同窓会は同じ時代を過ごした人が集う場ですが、快く歓迎してくれたことに感謝しています。そして統一地方選の結果を自分のことのように喜んでくれました。皆さんとの話の中から、年下の僕に県政を託してくれる気持ちが伝わってきました。

議員に必要なものは、「人を惹きつける魅力です」と話をしてもらいました。何人かの候補者が訪ねてきたようですが、他の候補者で人としての魅力を感じる人は「いなかった」と話してくれました。「人としての魅力を感じない人が政治家になっても仕事はできないと思います。政治家は私達のリーダーですから魅力的な人になってもらいたいと願っています」と話をいただきました。

皆さんの期待に応えられるように活動をしていく所存です。先輩の皆さんからたくさんのアドバイスをいただき嬉しい気持ちで会場を後にしました。お迎えいただいたことに感謝しています。

その他
  • ホテルの耐震補強などの改修計画に関する打ち合わせをおこないました。平成27年度中の耐震診断や補強を求められている規模の建物に関しては、時期や方法を検討している段階です。相談に乗りながら改修計画を進めています。
  • 来週から入院する方と昼食を共にしました。一週間の予定で入院することになっていますが、退院後の仕事に関する話し合いを行いました。安心して入院していただけると思います。