昨日、平成27年6月県議会定例会の一般質問を通告したところですが、只今、一般質問項目を検討している段階です。現時点においての一般質問項目については、次の項目を考えています。
- 南紀熊野体験博で根付いた地域振興をどう活かすのかについて
- 大川小学校のひまわりを活用した防災意識向上の取り組みについて
- ペットとの共生を目指す和歌山県について
- エネルギー関連施策の充実について
これらの質問の主旨を説明し、議論を交わすことで認識が深まっていきます。来週も当局の皆さんと打ち合わせを行うことで一般質問の内容を詰めていくことにしています。
本日はペットとの共生社会を和歌山県で築くことはできないか話し合いました。ペットと共生できる社会は、究極的にはペット嫌いの人にとっても過ごしやすい社会を実現することになります。ユニバーサルデザインを追求した商品や都市が健常者も快適な環境になるのと同様に、全てのペット好きの人がマナーを順守し、人に迷惑をかけない社会がペットとの共生社会だと考えています。
そのためにできることはペットを入手する際に、捨て犬や捨て猫をしないような説明をすることで捨て犬や捨て猫を減少させることや、一部先行した活動をしていますが「地域ねこ」のような取り組みを広げることも大切な取り組みだと考えています。ペットの殺処分ゼロを目指した取り組みを進めることがペットとの共生社会の入り口になりますから、できることから始めたいと考えています。
また大川小学校からいただいたひまわりを咲かせて東北選手団を始めとする皆さんを全国からお迎えすることについても話し合いました。
がん防止対策について話し合いました。がんは勿論のこと、多くの疾病は発病してからの治療よりも予防することが大切です。予防に努めることががん対策になります。しかし予防の方法は生活習慣を改善することに尽きますから、食生活の見直しや運動の継続など意思の強さが求められます。一人で継続させるには強い意思が必要となりますから、予防に資するクリニックの誘致など、環境を整えることも対策の一つだと考えています。他府県にある施設を参考にしながら対応できないかどうか検討を加えています。
4F会が開催されたので出席いたしました。今日はこの会の解散式の意味合いがあり、この別れの時を前向き楽しみました。挨拶に立ったTさんの挨拶を感動しながら聞かせてもらいました。その主旨は次のようなものでした。
4年間和歌山市で勤務して故郷のように思っています。今月末で和歌山市を去ることになれますが、在任中は余り良い出来事がなかったので、皆さんにはご迷惑をお掛けしたいと思っています。しかし悪い時でも明るく元気に前向きでいることが大切です。来年になればきっと良い方向に物事が動くと思いますし、5年後、10年後には、今よりも素晴らしい時を迎えられていると思います。
これまでの会社勤務の経験から仕事においては辛い時も苦しい時もありましたが、長い目で見ると仕事は楽しいものだということです。日々の出来事の中の辛い出来事も長期的な大きな流れの中では、今の出来事も楽しい出来事に数えられるということです。辛い時をやり過ごすには、明るく元気に前向きに仕事をすることです。
ところで状況的に悪いことが訪れても、浮き沈みはつきものですから気にすることはありません。今が悪い状況だとすれば、その状況に合わせた体制を取って対応しようとするものですから、状況が改善に向かう時、その状況に対応した組織体制を整えることになります。その時の状況変化に一喜一憂するのではなくて、今をやり過ごす最善の体制で仕事をしていると考えるべきです。
先輩からは飲み物を前にした時の挨拶は短い方が良いと教えられてきました。しかし送別の時ですから長い目の挨拶とさせてもらいました。
以上のような話を聞かせてもらいました。仕事と仲間ヘの愛情が込められた挨拶に感動しました。感動という言葉で表現すると伝わりにくいものですが、その場にいるとその空気を感じることができます。どんな場面でもその場に居合わせること、つまり当事者に近い立場でいる方が空気を感じられるので感動体験が得られるということです。
人生は日々が折り重なったもので、その日々の中に小さな感動を感じ取れる心を持つことが幸せな人生となります。今日の別れの会も人生に彩りを添えてくれたものであり、いつまでも忘れることはないと思います。今日のメンバーでの懇親会は最後となりましたが、惜別というよりも楽しい懇親会となりました。この場の楽しい空気を感じられたことも嬉しいことです。