活動報告・レポート
2015年6月6日(土)
ふみこ農園
地引網

片男波海岸で地引網イベントに参加しました。昨夜は雨だったことからイベント時の天候を懸念していましたが、晴天でそれほど暑くなかったことから、参加した皆さんと地引網を楽しみました。先週に引き続いての地引網ですが、片男波の名物として、参加する皆さんが楽しめる事業がこの海岸で行われていることを嬉しく思います。

イベントの開会式で皆さんに挨拶をさせていただきました。

内容は平成28年度の政府要望の中に私達が要望した項目を盛り込んでいることを伝えました。政府が要望を受け止めてくれるかどうか分かりませんが、知事から政府に要望を伝えてくれるだけでも大きな前進です。これからも支援してくれた皆さんの声を届け続けたいと考えています。

もう一つが中小企業とエネルギー問題に関しての説明を挨拶の中で行いました。中小企業はエネルギーコストの増加で収益が圧迫され、経営が厳しくなっています。部材を供給している中小の会社は電力コストを価格に転嫁できないことから、経営が厳しくなっています。エネルギーコストを抑えることが関西経済にとって他の地域と競争するために重要なことなのでその対策について説明しました。

和歌山県の課題と解決に向けた取り組みの必要性を挨拶の中で伝えました。

ふみこ農園

和歌山県内で最も元気な会社のひとつがふみこ農園です。設立してから約20年の会社ですが、今では和歌山県で欠かせない実績と存在感を示しています。和歌山県の果実などの一次産品を加工し、地元で付加価値をつけて全国に発信しています。これまでは一次産品を他府県の加工するメーカーなどに送り出し、付加価値の利益は地元で取ることはできていませんでしたが、ふみこ農園では、地元産産品を味覚や品質などに優れた加工品を全国に送り出してくれています。その結果、首都圏や大阪市内の一流の百貨店の店頭で購入できる商品を提供しています。

和歌山県を誇りに思える商品を提供し続けてくれているので、和歌山県の果実などのブランド力を高めてくれています。

既に自社で開発し加工しているアイテムは350種類を超え、これらに続く新製品を開発中ですから、これからの更なる発展を期待しているところです。

そんなふみこ農園の社長、役員の皆さんと懇談する時間を確保していただきました。商品力、開発力、そして携わっている皆さんの人間力に元気をいただきました。

一箱3,000円のミカンを売ることはできても、二つで3,000円のミカンを売ることは容易ではありません。付加価値を高める発想とそれを実現できるだけの技術力と販売力が求められるからです。二個、3,000円で売れるミカンを商品化するノウハウの一端を聞かせてもらいましたが、この付加価値をつけた商品化こそが地元で必要なものなのです。

六次産業化には、この企画力と技術力、そして販売力を持つことであり、こちらから出向かなくても東京から注文が来る、或いはバイヤーが和歌山県に来てくれるしくみが必要なのです。

和歌山県を誇りに思える商品を送り出してくれている会社から、元気の素をいただいたような気がします。

リジョン会議

海南市民交流センターで、ライオンズクラブリジョン会議が開催されたので出席しました。本年度の役員と次年度の役員候補が集まって現在の取り組み状況の報告を受け、現役員から新役員への引継ぎも含めた会議となりました。

懇親会

夕方からは懇親会を開催しました。今回の後援会活動に参画してくれた皆さんと意見交換をする大切な機会となりました。こうして喜びを分かち合えることは幸せなことであり、参加した皆さんと一緒に幸せを感じられ後援会活動を続けることが、組織の足腰を鍛えることになります。皆さんに感謝の気持ちを伝えながら、これからの活動を共に推進していくことを話し合いました。