活動報告・レポート
2015年6月3日(水)
教育長送別会
教育長送別会

和歌山県西下前教育長の有志による送別会が開催されたので参加しました。分かち合える仲間による送別会でこれまでのご苦労を労うことができました。これまでのご功績と取り組みに深く感謝しています。会の冒頭、挨拶の機会をいただきました。

西下教育長、本当に有難うございました。そしてお疲れ様でした。まだ教育長という方が似合っていると思いますので、この挨拶の中では教育長と呼ばせていただきます。

僕も文教委員会に所属させていただき教育長と議論を交わしたことがあります。皆さんもご存知の通り、西下教育長は歯切れが良くて情熱に満ちた答弁をしてくれました。子ども達に向かっての教育への熱意は言葉の端々に感じられ、何としても子ども達の持っている能力を伸ばすんだという覚悟で教育行政のトップでいてくれたと感じています。

とにかく歯切れが良くて覚悟を感じる議論をしていたのが教育長でした。退職されて今は少しの寂しさを感じているのは、先輩議員も同じことだと思います。

平成27年2月議会での文教委員会の議事を拝見した時、素晴らしい意見が記録として残されていました。とても厳しい先輩議員が西下教育長に対して意見を述べています。以下のような内容だったと思います。

これまで何人もの教育長がいましたが、歴代の教育委員会教育長として最も素晴らしかったのは西下教育長だと思っています。答弁が的確で教育者としての情熱があり、質問にはっきりと答えてくれたのは西下教育長でした。歴代で最も素晴らしい人が和歌山県の教育の責任者として関わってくれたことに感謝します。という主旨の文教委員会での話がありました。公式な議事録として残されているもので、この評価が西下教育長の人柄を表しています。

和歌山県の教育では学力向上の問題、外国語教育への対応など課題が山積している中、去られることは残念なことですが、民間と公立という二つの教育現場に携わった経験から、立場を変えてもこれらの課題に向き合ってくれるものと確信しています。

個人的な話しになりますが、西下教育長とは長唄やお三味線の会でこれからも出会うことがあると思いますので、これまでと同様のお付合いをお願いしたいと思います。そしてこの仲間と一緒にこれからも集まる機会を持ち続けたいと願っていますので、何卒、よろしくお願いいたします。これまでのご指導に深く感謝申し上げ、お礼の挨拶とさせていただきます。

例会

和歌山ゴールドライオンズクラブ模擬例会が開催されたので出席しました。模擬例会とは次年度の新役員体制で例会の進行を行い、現在の役員がサポートする例会のことです。言わば予行練習のようなものです。そしてライオンズクラブの年度は7月から翌年の6月までなので、6月の最初の例会を模擬例会としています。

役員体制が変わるとメンバーは同じだとしても新鮮な気持ちになるから不思議です。ライオンズクラブが役員の任期を1年としているのは、みんなが役職を経験することと、毎年、新鮮な気持ちになれることを目指しているようです。

新鮮な気持ちになれることは長続きする秘訣ですから、毎年のように新しい役員に就くことは大変ですが新しい気持ちになれているのも事実です。

僕からは5月5日のこばと学園との共同農園でのアクティビティの会計報告と、6月17日の最終例会の予算案を説明し、出席会員さんからの賛同をいただきました。例会を終え新しい年度に向かって流れていく感覚がありました。

ソロコンサート

今年秋に予定しているmiyaさんのソロコンサートの打ち合わせを行いました。和歌山県を中心に音楽活動を実施しているmiyaさんがソロコンサートを開催するのでチラシの制作に取り掛かっています。チラシのデザイン案ができていることから、それを叩き台にしてイメージに合うように修正していきます。写真の差し替え、レイアウトの変更、文字の大きさや色彩などを、イメージに添った形で修正していきます。形が完成していく作業過程は楽しいもので、時間の経過を忘れるほどでした。

ソロコンサートにかける意気込みは強く、「お金を支払って会場に来てもらえる皆さんに満足を感じてもらえるようなコンサートにしたい」と話してくれました。ステージで歌ううちにはこれまでの人生経験が反映されることになります。自分が体験して感じたことが歌に表現されるのです。

同じ歌詞を歌っても、その歌詞と類似した経験をしている人と経験をしていない人では表現力が違うので、聴いている人には分かります。人生は経験することを恐れてじっとしているのではなくて、経験を積み重ねていくことが人生となっていくのです。自分で経験したことが仕事でも歌でも、人前で話をする時でも、自分のパフォーマンスで表現できるのです。その結果、自分のアウトプットは相手に与える影響力の違いとなって結果に表れます。

秋まではまだまだ時間はありますが、miyaさんはひとつずつ着実にステージ作り上げていく過程の中にいます。昨日よりも前進していますし、明日は今日よりももっと進化しているはずです。音楽活動を続けていますが、今でも師匠に師事しレッスンに通っているのです。現状に満足することなく止まらないことが凄いところです。

今回のソロコンサートは、miyaさんが歩んできた道を振り返り、経験した中から感じたことや、今日につながっているものを歌で伝えてくれることになります。人生で経験してきたものをいっぱい詰めた心の中にあるものを解き放ち、私達に大切なものを気付かせてくれることになりそうです。

人の人生と関われる。そんな素晴らしい時間の中にいることに感謝しています。

その他
  • ライオンズクラブ引継式の準備を行ったこと。来週、この引継ぎ式を行うことにしています。
  • 二ヶ月に一度開催している懇親会に参加しました。皆さんからの心からの激励に深く感謝し、楽しい時間を過ごすことができました。
  • 通夜式に参列させていただきました。お亡くなりになったのは仏像彫刻の作者であり、毎年展示会を開催してきただけに、今回の突然のお別れは残念です。心からご冥福をお祈りしています。