午前と午後の二度、和歌山市内の会社を訪問し、社長ミーティングの前段の時間をいただき挨拶をさせてもらいました。この会社では毎月一度、直接社長から従業員さんに経営方針や考えていることを伝えているのですが、その大切な時間を使わせていただきました。午前は本社、午後からは事業所を訪問し議会活動について挨拶を行いました。
最初は和歌山市中心市街地の再開発の動きに関することに触れ、午後からは和歌山県にとって企業との関係は大切で、永続的に県内で事業をしてもらえる環境を作ることが県政間の役割であることを話しました。
また議員が何を考え、日々どんな活動をしているのか分かるように、ホームページやブログで情報発信をしていることにも触れ、身近な存在であることを伝えました。顔を合わせることと情報の発信と受信関係ができることで距離は縮まるのでより良い関係を築きたいと考えています。
ミーティングに入る前の時間、役員の方と懇談する機会をいだたきました。和歌山県内における企業誘致ついては、固定資産税減免や立地した場合の補助金は勿論のこと、工業用地を安価に設定してもらえる環境整備の必要性などを話し合いました。福井県などは土地価格を安価に設定していることや、固定資産税の取り扱いなども補助政策に含んでいることから企業立地に成果を表しています。
和歌山県は温暖で大阪から近いことから、優遇制度を整えている県と同様の制度を作れば誘致活動は容易になると思います。企業誘致に関する制度のあり方についても話し合いました。
また新電力をテーマにして話し合いました。企業経営をしていると電気料金の値上げは厳しいので「早く元の料金水準に戻して欲しいと思うのは、どの企業でも同じです」と話しがありました。電気料金の上昇分を納品価格に含めることはできないので、削減方法を検討せざるを得ないという意見もいただきました。
このような企業誘致の条件や電力システム改革のテーマで話し合うことができ、楽しい懇談時間となりました。「いつでも来て下さい」と余韻を残したまま会社を後にしました。
温かく歓迎してくれたこと、本当に感謝しています。
紀の国わかやま国体と紀の国わかやま大会実行委員会の第4回総会が開催されました。国体開会まで120日を切っていますから、事前の実行委員会の総会は最終となると思います。平成27年度の事業計画では四つの目標を掲げています。
- 国体での男女総合優勝獲得。
- 心のこもったおもてなしでお迎え。
- 和歌山の魅力を全国に発信。
- 障がいに対する理解と障がい者の社会参画を促進。
その結果、元気な和歌山の実現につながることを目指しています。
中でも県民総参加によるおもてなしでは、開会式会場や競技場、主要駅などを花で装飾する「花いっぱい運動」。ゴミのないきれいな和歌山を目指した「クリーンアップ運動」。
そして積極的な声かけや笑顔で挨拶する「おもてなし運動」を展開し、来県される皆さんをお迎えすることを目指すことどの事業計画が承認されました。
また和歌山県外開催の競技は4競技あることから、当該地域の協力を得ながら和歌山県で開催する国体を県外でアピールすることや、和歌山県内で開催するのと同様にホームグラウンドで競技をしているような環境と応援体制を整える必要性を感じています。
参考までに県外開催競技と場所は、水泳(飛込、シンクロ)競技は大阪府、ボート競技は滋賀県、馬術競技は兵庫県、そしてクレー射撃は神奈川県での開催となっています。