活動報告・レポート
2015年5月18日(月)
臨時議会三日目
臨時議会三日目

先週から始まっている臨時議会は三日目を迎えました。知事から臨時議会への議案の提案があった他、委員会構成に関して会派間で協議を行っています。常任委員会は1年交代、特別委員会は2年交代の任期で、議員は所属したい委員会を希望します。委員会には定員があるため希望者が超過すると調整することになります。現在、委員会の所属は調整中となっていますが、明日には決定する運びとなりそうです。

また議会運営委員会では、政府に対する意見書案も提案され、明日、採否の決議がされることになります。

意見交換

議員の資質に関して関係者から意見を伺いました。「以前は、職員さんに対してモノを言う議員が多かったようですが、今そんなスタイルでいると仕事はできません。一緒に仕事をする仲間として認めることで仕事が進むことになります。怒鳴ったり、喧嘩を仕掛けるような表情で主張を認めさせようとしても、内心はその姿勢に対して呆れています」と言う意見です。

職員さんは行政機関を代表していますし議員は有権者を代表しています。上下関係はありませんから、意見を出し合って、より良い県土作りに向かうことが役割です。一方的に押し切ることは最善の策とはならない時代です。自分の立場からの主張をすることは大事ですが、相手の主張を認めることも大事です。お互いの接点を見出して、問題を解決して欲しいと思う有権者の皆さんの期待に沿うことが大切です。

「職員も有権者ですから議員の言動を見ている一人です。資質のある人に議員になってもらいたいと思っています」と話してくれました。

外国からの意見

貴重な意見なので記します。交流させてもらっている外国人の方が丁度来日したので、大阪都構想の結果に関して意見を伝えてくれました。この国は先進国ですが、「有識者は結果を注目していた」そうです。

以下にその意見の一部を伝えます。「今回の結果は、日本が依然として長老が支配している古い国であることを世界に証明しました。これからを担う若い人がやろうとする思いや行動が否定される国に未来はありません。私達は単に大阪都構想の賛否を見ているのではなく、日本がこれから世界の歴史を担える国かどうかを注目していました。結果として古い体質の国であることが分かり、若い国が世界の歴史をリードしていく中に日本は入れないと思います。橋下さんは言論と行動で地域をリードできる優れたリーダーだった思いますよ。これからを担う若いリーダーを舞台から退場させた勢力がいることは頂けません。但し、彼の記者会見での清々しい姿は尊敬できる人物であることを証明しました。世界は彼が立派な人物であることを認めています。

これからの流れとして、古い支配を嫌う能力のある若い人達が外国に出て行くことになります。10年後の日本がどうなっているのか、私達の中で結論は出ました。外国が欲しがる技術がありますが人材はいなくなる。将来を担う人材が不足すれば衰退へと向かいます」という意見です。

このような意見から、日本の一部の地域の政治の動きではない視点で見ていたことに関心を持ちました。若い人がどんな行動と賛否の姿勢を起こしたのか分かりませんが、興味深い意見を聞かせてもらえ、人によっての視点の違いは勉強になりました。

やりきったことに悔いを残さない活動は理想ですが、記者会見の表情からそのことが伺えました。

参考までに、何人かの皆さんからも和歌山県の将来像への影響について問い合わせがありました。これまでの賛否は別にして、時代を変えようとして行動するリーダーの姿に凄い力を感じました。時代を揺り動かす人はそれほど現れないと思いますから、同じ時代、同じ関西で政治に携われたことは幸せだったと思います。

交流会

午後7時過ぎから議会報告を兼ねた交流会を行いました。応援してくれた皆さんとの交流機会を持つために開催したものです。地域の課題への対応方針や和歌山市の将来などを話し合いました。交流会は午後10時30分頃まで続き、定期的に開催することを約束して会を終えました。参加してくれた皆さんに感謝しています。