活動報告・レポート
2015年5月17日(日)
高野山開創1200年祭
議会報告会打ち合わせ

Tさんの自宅を訪ねて、来週実施する議会報告会の打ち合わせを行いました。「ミーティングは最も大切な取り組みだと思いますから」という提案をいただき、Tさんの自宅で議会報告会を行うことにしました。「近所の人に呼び掛けて約20人の人が参加してくれます」と話してくれたように、早速、呼び掛けていただいていること感謝しています。

統一地方選挙の後も議会報告会を実施していますが、新しい地域で世話人が誕生してくれることを嬉しく思っています。

午前中は、この打ち合わせを行い来週の実施に向かっています。

次回に向けて

Sさんの事務所で、Sさんが選挙結果から気付いたところを説明してくれました。選挙戦は、その真っ只中にいる本人が気付かないことがありますから、次回に向けて周囲の意見は大切です。Sさんのように、気付いたことや思いを伝えようとしてくれることを嬉しく思っています。

良かった点と反省点がありますが、それらを修正して次に向かいたいと考えています。日曜日の貴重な時間を割いていただいたことに感謝しています。

高野山開創1200年祭
この式典に次はありません。高野山が開創して1200年目を迎える年は今回だけなので、たった一度の機会を得られたことに感謝しています。高野山のこれに関る次の式典は1300年目の節目の年になると思いますから、人生で体験できる最初で最後の機会となりました。

高野山開創1200年祭 高野山開創1200年祭

霊場高野山はやはり特別な地域で、歴史観、夜間に感じるスケール感など、今日でなければ体験できないことがありました。中でも壇上伽藍で実施されたプロジェクトマッピングは圧巻でした。高野山で見るから重みがあると感じました。光のショーに合わせるのは近代的な音楽ではなく、僧侶の祈りと太鼓の音ですから違う世界を訪れたような感覚になります。

個人的感想ですが、若い僧が修行していく中で悟りを開いていく過程を演出していたように思います。春から夏に向かう季節の中、仏の道に進んだ若い僧が悩み、迷いながらも悟りを開いていきます。

高野山開創1200年祭

それを映像では、如来様が修行僧の前に現れ、仏の世界へと導かれるのですが、そこで体験することを幾何学的模様で表現しています。悟りを開くために通過する悩みやもがく内心を上手く表現しています。そして悟りを開こうとする時、如来様からの贈り物が贈られて、それを得て壇上伽藍の中に向かうのです。この壇上伽藍は弘法大師が真言宗の根本道場として拓いたものですから、1200年の間、若い僧達はここで修行を重ねてきたのです。この歴史の重みをプロジェクトマッピングで表現してくれているように思います。

高野山の根本道場でこのショーを行うから意味があるのであって、他の場所で実施しても今日感じた重みも迫力も感じられることはないと思います。1200年続いてきたものをその場所を借りて現代的に表現しているので圧巻なのです。

高野山開創1200年祭

人生の中でこのナイトショーを見る機会は今日が最初で最後です。そんな場面に出会えたことは意味のあるものであり、この時代、この場所で感性を持って受け取れたことを幸せに感じています。この場所に立った人はここに立った意味を考えて、この後の生き方に反映していくことが求められているように感じます。弘法大師が思い描いた高野山から発信した世界を、平成27年春に迎えた1200年の時というものを体験した人は考えるべきだと思います。1200年も続いていることの価値、世界中から人をひきつけている力など、強い思いを持った祈りの力を信じたくなります。

当たり前のことですが、たった一度の人生です。やりたいことを思い切りやりきって、悔いなく過ごしたいものです。長い人生ですが、長い時間、思いを継続し行動し続けることは容易ではありません。光を浴びて活動できるのは限られたわずかな時間です。舞台に立たせてもらっている間だけでも、全力で駆け抜けたいものです。後にやりきった満足感を感じられるような行動をしたいものです。

高野山開創1200年祭に参加して、本当に良かったと思っています。