臨時議会は二日目を迎えました。本日は議長と副議長、および議会運営委員会の委員の決定、常任委員会と特別委員会の所属に関する話し合いを行いました。私は議会運営委員会委員に就任しました。同委員の任期は1年ですから、三期目のスタートの年に議会運営に携わることを嬉しく思っています。
また委員会に関しても所属先について協議を行っています。僕は前年度に引き続いて建設委員会を希望しています。その理由は、現在建設中の京奈和自動車道紀北西道路と第二阪和国道が平成28年度の完成が予定されていますが、この大型事業の結末までを見届けたいと考えていること。また平成28年度以降の建設工事が失速しないように要請を続けること。そして和歌山市中心市街地を始めとする再開発事業の計画に関りたいと考えているからです。
所属委員会は最終日に決定されることになりますから、引き続いて協議を続けることになります。
さて本会議終了後に議会運営委員会が開催されました。平成27年5月臨時議会に提案される予定の議案の報告がありました。県税に関する条例として専決処分の報告が2案件、委任専決事項の報告が12案件ありました。この専決事項の中には、和歌山県民文化会館小ホールのアスベスト除去のための一時閉鎖に伴う損害賠償として8件、1,697,996円が含まれています。このアスベスト事案は平成26年12月17日ら起きたもので、県民文化会館小ホールで事業を計画していた団体は突然の中止を余儀なくされ、イベントが開催できなくなったことを受けての損害賠償です。
事業によって和歌山県を盛り上げようとしていた主催者の皆さんと楽しみに待ってくれていた県民の皆さんのためにも早期解決を図りたかった案件です。知事の専決によって対応していた案件ですが、議会で結果が報告されることになりました。このように県民の皆さんから過失がないのに不利益を被った事案の申し出があれば、可能な限り対応していきたいと考えています。
これらの提案された専決事項に関しては来週、議論することになります。
南海和歌山市駅前がシャッター通りの様相があり、また市駅前のコンビニエンスストアが撤退したことから駅前の寂しさが広がったという意見をいただいたので、駅前の現状調査を行いました。南海和歌山市駅は和歌山市の玄関口の一つですから活気のある風景にしたいのですが、現状は寂寥感が満ちています。
歩いて確認したところ、駅前商店街はシャッターが閉じられるなど閉鎖されている商店が多くありました。閉店した店舗は隣の店舗が購入して倉庫代わりに活用しているお店もありましたが、それにしても寂しい風景でした。商業ビルも二階以上は空いている事務所になっているなど、人の気配が余り感じられない街並みになっています。
南海和歌山市駅前の再開発は和歌山市にとっての大きな課題であり、再開発事業を行わないことには再び活気を取り戻すことは困難だと思います。和歌山市と和歌山県が一緒になって都市開発を進めているところなので、成果を出したいと考えています。車で通り過ぎるのと違って歩くことで見える光景、感じられる光景があります。
県議会議員として三期目のテーマは、和歌山県と和歌山市の活性化であり和歌山市中心市街地の再開発です。動く街を目指しているところなので、早く成果が現れるように見える形、見えないところで行動しています。
現状では他府県から来てくれた人に誇れない駅周辺光景になっています。改善していくための行動を取っているところです。