活動報告・レポート
2015年5月14日(木)
臨時議会
臨時議会
臨時議会

臨時議会が招集されたので出席いたしました。三期目で初めての議会を迎え、新鮮な気持ちで挑みました。本日は議会での議席が確定され、僕は31番の議席番号となりました。この31番は二期目と同じ議席番号で馴染のある番号です。

さて臨時議会は本日から5月19日までの四日間、開催される予定で、県議会議長、副議長、常任委員会と特別委員会の委員長と副委員長、監査委員、関西広域連合議員などを決めることになります。平成27年6月議会から新しい議会運営体制で進めることになりますから、事前に臨時議会を開催し県議会における役職を決定しておく必要があり、そのため招集されたものです。

知事からは「当局と議会は車の両輪であり、県政の課題に関して十分に議論を交わして前進させたい」主旨の挨拶がありました。両者が県政の課題を認識し、現在の課題克服と将来の和歌山県の発展、および県民生活の安心と安全の確保に向かっての議論を重ねることが私たち県会議員の役割です。向こう4年間に及ぶ議員活動が実質的にスタートすることになりました。

明日以降の臨時議会において、県議会議長や副議長などの役職を決定していくことになります。

また議会の合間の時間に、平成27年6月県議会定例会の一般質問をしようと考えている項目を洗い出してみました。

  • 和歌山県の森林資源を活かしたバイオマス発電の可能性について
  • 東京オリンピックセーリング競技の誘致について
  • 和歌山城周辺での体験観光について
  • 熊野古道の世界遺産登録10周年を経過した後の活用について
  • ペットサミットの誘致について
  • 宮城県石巻市立大川小学校のひまわりの種を活用した紀の国わかやま国体、紀の国わかやま大会のおもてなしについて

以上の6項目について一般質問を考えています。質問内容はこれから考えていくことにしていますが、三期目の最初の本会議でも一般質問を行う予定にしていますので、皆さんからのご声援をお願いいたします。

貴志川線

支援していただいた方から意見をいだきました。和歌山電鐵貴志川線の中で神前駅や日前宮駅への県道からの進入路が分かりにくいので改善して欲しいという意見です。地域外の人がこれらの駅を探したところ見つけにくかったことからの提言です。

合せて駅前に自動車や自転車の駐車場、駐輪場が少ないことから利便性に欠けるようなので設置を検討して欲しいという意見もありました。駅前の場所が限られていることから実現できるとしても時間を要すると思いますが、地元の方々の利用促進のためにも検討して欲しいという依頼です。

貴志川線に対する補助制度は平成27年度で期間が満了することになります。将来とも存続できるように支援制度設計を検討する必要性がありますが、お客さんの増加対策のひとつとして検討課題として捉えます。

このように和歌山市や地域の課題とそれに対する提言してくれることは有り難いことであり、現段階では実施可否は分かりませんが可能性を求めてみます。

和歌山マスターズクラブ

第四回和歌山マスターズクラブ総会と表彰式が行われました。同クラブから招待をいただき出席させていただきました。表彰式ではマスターズ競技において活躍されている選手、功績のあった皆さんが表彰されました。第一回目から出席させてもらっているのですが、もう四回目を向かえることになりました。毎年、表彰を受ける選手がいるように、マスターズ競技において和歌山県の選手層は厚いものがあります。

遠いところでは新宮市からも表彰を受けるために和歌山市に来てくれた選手もいて、熱意のある皆さんが和歌山県のスポーツを支えてくれていることを感じました。そして85歳で現役のマスターズ陸上選手の方は、次のマスターズの大会に向けて強い意欲を示してくれました。生涯スポーツに親しむことを和歌山県では呼び掛けていますが、実践されている皆さんと会うことでこの活動を広げていく意欲が高まります。

私からも皆さんに挨拶をさせていただきました。

こんにちは。第四回目を迎えた和歌山マスターズクラブ総会と表彰式が開催されたことをお祝いいたします。この後、受賞される皆さんには心からお祝い申し上げます。本当におめでとうございます。

和歌山県では生涯スポーツに親しむことを呼び掛けています。マスターズ競技に参加している皆さん、本日ここに集まっている有力選手の皆さんは、先駆的役割を果たしてくれています。和歌山県はマスターズ陸上の発祥の地であるように、マスターズ競技では全国でも高いレベルで実践している県だと認識しています。

言うまでもなく今年は紀の国わかやま国体と紀の国わかやま大会が開催される年です。競技スポーツのレベルアップと生涯スポーツに親しむ環境が整えられますから、和歌山マスターズクラブの活動と相まって、県民の皆さんのスポーツ熱が盛んになることを期待しているところです。

そして2020年の東京オリンピックの翌年にはワールドマスターズ大会が関西で開催されることが決定しています。大阪府が中心となりますが、和歌山県でも競技が実施されることになっていますし、私達はできるだけ多くの競技を和歌山県内で開催できるように活動しているところです。和歌山県でワールドマスターズ大会の競技が行われることによって、皆さんの活動がより活発になると思いますので、何としても和歌山県が生涯スポーツに熱心な取り組みをしていることを訴えたいと考えているところです。

そんな背景のある中、和歌山マスターズクラブの活動は心強いものがあり、紀の国わかやま国体、そしてワールドマスターズ大会へと続くスポーツの道を切り開いてくれるものと確信しています。

本日、受賞される皆さんに心からお祝いすると共に役員の皆さんの日頃からの取り組みに敬意を表して、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。本日のご盛会、おめでとうございます。