活動報告・レポート
2015年4月30日(木)
初登庁
初登庁
初登庁

平成27年4月12日の統一地方選挙の和歌山県議会議員に当選させていただきました。お陰さまで本日、初登庁を行いました。三期目ですから三度目の初登庁となりますが、気持ちが引き締まります。初登庁の日に際して、初当選の時は緊張しながら登庁したことを思い出しました。三期目となると慣れていますから緊張感はありませんが、やはり独特の雰囲気に包まれて初心に戻ることができます。今では見慣れた議場ですが、議員の顔ぶれが変わっていることから新鮮な感じがします。

新人議員も当選されてきたので、構成している人が変わると空気も変わります。人は環境が変わると緊張感があり、そこから飛躍し成長する契機となります。4月12日以前と今日との違いは二期目と三期目の違いですが、環境は大きく変化していることを感じます。三期目となると大所高所から物事が見えるような気がしますし、自信を持って議場に入ることができるように思います。

この自信とは、今回7,839人の皆さんから支持された結果を背負っていることから感じられるものです。今回は7,839人の力を結集して議会に挑めることを誇りに思いながら、皆さんと一緒に三期目に挑戦いたします。自分に対しても期待を持ち、どんな活動を展開していけるのかを楽しみにしています。

初登庁

そして「さぁ、やるぞ」という気持ちになってきますから、新しい季節に向かう初心は大切です。この気持ちを大切にしながらこれからの4年、役割を果したと考えています。

今日の議員初総会では、当選してきた議員の紹介、知事の挨拶、5月の臨時議会の召集時期の案内と付託議案案件について、会派結成状況の報告についてなどが議題となりました。

平成27年5月臨時議会は5月14日と15日、18日と19日の4日間を予定しています。また届出のあった会派は5つあり、私は二期目と同じように改新クラブに所属して活動することにしました。

中国の現状

中国との経済交流ついて話し合いました。これは定期的に情報交換を行っているものですが、今年初めての話し合いとなりました。

日本企業は中国から撤退しているように報道されていますが、その一部は事実ですが全てが事実ではないようです。事実の部分は日本から進出した製造業が撤退しているということです。事実でないことは医療や福祉、サービス業などの業種が中国に進出しているため、差し引きすると日本から中国への進出企業は増加していると聞かせてもらいました。

これは中国国内の製造業の技術レベルが高まっていることから、その技術力は日本企業と遜色がなくなってきたからです。「中国の技術は相当高くなっています。日本の製造業に中国は敵わないと日本人は思っていますが、中国が必要としている技術で中国国内にないものは少なくなっています」と、中国の投資家は自信を持って話してくれました。

ところが医療と福祉、ロボット技術の分野の技術力は日本よりも劣っているので、この分野の進出または技術提携を必要としているのです。医療や福祉の分野は人道支援ですから、日本として実施できるものであれば進出も有りだと思います。

「国民が喜ぶものを取り入れることに対して、政府はノーとは言えないのです」と話してくれました。国民が望んでいるものを取り入れる政策に関して、国民がノーを言うことはありません。国民が望まないものを実行しようとするから国民から支持されないということです。

また中国を外部から見ていると評論できますが、当事者と外部では情報も見方も違いますし、責任ある立場に立つ人と評論家的立場に立つ人とでも見え方は違ってきます。約13億人も人口のある大国の政治の運営は、約1億人の国を運営するのと全く次元が違うということです。約1億人の国の運営ができる手腕を持っていても、同じ方法で約13億人の大国を運営することはできないのです。運営したことのない外部の人から「中国は政治力がない」と言われますが、それなら「約13億人の大国の政治力を発揮することや運営方法を示して欲しい」と伝えてくれました。

なるほど、やったことのない人が、実際にやっている人のことを評論するのは間違いだと思います。

その他
  • お三味線と長唄の演奏会に関する打ち合わせを行いました。これは6月に津秦自治会館で開催するもので、周知方法など確認しました。
  • 和歌山市内のTさんを訪ねたところ、自分の仕事を休めて迎えてくれました。今回の県議会の当選を、自分が当選したように喜んでくれました。期待に応えられるように取り組みます。