活動報告・レポート
2015年4月28日(火)
融資制度
融資制度

和歌山県の活性化は経済からという意見交換を行いました。人口減少への対応、働く場所の確保などは、経済活動を活発にすることが鍵になります。地元企業がより以上の経済活動を行うためには資金繰りが大切ですが、これまでの相談内容から事業拡大や新規事業のための資金繰りに苦しんでいる事例が多いように感じています。「必要な融資が受けられない」、「金融機関が相談に応じてくれない」などの意見が多数あり、これまでも金融機関と話をしていますが、思うように進まないこともあるのが現実です。

和歌山県の金融施策として中小企業向けの融資制度があります。金融機関と連携して、新規事業や起業するに際して、信用保証協会の保証付きで低利で融資をする制度ですが、この制度をもっと活用することが和歌山県としてでき得る経済施策だと考えています。もっと言うなら、公共事業促進とこの融資制度の二つが和歌山県として実施できる経済対策なのです。これ以外に政策でできることはありませんから、この県が制度設計している融資制度を強力に活用する方法を考えるべきだと思っています。今以上に金融機関の理解を得て、事業計画がしっかりしているものは信用保証協会にあげてもらえることを依頼しています。

和歌山県再生の鍵は地元企業の発展と企業立地にあります。活動の基本にしたいと考えています。

ツキを呼び込む

今日のモーニングセミナーで講師を務めてくれたのが紀州語り部クラブの松浦光次郎さんです。午前6時30分からのセミナーの講師を務めてくれました。和歌山市の歴史や文化について講演してくれた松浦さんに会うと「片桐さんと一緒にいると良い出来事ばかりあります。今日、講師をさせてもらったのも良い出来事のひとつです。一緒にいることで幸運をいただいています」と笑顔で話してくれました。

講師を引き受けてもらったことを幸運と感じてくれることはツキを呼び込む作用があると思います。自分に起きる出来事を全て肯定的に考えられる人は、ツキを呼び込む人なのです。

「片桐さんと一緒にいられることは嬉しいことです」と喜びの表情で伝えてくれました。そして一緒にいたFさんにも「モーニングセミナーの講師をしてみては」と呼び掛けてくれたのです。早速、会長と事務局に連絡を取り、6月のセミナーでFさんに講師を引き受けてもらうことが決定しました。

経営者の前でセミナーの講師を経験することは自信になりますし、人生で得がたい経験になります。やりたくても推薦がなければできませんし、講師をするためには日常の仕事や活動で信頼を得ている人物であることが条件となるからです。

松浦さんと僕の二人とも、「Fさんなら講師が務めることができる」と判断し、タイトルは未定ですが、「サービス業から見たおもてなしについて」に関する講演をしてもらうことになりました。

何事に対しても前向きなFさんは講師を引き受けたことで、自信溢れる表情に変化しました。きっとこれからの一ヶ月は勉強と仕事の中で新しい発見があると思います。講師を引き受けるという頭があると、仕事のやり方もお客さんとの接し方や見え方もこれまでと違ってくるからです。そんな視点を持って仕事や日常生活を過ごすことになるFさんの講演を今から楽しみにしています。

その他
  • お三味線の演奏会に関する打ち合わせを行いました。6月に津秦自治会の会館で、お三味線と長唄の演奏会を開催することになりました。日本文化に親しむ時間を作れることを嬉しく思います。
  • 企業立地に関する打ち合わせを行いました。新規立地に関して、利便性の高い土地を検討してくれています。道路網の整備と共に県内への企業立地が進展してくれる取り組みを行っています。