活動報告・レポート
2015年4月16日(木)
インドからの手紙

嬉しい手紙をいただきました。インドから応援のメッセージです。和歌山県とインドとの経済交流に尽力をいただいている藤本知子さんとスニル・チャコさんから応援メッセージをいただけることは他の候補者にはない出来事で嬉しいことであり、インド共和国マハラシュトラ州との交流機会を創出する活動をしていることが無駄ではないことを確認できました。人とのつながりこそが何かを生み出すために必要な全てです。

インドからの嬉しい手紙を皆さんに紹介させていただきます。

片桐様。ご無沙汰しておりますが、インドのことを和歌山県議会で言及していただいたこと、ずっとチャコも私も心より感謝しています。インドと和歌山の往復が重なり落ち着いてから片桐さんを訪ねさせていただこうと思っていたのですが、あっという間に選挙期間になっておりまして、時の経つ早さを実感しています。

毎日、一所懸命に皆さんのために良く耳を傾けておられた片桐さんにとっても瞬く間の数年だったと思います。しかし多くの人のこと、中小企業のこと、産業の基幹である電力のことに精通されている片桐さんは和歌山県の発展のためになくてはならない貴重なリーダーだと私もチャコも確信しております。

またインドの大きな可能性をご理解もいただき、和歌山から企業進出を促してくれることは私達とってどれだけ心強いことでしょうか。

チャコは学生時代より政治のプロセスの力を強く信じております。片桐さんに巡り会え、日々刺激をいただいたことは私達にとって大きな励みです。お体を大切にして下さい。 応援しています。

Dear Mr.KATAGIRI.Wishing you great victory. We think you are the best people's leader sincerely.
インドから、スニル・チャコ、藤本知子

スニル・チャコさんはアメリカのハーバード大学で政治を勉強した経験があります。卒業後、インドに帰国しインド政府で働いている方です。そんなチャコさんは政治の力を信じています。政治の力とは民意を反映できるシステムであり、政治システムを機能させるためには優れた政治家が必要であることを訴えています。民主主義を機能させるためにはリーダーの存在が不可欠であり、選挙は単に人気投票であってはならないのです。

和歌山県とインド共和国マハラシュトラ州との経済交流が実現できたことはチャコさんと藤本さんの存在が大きいのですが、このことからも人とのつながりの力を感じることができます。不可能を可能にするためにはリーダーの存在と関係する人との信頼関係が必要です。

平成25年11月にインド共和国マハラシュトラ州と和歌山県が相互協力に関する覚書を締結できたことは不可能を可能にした出来事であり、そこにはインドで協力してくれた二人の存在があったのです。そんな和歌山県にとって大切な二人がインドで活動してくれていることは嬉しいことであり、二人から評価してもらっていることをとても嬉しく思い、また感謝しています。

21世紀はインドの時代と言われています。中でもインド共和国マハラシュトラ州との経済交流機会を和歌山県が持っていることは大きな武器であり、これからの和歌山県発展に活かしたいと考えています。

参考までに覚書について掲載しておきます。

インド共和国マハラシュトラ州と日本国和歌山県の相互協力に関する覚書

インドのマハラシュトラ州ムンバイ市に本拠を置くマハラシュトラ州政府および和歌山県和歌山市小松原通1-1に本拠を置く和歌山県庁を、以下、両者という。

両者は、それぞれの権限、機能、手段に基づき、両機関(マハラシュトラ州政府と和歌山県庁)の間における関係強化および観光、投資分野における相互の経済関係を促進・拡大することを目的とし、以下のとおり合意した。

  1. 両者は、相互の経済成長、雇用創出に資するよう、相互の観光分野拡大において、両者が保有する機関を通じて協力する旨合意する。
  2. 両者は、相互の経済成長、雇用創出に資するよう、既存の枠組みを通じて県州内企業間の農産品と食品の加工分野での促進について合意する。
  3. この覚書に基づき提供された情報は、情報を提供した当事者の承諾を得ている場合を除き、極秘事項とする。
  4. 両者は、誠意を持ってこの覚書を履行することとする。ただし、両者はいかなる法的義務も有さない。
  5. この覚書を改正または補足する場合は、両者による協議・同意の上、それぞれが書面に署名を行うこととする。
  6. この覚書は両者の代表の署名により発効し、期限は5年間とする。その後の更新は、両者の書面による同意によるものとする。両者は、相手方に対して、少なくとも3ヶ月前に書面で通知することにより、当該覚書を終了させることができる。この覚書は、2013年10月9日、英語及びマラティー語により署名された。

和歌山県にとって大切な覚書です。