活動報告・レポート
2015年4月2日(木)
出陣式前夜

いよいよ明日に出陣式を控え気持ちが高ぶってきます。気合を入れて事務所に入ったところ、いつも朝の清掃を担当してくれている二人が向き合って泣いているのです。この二人は事務所を開けてから毎日、午前7時30分には事務所に入ってくれて、事務所内外の清掃を続けてくれました。誰もまだ来ていない事務所をきれいにしてくれている二人です。本当にこの姿勢には頭が下がります。僕は午前8時前後に事務所に入っているので、二人がまだ誰も来て以いない事務所の清掃をしていることを知っているのです。

二人に「ありがとうございます」、「無理をしないで下さいね」など声を掛けてコーヒーをいただいてから事務所を出発するのが最近の日課になっています。

2月の寒い日が続く日から毎日、誰よりも早く清掃のため事務所に来てくれました。そして迎えた告示日の前日です。

「二人でよく頑張ってきたねと話をして、お互いに励ましあって泣いていました。本当によくやれたと思います」と僕に話してくれました。もう感激で、心の中がそのことで充満しました。こんな素晴らしい瞬間を用意してくれていたんだと思うと、自然と涙が出てきました。頑張ってくれた二人が泣いている。それだけで事務所を開いて良かったと思いますし、みんなで戦ってきて良かったと思っています。

寒い時期から、そして誰にも気付かれることなく、辛い清掃の仕事を土曜日も日曜日もなく毎日続けてくれたのですが、それが感激に変化したのです。自分のことと同じように人のために苦しいことを乗り越えていくことが、素晴らしい結果を与えてくれますし、それが感激につながるのです。最高の笑顔は幾度の苦労を乗り越えた末に用意されているのです。

二人の涙と同じように涙になった笑顔の僕が事務所にいました。次の入ってきたスタッフも涙目になったのは言うまでもありません。

二人が頑張って流した涙が戦いを奮い立たせてくれました。「この戦いは絶対に負けることは許されない」、「絶対に勝ち抜かなければ恩返しができない」と強く心に誓いました。

事務所の清掃を担当してくれている二人の思いが事務所内に伝播し、気合の入った事務所へと進化しました。私達の事務所は進化して最強となりました。選挙戦では結束力が高まり、笑顔と涙、そして気持ちが入った事務所として機能することは間違いありません。

全ての人の思いと気持ちを担って選挙戦に挑む気持ちが生まれてきました。

この後、まだ行きかう車も少ない街に飛び出して、僕を支援してくれている企業の正門前で朝立ちを行いました。

お昼

市内の企業を訪問し、お昼休みの時間に集会を開催してもらいました。従業員の皆さんが会社内の会議室で丁寧に迎えてくれました。会議室の前で準備が整うのを待って、M社長の先導により入室させてもらいました。規律正しく整列された皆さんに対してこれから4年間の県政を担うことに関して話を行いました。

企業活動が活発になるような地元企業支援策を実践していく土壌を作り出すことや、雇用の確保と増大に向けた取り組みなどを説明しました。

集会終了後、社長に「皆さんの整列がとてもきれいで、気持ちの良い集会となりました」と伝えると「会社内の集会の時でもみんなの整列が整うまで会議などは開催しません」と答えてくれました。そして「私達のために講師を務めてくれる人に対しての最低限の礼儀です。話を聞かせてもらう人に対して気持ち良く挨拶ができる環境を作ることが私の役割です」と話してくれました。整列した隊列で真剣に話を聞いてくれました。話を終えた後、一人ひとりが真剣な表情で握手を交わして退室してくれました。

集会終了後に会社を出た時の清々しさを書き留めることは簡単ではありません。気持ちを震わせ、向かう気持ちを強めてくれるような集会となりました。

夕方

知り合いの会社が会社内でミニ集会を開催してくれ、約30人は集まりました。告示までの最終の集会なので心を込めて話をさせていただきました。皆さんからの強い支援を心から待っています。