活動報告・レポート
2015年3月31日(火)
訪問活動
朝立ち

午前7時15分から和歌山市内にある某企業前で朝立ちをさせていただきました。数人のお手伝いをいただき午前8時30分の勤務時間前まで立たせてもらいました。出勤する従業員さんに「おはようござています」という挨拶をしたのですが、朝からの大きな声での発声は気持ちが良いものです。大きな声で挨拶をすることで自分の気持ちも高まり元気な気持ちになっていきます。

挨拶を行った時、「頑張って下さい」、「応援しています」という言葉は、とても嬉しいものです。社交辞令だとしても嬉しい言葉として受け取れるのです。言葉の力は今日活動する気持ちを引き出してくれます。

訪問活動

最初にTさんを訪ね、その後Mさんと合流して、その地域を歩きました。歩くことで触れ合えることと分かることがあります。椅子に座って話をしている皆さんと話をするために腰をかがめると視線が合います。仲間意識が芽生えて話しの和の中に入っていけるのです。三人の女性が話をしている中に入ると、「私達の写真がJAの冊子に掲載されていますから見て下さい」と発刊前の月刊誌を見せてくれました。

昭和10年代の学生時代の話や戦争の話などを聞かせてもらいました。「戦争体験をしている世代は少なくなりました。今後、時間があれば聞いてください」と話してくれました。

同様に高齢の女性からは、「戦争を絶対にしない世の中にして下さい。私からのお願いはそれだけです」と話がありました。日本が戦争を起こすことのない国を守り続けて欲しいという戦争体験のある女性からの意見を受け取りました。

「戦争は戦地に向かう人も大変ですが、残された人も大変なのです。政治家はそのことを分かってくれる人であって欲しいと思います」という言葉に裏打ちされた歴史体験を想像しました。平和な社会を守ることが平和の時代を生きている私達の使命です。

続いて訪問した先のHさんは「この地で集会を開催して下さいよ。身近に感じられることが大事だと思います」と話してくれました。「また地域から要望を聞くことで課題が分かってくれると思います。その課題を解決するため地域の中に入って欲しいと思います」と話してくれました。皆さんの中に入ることの大切さを感じています。

最後に「2年前に片桐さんのお母さんと市内の病院の待合室で会いました。その時に親切にしてもらったことを今でも覚えています。ずっと恩返しをしなければならないと思っていました。今回、片桐さんの息子さんが議員であることを知り、応援しなければと思いました。この機会に恩返しをするので応援しています」と話してくれた人がいました。今日の訪問活動の最後に心が温まる話を聞かせてもらいました。

訪問活動をしているとこんな話を聞かせてもらえるので嬉しくなります。温かい話を聞かせてもらえると嬉しくなりますし、心が冷たくなるような話を聞くことは極力避けたいものです。心の持ち方で後々の活動が違ってきます。

午後からの訪問

午後からは三人の方に付いていただき訪問活動を続けました。知ったお顔に出会うことは嬉しいものです。「日曜日も来てくれていましたね」、「事務所から電話をいただきましたよ」などの言葉をいただくと嬉しいものです。毎日のように知ったお顔が増えていくことに感謝しています。

訪問の途中に宮連絡所に立ち寄りました。今回の人事異動で退職されるS所長にお礼の言葉を伝えるためです。地域発展のために地元の意見を良く聞いて対応してくれたのがS所長です。所長が地域の声を取り入れて地域の課題が改善されている状況を感じていますし、現場の声を本庁にあげてくれていることで地域の課題解決につながっている良好な関係があります。

所長が今回で退職されることは地域にとっても、役所にとっても人材の損失だと思っています。地域発展に務められた人がこうして現場を去ることは寂しいことです。春は別れの季節ですが、所長からは「関係が切れる訳ではないので、これからもよろしくお願いします」と話してもらいました。むしろ自由に活動できることで関係が深まることを期待しています。