午前8時30分からはS社の朝礼に、午前9時15分からはB社の朝礼に参加させていただきました。年度末の月曜日は訓示や仕事をやり遂げることなどの周知がありますが、朝礼での挨拶を受け入れてくれたことに感謝しています。
S社の朝礼では和歌山県立医科大学の薬学部の設置に関しての取り組みについて、B社では場所によっては市街化調整区域を指定除外することも必要ではないだろうかという疑問を示しました。まちが動くことが活性化であり、動かせないまちづくりは可能性のあるまちとは言えません。受け入れてくれる企業に応じた挨拶を心掛けています。
TさんとYさんにご一緒してもらって訪問活動を行いました。半日以上かけて歩きましたが、お供してくれたTさんとYさんに深く感謝しています。「やるからには徹底して歩きましょう」とTさんが話してからスタートしました。
Tさんがおばあさんから昔教えてもらった言葉に「拳骨でももらう方が良い」というものがあるそうです。これは、拳骨でも全員にしなければ、誰かを飛ばしてしまうと、その人が「何故、私だけ飛ばされたのだろう」と不信に思い、拳骨を飛ばした相手を良く思わないということです。
同じ意味の言葉に「石ころでももらえば嬉しい」というものがあります。例え道端に転がっている石ころでも、もらうと嬉しいということです。石ころを一人だけもらえなければ、人はもらえなかったことに不満を持つものです。
訪問も知っているところを訪ねることが基本ですが、地元の場合は、拳骨であっても飛ばさないようにすることも必要です。そんな言葉から始まり充実した活動となりました。
途中、同級生のOさんの自宅がありました。共通の友人の話が出てきたので、同級生だったことに気付きました。不思議なご縁は続くもので、その隣のIさんを訪ねたところ、「片桐さんでしょう」と尋ねられたので聞いてみると、共通の会で毎回のようにご一緒にしている人でした。このようなご縁が続くと活動自体が楽しくなります。
また今日の訪問時に要望をいただきました。
- この地域を県道が通っていますが、狭いので拡幅して欲しいという依頼と共に、拡幅する場合、歩道を設置して欲しいという要望です。通学路でもある県道は生徒の安全確保が必要で、また拡幅に伴い家の近くまで車道が迫ることは危険です。道路拡幅に伴う課題と要望を受けました。時期を見ながら対応したいと考えています。
- 同じくこの県道でカーブしている場所があります。見通しが悪いことから危険性があり、この地点の拡幅に関しての要望がありました。併せてこのカーブは道幅が狭いため渋滞になる地域であり、改善について要望をいただきました。
続いてIさんの自宅を訪問したところ「わぁ、犬の人でしょう」と笑顔になってくれました。犬の人というのは平成15年の統一地方選挙で和歌山市議会議員立候補した時に作成したポスターの図案です。平成15年の時のポスターを覚えてくれていたのです。「片桐さんは犬と一緒のポスターの人ですよね」と質問をいただきました。「そうです。覚えてくれていてありがとうございます」と答えたように、一気に距離が縮まりました。ご縁というものは、出会える人には出会えるという不思議なものです。
和歌山市に拠点をおいてJリーグを目指しているサッカークラブがアルテリーヴォ和歌山です。そんなアルテリーヴォの選手の皆さんを応援する懇親会が開催されました。会場は570人の人で埋まり、和歌山市をJリーグのあるまちに、という強い思いが感じられました。会場はチームカラーの緑に染まりスタジアムで応援しているような感覚になりました。プロスポーツで和歌山市を元気にして欲しいと思っています。