活動報告・レポート
2015年3月29日(日)
訪問活動
写真展

午前9時から三田写真クラブ主催の写真展に行ってきました。今年で15回目を迎える写真展ですが、この展示会に向けて会員の皆さんは一年を通じて出展する作品作りに全力を尽くしています。

会員の皆さんと話をしていると、写真撮影も体力だと思うことがありました。知っている会員のMさんの作品が出展されていないのです。「今年はMさんの作品がありませんね」と尋ねたところ、「体力が低下しているので今回は撮影できていないようです」と答えてくれました。体力が低下すると撮影旅行に行けませんし、撮影するために必要な粘りが失われるそうです。普段の生活において、当たり前だと思うことが当たり前でないことに気付かされます。写真撮影は何時でもできると思っていますが、誰でもいつかそれができなくなる日が訪れるのです。

当たり前のことに感謝できる自分でありたいものです。全ては皆さんの支えによって現在が成り立っているので感謝の気持ちを持つ続けたいものです。

訪問活動

午前から雨天でしたが訪問活動を続けています。訪問した時の皆さんが笑顔で対応してくれることを嬉しく思っています。午前9時30分から午後12時30分まで、午後1時から午後4時まで、そして午後4時から午後6時までと時間を区切って、地元の皆さんと一緒に歩きました。日曜日にも関わらずご一緒してくれた皆さんに感謝しています。

クローバーの会

午後6時からはクローバーの会に出席しました。この会では自分の仕事や活動を発表する機会を与えてくれます。主催者から「地方自治体における金融政策について」をテーマとしていただきました。今回は和歌山県として取り組んでいる金融政策について説明を行いました。

前段、皆さんが関心を寄せている健康に関しての話として、平均寿命と健康寿命について説明しました。和歌山県の平均寿命も健康寿命も全国と比較して低い水準にあります。平均寿命が低いのは、和歌山県内に住む人の健康診断受診率が低いことも挙げられます。和歌山県内の市町村は健康診断受診料の一部負担を行っています。

これは健康診断を受けることで、癌などの早期発見と対応が可能になります。早期に発見できていれば命は助かったかも知れませんという意見を聞くことがあるように、健康診断受診率を高めることが癌などの早期発見につながります。

和歌山県内の中小企業で従業員さんに対して健康診断受診を慫慂しているところは少ないと思います。平均寿命も健康寿命も長くすることが行政の課題ですから、健康診断の受診や健康的な食生活についての話をしました。

続いて金融面での県内の中小企業支援について説明を行いました。困った時に必要とする融資を受けられないという意見がたくさんありますから、和歌山県経済のためにも対応が必要だと考えています。

ところで前回のクローバーの会で僕が説明した内容は、県内総生産と県内総預金高についてでした。和歌山県内に経済効果をもたらせることを優先させるのであれば、事業用の用地はあります。企業化の皆さんからは、金融機関からの融資制度の貸付基準の緩和、将来的な利用方法について話を伺っていますから対応の可否を検討してみます。

お悔やみ

午後9時過ぎから午後10時過ぎまで通夜式に伺いました。午後7時からの通夜式には間に合いませんでしたが、ご家族の皆さんにお悔やみを伝えることができました。写真は笑顔ですが、ご遺体のお顔を見るとやはり眠っているような年齢に達していると感じました。

小学校低学年の頃、Mさんが運転するコンクリートミキサー車に乗せてもらいました。子どもにとって大型車は憧れの対象ですから、乗せてもらえることを楽しみにしてMさんの自宅を訪ねたものです。懐かしい思い出が蘇えり、幼い日の出来事達を思い出すことができました。

またお世話になっていた医師もお悔やみに来てくれたそうです。その医師は「Mさんの分まで(ビールを)飲んでくるからな」という言葉を残して立ち去ったようです。嬉しい激励の言葉を嬉しく思っています。現在のお悔やみの式は、悲しむよりも喜ぶことが供養になるようです。「お前の分まで飲んでくるから、待っておいて」と言い残してこの場を去った医師がいますが、強い信頼関係で結ばれていたと思います。

楽しい思い出を残して旅立ってくれたことに深く感謝申し上げます。