ふれあいベントで紀の川市貴志川町までイチゴ狩りに行ってきました。ただ後援会活動中のため挨拶だけをして和歌山市に引き返すことになりました。昨年までは参加していただけに残念ですが、今回は挨拶で失礼させてもらいました。挨拶の主旨は次の通りです。
おはようございます。日頃から後援会活動に協力いただいていることに深く感謝申し上げます。休日や休暇を取りながらのご支援に心から感謝しています。ご家族の皆様方には、仕事で忙しい中に加えてお手伝いをしてもらっていることをお伝えし、この場を借りてご家族の皆様にもお礼申し上げます。ありがとうございます。
さて貴志川町でのイチゴ狩りは昨年に続いての開催となりました。和歌山県は果実王国ですから、今日もイチゴ摘みと甘いイチゴを食べて楽しむことができると思います。私は残念ながらこの後、引き返すことになりますが、是非とも楽しんで下さい。
私たちを取り巻く環境は厳しさが続いていますが、持ち場を守ることで打破できると思います。国政や地方の政治に対して、私達の意見を伝えることで問題は打開できると思います。
自分達の意見を主張してくれる人を送り出すことで思いを実現させることができるのです。政治に参加するということは、自分達の思いを現実のモノにできる力を得るという事です。地方から意見を主張していくためにも皆さんの力をお借りさせて下さい。後援会活動はあと少しの期間ですから、何卒、よろしくお願いいたします。今日は半日ですが、楽しんで下さい。
イチゴ狩りが紀の川市貴志川町だったことから、貴志川町内の5人の方を訪ねました。貴志川町から和歌山市に向かって支援してくれている方々で、遠くからのご支援に感謝の気持ちを伝えました。「和歌山県だから関係がありますし、和歌山市が元気になってくれないと困るから」と励ましてくれました。皆さんのご支援が力に変わって行きます。深く感謝しています。
その後、和歌山市内に戻り皆さんのところを訪問させていただきました。約20人の方と会うことができ、最近の情勢に関して話を聞かせてもらいました。ご一緒してくれた皆さん、訪問を歓迎してくれた皆さんに感謝しています。
日本刀をコレクションしている皆さんの会合に参加させてもらいました。本物の日本刀に触れるのは初めてのことでしたが、研ぎ澄まされた表面、薄い刃、手応えのある重み、芸術のような曲線、そして歴史を乗り越えて存在している輝きがありました。
日本刀で現存しているのは直接、使用していない刀だそうです。刀同士で戦うと、硬いもの同士ですから刃こぼれが生じ、美しい姿では残っていないようです。
そして日本刀に関して知識を授けてくれました。作者の氏名が記されていること。名人の作成した刀は価値が高いこと。輝きを保ち続けるためには油を塗るなど手入れが必要なこと。作者の心を込めた技術の輝きとその後の所有者の手入れと保管によって刀は輝き続けているのです。手入れをしなければ錆が発生し価値が低下するため、輝き続けることはできないのです。輝き続けるためには多くの人の支援が必要なのです。刀と同じように、人も手入れを怠ならいなようしたいものです。歴史を超えて輝き続ける刀は、人の心という命が込められています。
田端先生の書道展に行って来ました。田端先生の生徒さんの書道作品を見て気付いたことがあります。自由で伸び伸びとした作品に仕上がっているのです。型にはめて同じような上手と言われるような作品を並べるのではなくて、自由な文字が並んでいます。
イメージは、明るくて伸び伸びと表現できる作品となります。小学生の作品は文字が大きくて元気を感じます。紙をいっぱいに使って飛び出すような感じがあります。
大人の作品も好きな言葉を自分の文字で描いています。知っている作者の作品を眺めていると、文字に性格が色濃く反映されていることが分かります。
しかし生徒さんが自由に書いているのかと思っていたら、先生から指導が入っているようです。展示されている作品は何度も書き直したものとなっています。ある生徒さんは「もうこの程度で良いかと思って展示したところ、周囲の作品と比較して、もっと練習して書き直したら良かったと思いました」と話してくれたように、自分ひとりの時は思わないのですが、作品展に出展するのであれば他の人の作品とのバランスが大切になりますから、妥協をしているとバランスが崩れるのです。みんな頑張っている中にそうでない作品があるとしたら、やはり分かるのです。
生徒さんの一人は「そうならないためにも、次回はしっかりと練習をしたい」と話してくれました。このような体験を繰り返して上達していくのです。
劇団ゼロのミュージカルに行ってきました。劇団ゼロは和歌山市を代表する劇団で、和歌山市内ではシェークスピアの劇団として人気は確立されています。迫力のある舞台を楽しませてもらいました。演劇の練習をした経験のある人が、「練習は午後1時から7時位までやっていました。発声するために腹筋や大きな声の出す訓練をするのですが、体力が必要なのでなかなか続かない」と話してくれました。舞台に立つことは簡単にできるようでも、実際は誰にでもできないのです。勿論、舞台はマイクを使用しないで、地声で舞台の出演者の皆さんと真剣に戦っています。劇団員が練習をしっかりとやり遂げて舞台出演する必要があります。劇団員が練習を怠けていたら現在の実力がでてしまうのです。だから練習を続けるか脱退するかの選択になります。実力を磨いて生き残ってきた皆さんだけが、目指してきた舞台に立つことができているのです。
そんな困難なことを劇団ゼロはやっているのです。和歌山市民の一人として劇団ゼロを応援しています。
父親が亡くなってから初めてのお彼岸を迎えています。夕方にお墓に立って現状報告をいたしました。静かにお墓の前でいると、父親と会話をしているような不思議な感覚になりました。静けさの中、声にならない声が出ているのです。心の中で会話をしているような透き通った心での会話を楽しみました。
お墓の水垢のような汚れを落とし、お墓に向かってお礼を申し上げてこの場を立ち去りました。静かな落ち着いた心になりました。感謝の気持ちで満たされました。