和歌山市内の会社の朝礼に参加させてもらいました。日頃からお付合いをさせてもらっている会社なので朝礼への参加を歓迎してくました。新社屋の竣工を控えて発展している様子が伺えます。伸び行く会社の特徴は、挨拶をしてくれること、元気で笑顔があること、そしてお客さんへの感謝の気持ちを持っていることなどがあります。ここではこれらの特徴を備えているので気持ち良い朝になりました。
お店を始めてから26年と5ヶ月が経過しているMさんは、平成27年3月末でお店を閉めることになりました。地域の交流拠点としての役割を果してきただけに残念ですが、時代の流れと高年齢化によるものが理由となります。
時代の流れとは、一箇所で全てを購入できるスーパーやアウトレットのような形態が消費者の要望に合っていることから単一商品を扱っている店舗の需要は小さくなっているのです。
また高齢化とは経営しているのはご夫婦であり、26年5ヶ月の経過という年は共に年齢を重ねていることを示しています。経営しているご夫婦が高齢化していることからお店の運営は体力的には厳しくなってきたようです。
尤も経営者は、「お客さんが来てくれなくなると寂しくなります」と話してくれたように地域の発展には関係して発展を見届けたいという希望をいただきました。
閉店するに際して、お店を訪問した私達に最後まで心配りをしてくれました。26年5ヶ月に及ぶ年月をお客さんのために、そして地域社会のために尽くしてくれたことに感謝しています。
同じく和歌山市内の飲食店を訪問しました。初対面でしたが気に入ってくれたようで、持参したチラシを店舗内の冷蔵庫に貼ってくれました。「応援したくなる人を待っていたので、今日、片桐さんが来てくれたので、応援することに決めました」と嬉しい言葉を受け取りました。
また「県議会は馴染みがない人が多くいですよ」と話してくれたように、身近に感じていない人が多くいます。身近に感じてもらえる活動やホームページなどを作成しているのですが、なかなか違いに気付いてくれないのです。情報発信できるように活動の強化に取り組みます。
「ポスターも持っておいで」と話してくれたので要望に対応する予定です。
「私の会社は年商6億円程度の小さな会社ですから遊んでいる社員はいませんよ」という話から会話が始まりました。営業でも現場でも、どちらも出来ることが小さな規模の会社で求められる能力です。できない人を採用する余裕はありませんから、与えられる仕事の量は相当あるようです。それでも不満を言わないで働いてくれる社員への感謝の気持ちが伝わってきました。
地元で商いをしている小さな会社は資金力もそうですが、大きな仕事を取った経験が少ないので、大規模な会社と競争して勝つことは難しいことだと話してくれました。
入札条件に「○○○万円(相当規模の一定規模以上の金額)の請負業務をした経験を有すること」と明記されてしまうと、大きな仕事を経験したことのない会社は入札に参加することすらできないのです。
そして大きな請負金額の仕事の経験が積めないことから、将来的にも行政が実施するこのような条件付の入札に参加することができなくなります。経験を積めないことで入札に参加できないのであれば、民間事業者との間で大きな仕事の経験を積めない規模の仕事をしていては、県庁や市役所の仕事を入札で得ることは難しいことになります。
入札条件は参加資格条件の規制を最小限に留め、広く応募できるようにすべきだと思います。和歌山県のような規模の地方都市において、仕事の規模や一定金額以上の仕事を受けた経験を入札条件に入れられると地元事業者は入札に参加することはできなくなります。
和歌山県内で税金を支払っている事業者ですから、公平性の観点から参加資格を難しくする必要性は感じません。
このような応募資格に関する規制の厳しい入札のあり方について話し合いを行いました。他都市の事例調査も踏まえて対応したいと考えています。