活動報告・レポート
2015年3月11日(水)
職場訪問2
職場訪問1

今朝も職場訪問を行いました。最初の職場訪問は午前8時過ぎからで、皆さんと話を交わしながら職場を駆け抜けました。「頑張って」、「応援しています」などの言葉を掛けていただき、温かい気持ちで次に向かうことができました。とても素晴らしい仲間に感謝しています。

職場訪問2

二箇所目の職場訪問を行いました。主催者から「事前に伝えたいことがあります」と聞いていたため、少し早い時間に事務局を伺いました。

「現在、私達の職場は大変忙しい職場環境にあり、皆さんに応援を依頼しても、その意義が分からないといいう意見が出されました。政治に関ることに意味を感じていない方が多いので、片桐さんから直接、思いを訴え下さい。熱い思いを訴えて、皆さんを行動につなげて欲しいのです」と話を伺いました。主催者の真剣な表情は「昨日の事前準備はとても大変だったのだろう」と感じるには十分過ぎるほどでした。

「分かりました」とだけ伝えて職場を訪問しました。二箇所のフロアがあり二箇所で演説を行いましたが、暫く仕事を休めて私の方を向き真剣な表情で話を聞いてくれました。

おはようございます。仕事の大切な時間を、私の話に割いてもらっていることに感謝申し上げます。折角、訪問させてもらっているので、暫くの時間、話を聞いて欲しいと思います。

この職場が大変お忙しいことは承知しています。社会に貢献するため自分の仕事を確実にしっかりとやり遂げていることに敬意を表します。皆さんからの支援をいただき、私も4年前に県議会二期目に送り出してもらいました。この4年間、多くの皆さんからいただいた意見や思いを県政に発信してきました。この職場の皆さんが期待していることを取り上げ、最初に意見を伝えました。関西経済、中でも和歌山県経済を取り巻く環境は厳しい中、地元企業が苦しんでいるエネルギーのコストを下げることを議会で話し合い、意見書として国と事業者に和歌山県議会として依頼をしています。二期目の議席をいただいてから直ぐの取り組みでした。皆さんの意見を県政に持ち込み県議会の意思として取り扱うことができました。

そして先週で終えた二期目最後の議会においても、知事と話し合いの機会を得て、そこから私達を取り巻く厳しい環境、それでも今の社会を支えている私達の仕事を理解してくれていることを確認いたしました。しっかりとした信頼関係を築くことで、私達の思いや意見を県政に持ち込むことができるのです。

厳しいからと言って何の行動も起こさなければ事態は深刻さを増して行きます。厳しい時にこそ政治の場が必要となってきます。組織内で解決できない問題の中で国や県政に求めるものを、議員は直接訴えることができるのです。国の取り決めだからと言って何もできないと思うことは間違いです。県政は私達の仕事に関係ないと思うことも間違いです。

仕事を通じて社会の発展と自己実現を実現させることは素晴らしいことですが、現実社会は自分の仕事をしているだけで向上するようなしくみになっていません。民主主義は民意で選ばれた議員を通じて意見提言を行い、民意を形成していくしくみになっています。私達が感じている不満や提言して欲しい課題があれば、議員を通じて議会に訴えることが絶対に必要となります。皆さんの思い、そして私達が感じている思いを議会に届けることが議員の役割です。ですから自分達の思いを伝える代表者として議員を送り出して欲しいのです。同じ価値観を持ち合わせているから議会で私達の思いを訴えることができるのです。同じ価値観を持ち合わせていない議員に課題解決を依頼しても、決して理解して行動してくれることはありせん。

自分達が置かれている環境を理解し、その思いを議会に届けて実現に向かわせることが議員の仕事です。他の誰かが私達の置かれた職場環境を理解してくれることはありませんし、私達の思いを意見として提言してくれることもありません。厳しい環境にあるのに、その上まだ組織活動をすることに不満に感じる時こそ、やはり自ら行動して欲しいと思いのです。この世の中は自ら行動を起こさない限りは、自分が思う欲しいものを手に入れることはできないのです。思いを実現させることはできないのです。社会を支えるために自分の仕事をするだけではなくて、社会を自分たちの思いを実現させるよう変えていくために政治の力は必要なのです。

是非とも、皆さんの力をお借りして私達の思いを県政に届けること、そして私達の思いを実現させる議員を誕生させて欲しいのです。これから迎える4年は、今、私達の周囲で議論されている課題を解決させる時期となります。国で議論を交わしているから地方は関係ないと思っているようなら、私達の和歌山県は変わりません。何故なら私達の思いを託している議員がいることで、私達の思いを実現させることが可能になるのです。

これから迎えようとする厳しい4年間に立ち向かうためにも皆さんの力をお借りして、三度議会へと送り出してもらうことを心からお願いして挨拶といたします。ありがとうございました。

以上の主旨の挨拶をさせていただきました。演説終了後、主催者と話をしたところ「思いを言葉で表してくれました。職場の皆さんに思いは伝わったと思います。実は明日、職場で決起集会を予定しています。決起集会の前に、議員から皆さんに直接訴えて欲しかったのです。今日の話で気持ちが引き締まりました」と話してくれました。

今日の演説は渾身の演説になったと感じています。風向きが変わる時がありますが、心の風向きは確実に追い風へと変わったことを感じています。南風のような温かい空気を感じながら心は天高く舞い上がりました。今日のこの演説がターニングポイントになっていると心で感じています。

気持ちを伝えてくれた主催者のNさん。職場で話を聞いてくれた皆さんに心から感謝しています。心は熱くなり、この場から飛び立つことができました。昂ぶる心を自分で感じながらやる気が満ちてきています。

集会

午後12時30分から和歌山市内の会社訪問を行い、集まってくれた皆さんに議会報告をさせてもらいました。4年前にもこの職場で演説会をさせてもらいましたが、4年前の澄み切った気持ちと同じように、県政三期目に賭ける気持ちを訴えることができました。

訪問活動

午後から訪問活動を実施しました。冷たい風が吹く中でしたが、本当に温かく迎えてくれたことに感謝しています。最後あたりに訪問したお宅は、私の中学校時代までの同級生の息子さんが世帯主になっていました。「こんなことがあるんだ」と不思議なご縁をいただきました。

理事会

和歌山ゴールドライオンズクラブ理事会に出席しました。アースディの事業内容や例会場所の確保、新年度の役員体制を決めていくなどの話し合いを行いました。また新会長予定者から、新年度の行事計画案が示されました。期待できる行事になっていますから、実行できることを楽しみにしています。