写真と絵画のコラボ展に行って来ました。今回が第4回目となるものですが、つい先日が初回開催日だったように感じますから時の流れは早いものです。毎年この時期に開催されているコラボ展に向かって会員の皆さんは作品作りに励んでいます。目指すべき展示会があることで作品作りに気持ちが入りますし、期限があるから頑張れるのです。目指すべきものや期限の設定がなければ、良い作品を生み出すことはできません。
会場で一緒になった一人の会員の方は「もう来年の作品のイメージは出来上がっています。テーマを持って物事を見ていますから、次に取り上げたいものとテーマは決めています」と話してくれました。常に先を見て行動していることで、良い作品を送り出せていることを感じました。展覧会に出展できる作品を毎年作り出すことは大変な作業ですが、来場者に見てもらえることでやりがいや達成感を感じることだと思います。
現在開催中のコラボ展ですが、もう会員の皆さんの取り組みは来年を見据えています。現在の自分を楽しみ、心に描いている未来を今から楽しむ。それが大事なことだと感じました。どんな場面においても学ぶ姿勢があれば学びがある、そう思いました。
コラボ展に引き続いてお茶の席に行ってきました。展示会場にお茶の席が設けられているので、そこでお茶を楽しみました。お茶をいただく時は心がすっきりしていますし、他のことを考えないので、今この時を楽しめます。茶人との対話と自分の心を楽しむことができるのがお茶の心だと思います。作法があるものは、心を他に飛ばしていているようでは集中できませんから上手く行きません。この場に集中すること、この時を楽しむことが作法のある道の素晴らしさだと思います。茶道はこの場に集中させてくれ、楽しみに変えてくれます。今を楽しむことができる茶道は、文字をつなぎ続けている文章の間に句読点をつけるような役割を果してくれているように思います。
日本人としての礼儀を再確認するためにも茶道の精神を学んでおきたいものです。
民間の車検会社を訪問しました。ここで社長と懇談させていただき、その中で車検のことを教えてもらいました。フランチャイズで車検を全国展開している会社がありますが、そこに加わり本部から指導を受けると学ぶことが多いと聞かせてもらいました。
会社にとって電話応対の大切さは誰でも知っていることですが、どうすればお客さんに好感を持ってもらえるかが分からないところです。お客さんの性格や気分によって感じ方は違うと思いますが、電話の応対はお客さんから「この電話の相手に会いたいな」と思わせることが一流の仕事だと聞かせてもらいました。
電話応対は顔が見えませんから、声だけで相手に「会いたい」と思ってもらうことが大切です。お客さんが「この人に会いたい」と思ってくれるなら、きっと契約はいただけますしリピーターにもなってくれると思います。
また定期的に本部からサービスレベルをチェックする担当の人が来て、仕事のやり方や仕事の工程、サービスレベルなどをチェックするそうです。前回に本部からチェックを受けた時、「昨年のチェック表がそのまま使えますね」と指導を受けたのです。つまり現在の仕事のレベルが昨年の仕事レベルと変わっていないから昨年と同じ報告書が使えますとう皮肉だったのです。昨年の調査結果をコピーして今年の報告として使えるほど改善されていない会社ですから、このままでは危険だとの評判が流れてきました。
昨年のレポートをコピーして、今年の分として使える程度の会社であれば将来性は感じられません。「今年こそは得点を得られ、本部から評価されるような仕事をしたいと思っています」と社長が話してくれました。意識が変わると仕事の内容も変わります。