活動報告・レポート
2015年3月2日(月)
朝立ち
朝立ち

午前7時30分から朝立ちを行いました。最初は二人で立っていたのですが途中から仲間が加わってくれて7人で午後8時40分まで立って、出勤途上の皆さんに挨拶をさせてもらいました。皆さんから「おはようございます。応援しています」、「頑張って下さい」などの挨拶を頂戴し、元気の源となりました。反応してもらえることが頑張れる力になりますから、どんどん反応して欲しいと思います。出社途上の朝には元気な姿が似合います。

ある人から「伸びている会社は挨拶ができること。元気なこと」だという話を聞かせてもらいました。お客さんに大きな声で挨拶をしていること、お客さんに元気な会社だと感じてもらえる空気があること、などが伸びている会社の特徴です。

私達の挨拶も、相手に元気を持ってもらえる挨拶にしたいと思います。元気は伝播していきますから自分から発信したいものです。

わらび餅

和歌山県産のわらび餅を製造している方と会いました。製品名は「紀州のわらび餅」となっているように、和歌山市内で製造しているわらび餅です。

オーナーは会社勤めをしていて定年になった後、自由な時間が増えたので好きなことをしていました。ところが好きなことをしているとそれが楽しくなくなっていき、自由で楽しかった時間を持て余すようになりました。退屈で仕方なという時間が増えたことから、「もう一度、何かに挑戦したい」と思い、66歳の時からわらび餅の製造に着手しました。食品に関しては素人ですが、食べた人から美味しいと思ってもらえる製品にしたいと試行錯誤を繰り返し、「紀州のわらび餅」が完成しました。最初に製造を開始してから2年後、初めて店頭に並べることができました。

そこから改良を加えていき、実に8年の歳月が流れました。66歳から始めたわらび餅作りは74歳の時にお客さんに美味しいと言ってもらえる製品として販売することになったのです。最近感じていることは「仕事ができることの幸せ」であり、「人に喜んでもらえる仕事ができていることを幸せ」だということです。仕事があることで人は幸せを感じます。何もすることがない時間をたくさん持っていても幸せだと感じませんが、仕事でやることがある時間が多いほど、達成感という幸せを感じられるのです。

仕事で隙間の時間がない程の、いっぱい詰まった時間を過ごしていることが幸せだと感じられるのです。わらび餅作りは、研究と開発から商品化、そして店頭に並べてもらうまで相当の時間を要しています。確実に店頭に並ぶかどうか分からない中で商品開発を続けてきました。

今では和歌山市内のスーパーに並んでいますし、春からは一部のサービスエリアの店頭にも並ぶことになります。

スーパーに商品を置いてもらうまでの長い工程を聞かせてもらいました。スーパーのバイヤーに依頼し、会うと返答を貰うまでには数ヶ月必要とされています。そこから商品説明を行い、役員の試食会など経てスーパー社内の決裁を取ることになります。半年程度の期間を経て店頭に商品が並ぶことになります。

スーパーの店頭に商品を並べてもらうまでの苦労を聞くことができました。製造元は和歌山県産の製品を並べてもらうための取り組みをしていますから、行政機関は地元産品を販売できるルートを太くして側面支援をして欲しいと思います。

オーナーの熱の入った話を聞かせてもらい、私からは県政に関する話題提供を行いました。地元の製品を売り出すことが地域活性化になります。

訪問活動
  • 紹介を受けたそば屋さんに行きました。昼食時間に店内に入ったところ、話を通してくれていました。
  • 地元産業と大手小売店を結びつけて、和歌山県の活性化につなげようとしている経営者と会いました。それぞれのお店が実施しているサービスや買い物代金の還元を、地域内の店舗が協力して実施したいと話してくれました。時間を要する取り組みですが地域活性化につなげられるようしたいと考えています。