活動報告・レポート
2015年2月23日(月)
県議会
県議会
県議会

平成27年2月県議会定例会が開催されています。本日は一般質問の二日目を迎えました。今季で引退する先輩議員は、「当局から提案された議案に対して議員は賛否を議論するだけで良いのだろうか」という疑問を持ちながら議員活動をしていたと話していました。議案の審議と賛否の意思表示は大切なことですが、私も先輩議員と同様にそれだけでは足りないと思います。県政の課題に関しては主体的に取り組む姿勢が必要だと考えています。例えば企業立地を当局に任せて自らは行動しないのではなくて、自ら企業立地活動を行い当局と連携しながら和歌山県に進出してもらうことや、観光行政に関しても当局の活動の問題を指摘するだけではなくて自分も観光政策に関係する姿勢を持つことは議員として大事なことです。

以前、先輩議員が地元に野球ができるグラウンドと体育館の建設を要望して実現させていますが、それらの施設が今年開催される紀の国わかやま国体の舞台になることが決定しています。県政の課題を解決しそれが脚光を浴びるまでには長い時間を要します。議員活動をしていると、行政課題の解決には時間が必要なのですが一般的に民間企業のスピード感を求められています。そのためスピード感に欠けるという意見もいただきますが、民主主義ルールに基づくとスピード感は乏しくなるので、忘れた頃に施設は完成し実用化が図られるということになります。

でも県議会で提言したことが実現することは喜びであり、皆さんの期待に応えられたという満足感が生じます。先輩議員は、長い間議員を続けてきたことで県政の課題に関れたことへの感謝の気持ちを伝えてくれました。後に続く者として、これまでと同じように議案の審議と共に自ら行動する議員でありたいと思います。長い間、本当にご苦労様でした。

未来を感じる道場

昨日のグラディエーター80の主催者である創道塾を訪ねました。道場を訪ねたところ館主が練習生の練習を見守っていました。和歌山市で総合格闘技が開催されたことは理解を深めるための第一歩であり、これからスポーツである総合格闘技を通じて地域の盛り上げを図りたいと考えています。館主からは「とても素晴らしい挨拶をしていただきありがとうございました」とお礼の言葉をいただきました。この「ありがとう」の言葉があるから頑張れるのです。

道場では未来の和歌山市を背負ってくれる子ども達が練習を続けていました。ここにも未来を感じる活動がありました。

依頼事項

依頼されていたいくつかの課題が解決できました。依頼者に報告したところ大変喜んでくれました。行政が関係する課題は関係部局との調整やこれまでの事例、予算が伴うものは予算化の必要があり、実現するまでに時間を要します。スピード感に欠ける傾向にありますが、実現させた時に依頼者に報告できることが嬉しいことです。今回のように依頼者が喜んでくれると達成感を感じます。逆に依頼者が出来て当たり前だと思っていることや、忘れていることもあり、そんな場合はやりがいを感じられなくなります。同じ成果であっても依頼者の反応によって感じ方が違ってくるのです。

是非とも、喜びの態度を見せてくれると嬉しいと思います。

その他
  • 事務所開きの打ち合わせを行いました。今回の事務所開きは3月1日、日曜日の午前10時から行います。事務所として準備を進めていますから、皆さんのお越しをお待ちしています。
  • 知人の事務所を訪ねたところ「片桐さん??」と尋ねてくれました。地元でお世話になっている方の子どもさんでした。今日のご縁に感謝しています。